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「さてと……どのアイテムを貰いましょうかね」
「ズバーン?」
「さあさ。よってらっしゃい見てらっしゃい! お安くしとくよウサミミパーカーのお嬢さん~」

その頃、不思議のダンジョンの探索を続けていたVOCALOID・結月ゆかりと、
彼女の後ろをついていく大剣人ズバーンは、ダンジョン定番の露天商に立ち寄っていた。

「なかなかいいアイテムを揃えていますね。辺境のダンジョンにしては」
「ええ! 他方のルートから仕入れてきましたからね」

あごひげにスーツの男、名はアルヴィンといい、商人を始めたばかりであるらしい。
ズバーンはゆかりからそんな簡単な説明を受けたが(初めてまともに会話した気がする)、
どうも目の前の男からは裏切り臭というか、すごくうさんくさい感じがする。
大丈夫かなあと思う。
しかし反面、彼が揃えているアイテムのラインナップはとても魅力的だ。
ロトのつるぎにハートのうつわ、あなぬけのヒモにスクール水着、さまざまな客のニーズに答えている。

「本当にいい品揃えですね」
「ええ!」

ゆかりはにこやかな顔でデイパックをまさぐり始める。
後ろでズバーンは少し心配になる。なにかの詐欺ではないだろうか……。

「では、全てもらいますね」
「うん?」

するとゆかりはデイパックからエンシェントソードを取り出し、
アルヴィンのあごひげの下、その首を一薙ぎにして彼の首を身体と切り離した。

「え”っ」
「ズ……ズバーン!?」

ころんと首はフロシキの上に落ち、
首が無くなった体からは噴水のように血液が噴き出てアイテムを血に濡らさんとする。
結月ゆかりは血に濡れかけたアイテムをひょいひょいと拾ってはデイパックに放り込んでいく。
ズバーンはその後ろで戦慄した。
純粋な探検家であり、血の気とは無縁だと思っていた自分のパートナーだったが、
アイテムのためなら殺人さえいとわないほどの純粋な探検家だったなんて……!

「いいえ、違いますよ」
「ズバーン?」

思わず恐怖にあとずさるズバーンに、ゆかりは血まみれの顔を向けた。
その顔は殺しを終えた後とは思えないほど冷静だ。
ゆかりはズバーンにかんたんにダンジョンの掟を説明する。

「あなたは新参だから知らないでしょうが、ダンジョンの露天商に対し、
 露天商をころしてすべて奪い取るという選択肢は、れっきとしたルールとしてあるのです。
 もちろん露天商側は殺されないように強いのが当たり前、
 いえ、殺すことが出来ないほどの強者であるのが当然なのですが、彼はまだ未熟だったようですね」
「ズンズン、ズバーン……!?」
「あいさつ代わりに奇襲を行い、それを笑顔で受け止める。
 その程度のことが出来ないのであればダンジョンに生きるものとしては不適格です」

さて、先に進みましょう。
カタカタと震え音を出すズバーンを先導する様に、再びゆかりは歩き出す。


【アルヴィン@テイルズオブエクシリア2 死亡確認】


【1日目・7時10分/不思議なダンジョン】


【結月ゆかり@VOCALOID】
【状態】上機嫌
【装備】エンシェントソード@Minecraft
【道具】支給品一式、土×99@Minecraft、松明×99@Minecraft、鉄×3@Minecraft
          鉄のツルハシ@Minecraft、作業台@Minecraft、ヒミツのコハク@ポケモン
          かまど@Minecraft、石炭@Minecraft×99、ロトのつるぎ@ドラゴンクエスト、
          ハートのうつわ@スマブラ、あなぬけのヒモ@ポケモン、スクール水着@現実
【思考】
基本:未知の世界を求める
 0:ふふふ♪
 1:このダンジョンを制圧する
 2:素材を集めてアイテムを作る
 3:身内のことはわりとどうでもいい
 4:てかバトロワ自体どうでもいい


【大剣人ズバーン@轟轟戦隊ボウケンジャー】
【状態】ズンズンズッバーン!バーン、ズンズンズン…
【装備】ズンズンズバズバーン!
【道具】ズバババーン!
【思考】基本:ズンズンズバズババババーン!
1.ズン ズバーン……ズバーン?
2.ズンズンズバーン、ズン!
3.ズバーン… ズーン……ズバズバーン
【備考】
※ズンズンズバズバーン、ズンズンズンッ♪
  ズッバーン!ズバズバ
最終更新:2013年02月26日 20:01