日本橋の路上。
サウザンド・アイズ・サクリファイスと格闘していたディオ・ブランドーにはそろそろ限界が来ていた。
「目の中に指を入れて……げふっ」
どうにか千の目をつぶし終えたと思ったら、
突如現れたタブンネさんのいやしのねがいによって回復してしまった。
もう一度どうにか千の目をつぶし終えたと思ったら、
今度は突如現れたサマルトリアの王子がせかいじゅのは×2で全て回復させていった。
三度目の正直とばかりに千の目をつぶしたものの、
通りすがりのデュエリストが死者蘇生を使ってきたので正直泣きたくなった。
ひんしのタブンネと王子とデュエリストは怒りのままになぐり殺してやったが、
もうなんというか帰りたい。
【タブンネ@ポケットモンスター 死亡確認】
【サマルトリアの王子@DQ2 死亡確認】
【リシド@遊戯王 死亡確認】
「ええい、ともあれ四度目をやればいいだけの話ッ! 目の中に……指をーッ」
「おいおっさん、なにやってるんだ?」
「熱斗くん、おっさんは失礼だよ。この人はただホリが深いだけだよ」
「ンん? 貴様ら何者だ!」
そんなディオに声をかけてきたのは年端もいかない陽気な少年だった。
ネットバトルのできる小学生、光熱斗。PETの中のロックマンが相棒だ。
「どうやらこの人はあの怪物に苦戦してるみたいだよ、熱斗くん」
「そうなのか?」
「ん……ああ、そうだ。何度も目を攻撃したのだが、千個はさすがに多くてな」
「そういうことなら――熱斗くん!」
「ああ、ロックマン! ちょと待っててねおじさん!」
「おじさん……ちょっと待て! このディオ・ブランドーをオジサンだとッ!?」
数テンポ遅れてディオがツッコミを入れたときにはもう熱斗は近くのカラオケボックスに入っていた。
しばらく待っていると、プレイルームからミラーボールを取ってきた。
「これをプリズムの代わりにして……と。
丁度ここの死体のデイパックの中に手榴弾があるから、コレをフォレストボムとして」
「何をやってるんだ?」
「プリズムコンボさ」
「?」
ディオが首を傾げるあいだに、
熱斗はミラーボールをサウザンド・アイズ・サクリファイスの目の前に置いた。
離れてよーとディオを促したあと、手榴弾をそのミラーボールめがけて投げる。
▽するとふしぎなことがおこった!
バババババババババババババババババババババババババババババババババババ!
バババババババババババババババババババババババババババババババババババ!
バババババババババババババババババババババババババババババババババババ!
【サウザンド・アイズ・サクリファイス@遊戯王OCG 死亡確認】
「な……!」
ディオは驚愕する。ただミラーボールに爆弾を投げただけのはずなのに、
何かしらの∞ループが発生し、爆発が相手を消し去るまで繰り返されたのだ。
熱斗によればこれがプリズムコンボである。
強すぎてクソゲーになるのでネットバトルでは普段は使わないらしい。
「現実で使ってみたのは初めてだったけど案外うまくいくな! ロックマン!」
「そうだね熱斗くん! この調子でバリアブルソードとかも試してみたいね」
「こ、こんな理不尽な技が他にも……? き、貴様……ッ」
「ん?」
「貴様ッ! このディオ・ブランドーにそのネットバトルとやらを教えろ!」
「え? いいけど」
そういうわけでディオは日本橋のカラオケ屋に入ってネットバトルを極めることにした。
【一日目・6時00分/日本・日本橋】
【光熱斗@ロックマンエグゼ】
【状態】健康、激しい怒り
【装備】自分のPET(ロックマン入り)
【道具】支給品一式×2、大山デカオ@ロックマンエグゼ、大山デカオ@ロックマンエグゼ2、仙豆
デカオ(ロックマンエグゼ3)が作ったおべんとう、チップトレーダー@ロックマンエグゼ、大量のガッツマンのチップとバグのかけら
【思考】基本:野田総理にネットバトルを挑んで勝つ!
1:プリズムとフォレストボムのチップを探す
2:その為に色んな人にネットバトルを挑む
3:ディオさんにネットバトルを教えよう
【ロックマン@ロックマンエグゼ】
【状態】HP満タン
【装備】ロックバスター
【道具】なし
【思考】基本;熱斗をサポートする
1:野田総理がネットバトルを受けてくれるか、心配。
2:ディオさんって何歳なんだろう
※PETの中にいます
【ディオ・ブランドー@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】疲労
【装備】なし
【道具】支給品一式×3
【思考】基本:ネットバトルを極める
1:ジョースター家を手に入れる
2:ジョジョより優越感を得る
3:カラオケか……その血のさだめ歌うか
最終更新:2013年02月16日 15:33