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野田総理による放送は全国各地に響きわたった。
沖縄から四国、関西や関東、北陸を抜けてそして北海道――。

「もうそんなに多くの人が……」
「ジャンゴよ、いかんぞ! 一刻も早くここを抜け出し、人々を助けるのだ!」
「ああ、分かってるよおてんこさま。でも……いったいここはどこなんだ?」

そして太陽少年ジャンゴとおてんこさまが迷っている、
地下の不思議のダンジョンにも。

「落とし穴に落ちたのが不運だったな。
 あれさえなければ今頃、太陽の力を得ることができたのだが……」
「全くだね……太陽も届かないこんな場所じゃ、チャージができない」

赤を基調とした部族風の衣装に身を包む、
赤いマフラーの太陽少年、ジャンゴは苦い顔をする。
ジャンゴのそばでふわふわと浮くひまわりのような精霊、
おてんこさまはその葉っぱを腕のように組んで嘆息する。
アンデッド――イモータルに立ち向う「太陽少年」であるジャンゴは太陽の力を使う。
それは空でさんさんと輝く太陽をその手のひらに受けることで使用可能だ。
チャージが出来る普段であれば、
彼の持つ太陽銃「ガン・デル・ソル」によってこの洞窟内のモンスターも一撃だろう。
しかし人間太陽電池のようなジャンゴの力も、太陽の届かぬこの洞窟内では意味が無い。

「ガン・デル・ソルは電池切れだしお腹もすいたし、
 手詰まりだなあ、動けないや……おてんこさま、どうしよう?」
「私に頼っても何も出ぬぞ……いや、おい! 私を食料のような目で見るな!」
「ひまわりって煮たらおいしいかな?」
「私はひまわりではない!」
「ハハハ、冗談だよ。大丈夫、まだここにセコイヤチョコレートがある」

ジャンゴは懐からセコイヤチョコレートを取り出してかじる。若干スタミナが回復した。
さすがは太陽の力を浴びてすくすくと伸びる巨大樹、セコイヤの名にちなんだチョコレートだ!

「まあボクはホントはチロルチョコ派だけどね」
「そんな情報はいらん! 誰かに出会えるかもしれん、とにかく動くぞ、太陽少年」
「ああ」

太陽少年ジャンゴはおてんこさまに太陽のような快活な表情で笑い、一歩踏み出す。

カチッ


「え」
「あ」

そして二人はスイッチを踏み、テレポートした。


■ ■ ■ ■


「いてて……」
「だから前方を確かめずに歩くなと言っとるだろうジャンゴ!」
「ご、ごめんおてんこさま……ここは? 外じゃないね」

テレポートしたジャンゴとおてんこさまは暗い場所へとやってきたようだ。
部屋に流れる空気の感じからして、さらに洞窟の深い場所へ来てしまったらしい。
ひんやりと冷たい地面がジャンゴの怖気を誘い、ただならぬ気配を感じる。

「とにかく、明かりを――」
「いや、その必要はないようだぞ」

パッ。
支給されたカンテラに明かりを点けようとしたジャンゴだったが、
その前に部屋に人工灯が満ちた。
そして――部屋の全貌があらわになる。

元祖コウモリ型モンスターといえばこのニヤケ顔――あれはドラキーだ!
つるはしを携えた赤いヘルメットの小ウイルス――あれはメットールV2だ!
攻撃力は高いけどデメリットがちょっとアレな――――あれは地雷蜘蛛だ!
ダンジョンといえばこの石が出てくるのは常識――――あれはイシツブテだ!

その他にも十数体のモンスターがジャンゴとおてんこさまを取り囲んでいる……。

「モンスターハウスだな」
「まいったね、今度こそ動けないや」


【1日目・7時20分/不思議なダンジョン】


【太陽少年ジャンゴ@ボクらの太陽シリーズ】
【状態】空腹、疲労感
【装備】ガン・デル・ソル(エネルギー0%)@ボクらの太陽シリーズ
【道具】支給品一式、セコイヤチョコレート×2
【思考】
基本:殺し合いとイモータルを止める
1:囲まれてしまって逃げられない。まいったな
2:お腹がすいたな

【おてんこさま@ボクらの太陽シリーズ】
【状態】しおれぎみ
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:太陽少年ジャンゴのサポートをする
1:私はひまわりではない!
2:早くここから出ねば枯れる……。

【ドラキー@ドラゴンクエスト】
【メットールV2@ロックマンエグゼ】
【地雷蜘蛛@遊戯王OCG】
【イシツブテ@ポケットモンスター】
【ヒカりん@パズル&ドラゴンズ】
【クリーパー@Minecraft】
【骸音シーエ@VOCALOID】
【ファイアバー@マリオシリーズ】
【黒谷ヤマメ@東方project】
【巨大ネバルー@クロノクロス】
【動く石像@鋼の錬金術師】
【みみず@手のひらをたいように】
【おけら@手のひらをたいように】
【あめんぼ@手のひらをたいように】
【怪傑ズバット@怪傑ズバット】
以上モンスターたち
【状態】HPまんたん
【思考】
基本:モンスターハウスだ!
最終更新:2013年02月26日 20:00