池袋のカフェで二人のギャルが会話をしている。
「ちょーヤバイよねー」
「まじヤバイ。ヤバすぎてヤバイよー」
「ほんとヤバイよねー、ヤバヤバって感じ」
「分かるー!」
アイスコーヒーをストローでかき混ぜながらひたすらヤバイを連呼するギャル二名。
全く会話が成立しているようには見えないが、実は高度なギャル・ワードによる情報交換がおこなわれているのだという。
先ほどの会話だけでも、二人はこのバトルロワイアルに巻き込まれてしまったヤバさ、
生き残れる気がしないというヤバすぎるヤバさ、
ここなら安全なんてこともないというヤバヤバさの三つを使い分けて使用したのである。
ギャルたちの間ではこのように超越した文脈の読みとり能力が必要とされているのだ。
「ホント、激おこぷんぷん丸だよー」
「「!?」」
そんな二人のもとにもう一人ギャルが現れた。
にこやかな顔で激おこぷんぷん丸のギャル・ワードを呟きながら二人の座るテーブルに近づいてきた。
二人は身構える。
なぜなら激おこぷんぷん丸とはギャル・ワードにおける「怒り」の段階の「三段目」……。
こちらの言葉でいえばマジギレのさらに上、狂気的な怒りの状態を表す言葉だからである。
「はあ……ムカ着火ファイアーかも」
「「!!??」」
そして、火炎放射機を取り出しながらギャルCはギャルBとギャルAにさらなるギャル・ワードを放つ。
二人は驚いて……そして次の瞬間死を覚悟した。
なぜならムカ着火ファイアーとは激おこぷんぷん丸のさらに上位のワード……。
もはや一般的な言葉では測ることのできない怒りを現しているからである。
数秒後、
激おこぷんぷん丸のムカ着火ファイアーがギャル二人を焼き尽くした。
「やっぱりげきおこティックファイナリアリティぷんぷんドリームだったかな」
ギャルCはもはや計り知れない怒りを表す言葉よりさらに上位、
ファイナル・ギャル・ワードを呟くと池袋のカフェを後にした。
彼女……ギャルCはげきおこティックファイナリアリティぷんぷんドリーム状態であるが、
ここでは便宜上激おこぷんぷん丸と呼称させて頂こう。
激おこぷんぷん丸はバトルロワイアルに大して怒っていた……。
そしてその怒りで東京を、ひいては日本を焼き尽くさんとしているのだ
【ギャルA@現実 死亡確認】
【ギャルB@現実 死亡確認】
【一日目・8時25分/東京・池袋】
【激おこぷんぷん丸@現実】
【状態】げきおこティックファイナリアリティぷんぷんドリーム
【装備】火炎放射機@現実
【道具】支給品一式 その他不明
【思考】 基本:ムカ着火ファイアー at 東京
1:激おこぷんぷん丸だよー
※一般的なギャルの姿をしていますが、激おこぷんぷん丸です
最終更新:2013年03月25日 23:21