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 カイザの日を祝い終えた草加は、友とさえ呼べる愛車のサイドバッシャーで埼玉県をツーリングしていた。
すると、ごつい装甲に覆われた仮面ライダーが若い女性を射殺しているのを発見。
対主催でもある彼は早速カイザに変身し、サイドバッシャーをバトルモードと呼ばれるロボット形態に変形させた。

「あら、私の僕になる気はないのね」

 ごつい装甲に覆われた仮面ライダーこと仮面ライダーカブト・マスクドフォームから聞こえてきたのは異様に威圧感のある少女の声だった。
その異様さに危険なものを感じた草加は、言い返さずにサイドバッシャーに装備された六連装ミサイル砲“エグザップバスター”を一斉掃射。
カブトも、カブトクナイガンからイオンビームを放つアバランチシュートを放ち、両者共に爆炎に包まれた。

「くっ……俺のサイドバッシャーを、よくもこんな姿に……」

 サイドバッシャーはアバランチシュートが直撃して下半身を構成するサイドカー“二ーラーシャトル”を破壊されてしまっていた。
敵には勝ったとはいえ相棒の無残な姿に悲痛な声を出す草加だが、悲劇はこれからだった。
カブトを包んでいた爆炎からカブトムシのような角が生えた赤い仮面ライダー、つまりライダーフォームとなったカブトが飛び出してきたのだ。
それも、ライダーキックをしている状態で。

「!?!?!?」

 草加は、エグザップバスターが全弾命中しても相手が戦闘可能な状態だった事に驚いてしまい、動けなかった。
実際の所、カブトはエグザップバスターが直撃する寸前にキャストオフする事で、パージした装甲を盾にして難を逃れただけだったりするのだが草加がそれを知る訳が無かった。
そして、カブトのライダーキックが草加……ではなく彼が乗っていたサイドバッシャーに直撃し、サイドバッシャーは完膚なきまでに破壊されてしまった。

「ぐはっ……さ、サイドバッシャー……がふっ!?」

 サイドバッシャーの爆発で吹き飛ばされたものの、どうにか受け身を取った草加。
しかし、彼にカブトの強烈なアッパーが決まり、その一撃だけで草加は大きく吹き飛ばされ、地に伏せた。

「私は天の海を往き、春を香らせる者……天海春香」

 カブトに変身していたのは765プロのアイドル、天海春香。
同じ事務所のアイドルが次々と死んでいくのを放送で聞いて悲しみに暮れた彼女は、もともとの素質もありテラカオス化が進行して超人的な身体能力を手に入れていた。
それだけなら今回のカオスロワで良くあるケースだったのだが、彼女の支給品であるカブトゼクターとライダーベルトが思わぬ事態を引き起こしていた。
(テラカオス化の進行により)超人的な身体能力を得た彼女が変身したカブトは、カタログスペックを遥かに上回る身体能力を持ってしまっていたのだ。
それ故、同じ仮面ライダーであるカイザをアッパー一発で吹き飛ばす事も、今のカブトには容易な事だった。

「さあ、畏れ、平伏し、崇め奉りなさい!!」
「俺のサイドバッシャーを……何!?」

 どうにか起き上がった草加に対し、春香は跳躍して空中から攻撃しようとする。
しかし、草加は必殺技であるカイザスラッシュの準備を終え、カイザブレイガンからマーカーを発射する。
だが、マーカーで拘束されるはずだった春香は、マーカーの拘束を圧倒的な力で強引に破ってアバランチスラッシュを放つ。
そして、アバランチスラッシュとカイザスラッシュ、二つの斬撃がぶつかり合い、カイザブレイガンが弾き飛ばされた。

「フフフ、跪きなさい」

 春香はクロックアップを発動し、素手での連続攻撃を叩き込み、そのまま殴り飛ばす。
そして、クロックアップを解除した春香のライダーキックがベルトごと草加の身体を粉砕した。

「待ってなさい愚民どもよ。この救い様の無い世界……私が支配してあげる」

 変身を解除し、笑みを浮かべる春香の目から一筋の涙が零れ落ちた。


【一日目・19時45分/日本・埼玉県】

【天海春香@アイドルマスター】
【状態】健康、テラカオス化進行中、それにより春閣下化
【装備】カブトゼクター&ライダーベルト@仮面ライダーカブト
【道具】支給品一式
【思考】基本:この救いようのない世界を征服し、絶対的な支配者となる。
1:傘下に入らぬ者は殺す
2:765プロの皆の死に深い悲しみと怒り
3:天の海を往き、春を香らせる

柊かがみ@らき☆すた(大学生編) 死亡確認】
死因:カブトクナイガンによる射殺
※なのはとユーノが出会ったかがみとは別人です。

【草加雅人@仮面ライダー555 死亡確認】
死因:ライダーキック
最終更新:2014年02月06日 02:41