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 碇ゲンドウは、上機嫌で宣伝を続けていた。
後ろで渚カヲルが少し引いていることなど、まったく気付いていない。

「君も最高のリフレッシュを体験しよう!」

何度この言葉を繰り返したことか。
だが、彼が飽きる様子はない。
むしろ口にすればするほど、心が高揚するのを感じていた。
彼は今、Schickの魅力に取り付かれていたのだ。

「……なるほど、これは素晴らしいですな」
「!!」

 振り向くと、着物を着た中年男性が座り込んでいた。
その手にはSchickの髭剃りが。
いつの間に。愕然とするゲンドウ。

「私もいままで、多くの髭剃りを使ってきました。
しかし、これは…。…なんと申せばいいのか」

言葉に詰まる中年男性。
初めは警戒していたゲンドウだったが、彼の様子を見て何かを感じたのだろう。
警戒を解いて、にこやかに話しかける。
その笑顔は、見るものを安心させるものだった。

「最高のリフレッシュ…だろう?」
「……ああ、なるほど。」

彼らは笑顔を浮かべていた。
そして、握手を交わした。

「行きましょうか」
「……ああ。」

 彼らは歩き始める。
最高のリフレッシュを、皆に伝えるために。

【一日目・5時20分/日本・第三新東京市】
【のび太のパパ@ドラえもん
【状態】健康、ヒゲがない
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
1:Schick製品を宣伝する

【碇ゲンドウ@Schick×エヴァキャンペーン】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】Schickの髭剃り関連グッズ一式
【思考】
 1:Schick製品を宣伝する

 渚カヲルは、目の前で繰り広げられた光景に、涙を流していた。
髭剃り一個で、人はつながることが出来る。
そのことが、うれしくて仕方が無かった。

「………僕も行こう」

彼は歩き出す。音楽を愛する、同士を見つけるために。

【一日目・5時22分/日本・第三新東京市】
【渚カヲル@新世紀エヴァンゲリオン】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、ピアノ
【思考】
1:音楽を愛する「同士」を探す
最終更新:2013年01月14日 20:55