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「ヌルフフフ……また始めてしまいましたか、バトルロワイアル。
9回も潰されているにも関わらず、またまた開催ですか。懲りないですねぇ」

TCBR9期後半に颯爽と現れ、単身でバトルロワイアルを潰そうとしていた例の未確認生命体が、空に浮かぶ巨大な戦艦の手入れをしていた。


「それにしてもあれだけ騒いでいてまだ一時間しか経っていないのですか?
時の経つのは遅いものですねぇ。ヌルフフフフフ。」


未確認生命体こと、椚ヶ丘中学校3年E組担任、殺せんせーは、手入れを終えた戦艦の上で、先週生徒達に出した宿題の採点をしていた。


「これが終わったら早速行動を開始しましょうか。
え? 『まだ連載4話目なのに参戦が速すぎるんじゃないのか』って?
心配ないのです。何せ私はマッハ20で移動できます。
だから参戦スピードもマッハ20並みなのですよ。分かりましたね?」

軽く、違う次元の誰かに話しかけたところで、いつも通り空中を音速で移動しようとした殺せんせー。だったが。


「貴様は私の戦艦の上で一体何をやっているのかね」

「にゅやッ」


飛び立とうとした瞬間、後ろから仮面の男に話しかけられ、びっくりして転倒してしまう殺せんせーであった。

その後、
仮面の男とタコ頭の教師は、戦艦の一室で向かい合っていた。

「私は、ネオ・アトランティス帝国首領、ガーゴイル。
人間全員を私達の下僕に"戻す"べくこのニッポンとやらにやってきた者だ。
なにせブルーウォー……いや、私達の目当てのものもそこにあるようだったのでね」

「私は殺せんせーと申します。
まあこれは私の教え子が付けてくれた仮の名ですがね」

「未確認生命体か。アトランティス人以外にこの様な生物がいたとは思わなかったよ」

「それにしても、人間を下僕に戻すとはまたブっとんだ事を考えましたね。
人間にあるまじき行為と言っても遜色がないですよこれは。
とりあえずあなたにも教育が必要ですかね? ガーゴイル君」

殺せんせーは、普段にやついている顔をさらににやつかせる。
と同時に顔色も黄と緑のしましまになった。

「気安く呼ぶな。 それに私は人間ではない。
とりあえず、その顔はやめてくれないか?
緑と黄色の縞模様にそのにやついた笑顔はまさに目に余るのだがね?」

「ああ、これですか。
じつは私、人をナメている時はこんな顔になってしまうんですよ。」

「……そうか、ならば――」




「その身を以て、私がどういう者であるかを知るがいい」

ガーゴイルは不思議な形の銃を持ち、殺せんせーに向かって――撃った。


「遅いですね」

しかし、避けられた。

彼はマッハ20で移動できるのだから、仕方ないのだが。


「うっ」

そして、近くにいたネオアトラン兵士が巻き添えを食い、死んだ。


「……なかなかやる」

「それほどでもありませんよ。
あなたの持つその銃も、なかなかいいものではありますね。ガーゴイル君」

殺せんせーはやや驚いているだろうガーゴイルを見ながらにやついている。
ガーゴイルは、ただ殺せんせーを珍しいものを見るかのように見据えていた。






「私はバトルロワイアルが開始された四日後に、これを開催した主催者を爆ろうと思います。
あなたはそれまで私の生徒になりなさい。
あなたには教えなければいけない事がまだまだ沢山ありそうですからねェ。
あ、私がいる時には、いつでも殺しにきていいですよ。
……まあ、殺せればの話ですが」

「……」

「それでは」


謎の生物殺せんせーは、なぜか勝手に話を進めた後、ガーゴイルの戦艦の中を勝手に進んでいった。
当のガーゴイルは、その異形の教師をただ見ているだけであった。


「……面白い」

【一日目・1時32分/千葉県上空・戦艦内】

【殺せんせー@暗殺教室】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:バトルロワイアルを爆る(潰す)
1:しばらくガーゴイルの担任になる
2:タイムリミットはあと四日ですよ

【ガーゴイル@ふしぎの海のナディア】
【状態】健康
【装備】仮面
【道具】支給品一式、アニメ7話に登場した銃@ふしぎの海のナディア
【思考】
基本:人間を全員下僕に
1:殺せんせーの解析
2:死体の処理
3:ブルーウォーターを手に入れる
4:ネモとノーチラス号の抹殺
5:殺せんせーを殺す


【ネオアトラン兵士@ふしぎの海のナディア 死亡】
死因:流れ弾に被弾
最終更新:2012年07月26日 02:35