東京で出会い、なし崩し的に同行することになったツッコミ担当の末原先輩とボケ担当のうぐいす。
 うぐいすが総理宅から一億円を盗んだことにより、全く関係ない末原先輩まで放送で指名手配される。
 総理直々に罰を与えたいがために、生け捕りにして総理の前に連れてきた者には特別報酬が出るとのこと。
 その結果、本人たちのあずかり知らぬ所で知り合いがマーダーの人質になっていたり、某拳王様たちがスカウトしようとしているなど、良くも悪くも各所から注目されることになった。
 基本的に漫才をやっているような人たちだが、シリアスな時はしっかりと決めている。
 それぞれ麻雀と野球で野田総理に戦いを挑む決意を胸に同盟を組んでいる。
 しかし、ラインハルトという超強力な同行者を得た事で、主催に対主催組織大合流の前触れと危険視されてしまい、二人とも抹殺された。
 ラインハルトも後にジャイ子に討たれ、このグループは事実上の全滅を迎えたことになる。
 だが、指名手配された千石うぐいすにはある重大な秘密があった……

○末原恭子
 関西出身女子高生雀士。出典は咲 -Saki-。
 出典元に多く見られる特殊能力などは一切持たない凡人だが、それを分析力でカバーする雀士である。
 東京で総理の家から金を盗んだうぐいすに偶然出会ってしまい、そのまま一緒に指名手配された可哀想な人。
 だが、殺し合いの惨劇やうぐいすの殺し合いを止めたいと願う真剣な想いに触れて、麻雀で総理を倒すべく、うぐいすと同盟を組んだ。
 余談だが時期によっては容姿がスパッツ姿なボーイッシュだったり、リボンとスカートが似合うロリっぽいイメチェンをしているが、本編を読む限りたぶん後者だろう。
 ラインハルトを警戒して、トイレに行くふりをして支給品を確認していたら、黒に暗殺されてしまった。
 ちなみに守りたかった先生は色んな意味でヤバイ人になっていた。

○千石うぐいす
 自由奔放な野球部男子。出典は「幕張」と同じ作者の野球ギャグ漫画・泣くようぐいす。幕張と違い、こっちは野球もする。
 総理の家に忍び込んで金を盗んでは指名手配される。ロリに命を狙われても舐めプをするなど行動がとにかく奔放。
 しかしながら、殺し合いに関しては本人なりに真面目に考えており、総理に野球勝負で勝って殺し合いを止めようとしている。
 基本ギャグキャラだが野球の腕は確かであり、一球見ただけで消える魔球を使う虎を撃破している。
 黒の捨て身の攻撃により、死亡した。

 ◎そんな彼の隠された秘密とは?
+ 開示する
 その正体は主催側の特務機関の一員であり、首相官邸の警護任務についていたが、ロワ開始前に総理が主催協力者の大切な人がいるであろうシェルター内で虐殺を行なった事を知っていしまい、造反した裏切り者だったのである。
 私見だが、官邸の金庫から一億円を盗んだのはただの気まぐれか腹いせか? それとも別の目的があるのか? 末原やラインハルトと出くわしたのも偶然か? 偶然を装っただけではないか? ……と気の向くままに動いているように見えた彼の行動一つ一つに何かの意図が隠れているのではと疑いたくなる。

 実は野田総理による虐殺を知ったのは偶然ではなく、サーフ(大災害の元凶)に誘導されていたことが後に発覚。
 おそらく主催の注意を自分に向けさせないために、もしくはただでも人員不足&人事面でガタガタの10期主催陣営の力を削ぐために利用されたのだろう。
 明言されてないがサーフによって洗脳された潜伏者シグナムも、うぐいすが指名手配された同時期に登場したのでひょっとするとシグナム洗脳を悟られないために囮として使われたとも取れる。

 本人は(たぶん)善意で動いていただけに、それにつけこまれた形になってしまった。

○ラインハルト・ハイドリヒ
 人体の黄金比を持った金髪イケメン。出典はDies irae。作中及びファンの通称は獣殿。
 観光のために日本にぶらりと訪れ、興味本位で末原先輩とうぐいすに同行を申し出た男。ロワには興味がない様子だが、強敵には興味があるようだ。
 出典元では町一つを軽々と吹き飛ばす戦闘力をもち、城を一瞬で作る【創造】、自分や相手の殺した死者を隷属させるパワー【流出】を持ったチートの塊である(流石に制限されたのか、創造と流出は現在使用不能)。
 彼の参入により戦闘力ほぼ皆無だった一行の穴は塞がったかに見えるが、その強さが逆に悲劇を招くことになった。
 その後、夜神月をナルガグルガから助けたり、対主催になったり、本人すらも気付かぬ間に流出が解禁されたりしたが、剛田ジャイ子に敗北した。
 で、数百話以上跨いで参加者共通の大敵であるシャドウの手により復活した……槍の方が。

○夜神月
 拾ったデスノートの力で犯罪者を殺し、新世界の神を名乗る少年。出典はDEATH NOTE。
 恭子とうぐいすの死後に、ナルガグルガに襲われていた所をラインハルトに助けられ、生き残れそうだからという理由でそのまま彼に付いて行くことにした。
 どうやらデスノートを拾う前の彼だったらしく新世界の神やキラを名乗ったりはしていないものの、主催本拠地に着いたら彼から逃げようとしているあたりに彼の冷酷さが垣間見れる。
 しかし、ジャイ子の奇襲でその頭脳が活かされることなく死亡した。
 時系列的に後のライバルになるLの方はなんだかんだで生き延び、それなりに活躍している。
 無論、Lは月を知らないので死んでも「誰それ」と言うだろう。
最終更新:2018年03月25日 12:23