燃える大阪の街。
炎が街を飲み込み、辺りに煙が立ち込める。
「『もっと熱くなれよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!』」
ヒートマン修造の周囲から火柱が上がる。
その温度はマグマと言っても過言でない。
『右だ、熱斗君!』
「わかってる!」
攻撃のタイミングは初撃で掴んだ。
それくらいは出来て当然、回避行動からの反撃も十分に可能。
……本来のコンディションで、一対一ならば。
「『…………』」
飛んでくる野獣先輩と化した大尉の爪と銃弾。
それを避けようとするが、若干ラグが発生する。
頭部の傷の痛みと疲れから、反応が若干遅れる。
「させません!!」
そのラグを埋めるべく翔鶴は援護射撃に入る。
テッカマンブレード戦では不覚を取ったかが……
万全になった状態ならばその高スペックを十分に発揮できる。
さて、この翔鶴は飛んでいる。
正規空母なのに飛んでいる。
そりゃあ、祐一郎さんとドイツの科学力を持ってすれば飛べるのだ。
『翔』ぶ『鶴』。
その名が示す通りに飛行能力を得ている。
超人だって飛べるのだから、飛行くらいできるよ。
爆撃をするには威力があまりにも高すぎる。
この距離では熱斗たちをも、巻き込んでしまう。
ただの弓矢。だが、急所をピンポイントで狙う。
しかし、弓矢は修造が起こす熱風により軌道がずれる。
(もっと近づければ……)
だが、近づけば確実に被弾する。
歯がゆい。
傷ついた兄たちが前線で戦っているというのに自分は援護にしか回れない。
―――大丈夫だ。
―――きっと大丈夫。
兄たちの言葉が聞こえる。
心強さはあるが、あの怪我では……。
弓を握る手が力が入り、自然と震える……。
(チップのガッツマンじゃ……ダメだ)
(やっぱり、デカオくんのガッツマンだけじゃ正直力不足だ……)
心の中でデカオをディするもののピンチなのは変わりない。
いつもの調子さえ出せれば苦戦なんてしない。
強がりでも何でもない。
それくらいにネットバトルに絶対の自信を持っているのだ。
(隙ありだ……!)
「『しまった……!』」
大尉の凶弾による弾幕が熱斗に迫る。
回避行動―――間に合わない。
シールド―――間に合わない。
撃ち落とす―――間に合わない。
全ての可能性が―――間に合わない。
思わず目を瞑ってしまった。
(――――やられる……)
しかし、弾は当たらなかった。
目の前にあったのは白い髪の少女が目の前を塞いでいた。
「……お二人とも大丈夫ですか……?」
「『し……翔鶴……!』」
身を呈して翔鶴が二人を庇った。
所謂、スパロボとかの援護防御である。
衣服がボロボロになりながらも、二人を守った。
「……よかった、お二人が無事で……」
「『それよりも翔鶴さんが!』」
「私はいいんです……」
いつもと変わらない笑顔で二人に話しかける翔鶴。
だが、その顔はどこか弱々しく、どこか儚い。
(……今が好機!)
その隙をも逃さずに大尉は追撃を仕掛けようとする。
(……積年の恨みを今……ガっ!?)
仕掛けようとした瞬間にその炎の拳は飛んできた。
そして、それがビースト大尉に命中した。
「『こらぁ!! 不意打ちは男のやることじゃない!!
ましてや、倒れた相手に追い打ちなんて全然熱くない!!!!』」
「えっ、なんで……?」
「『お前らの熱い家族愛、見せてもらったぞ!!』」
「『アンタ……』」
「『年上だぞ! 敬語を使え!』」
(……修造、裏切る気か!?)
「『大尉、お前はこんな熱い家族愛を見せられて何も感じないのか!』」
突然の裏切り。
いや、裏切りではない。
熱斗たちが残虐非道と言われていたが、そんなことはなかった。
戦っていて分かった彼らは『本気』なのだ。
松岡修造は熱い人間だ。
熱いといっても肉体がじゃない。
その心が熱いのだ。
本気でぶつかれば、その人間が嘘をついてるかどうかなんてすぐにわかる。
どちらが正しい心を持っているかなんてわかる。
松岡修造はネットバトラーではない。
彼はテニスプレイヤーであるのだから。
「『かかってこいやあああああ!!!!!』」
(……師匠を超えるのは弟子の務め……!)
小さく背中で合図を送る、『逃げろ』と。
それを見て、熱斗たちは戦線を離脱する。
◇ ◇ ◇
「これが……私の全力の波紋疾走(オーバードライブ)だあああああああああああああああ!!」
「バ、馬鹿なっ! この紅魔館の主である、このレミリアが……このレミリアがぁああああ!!?」
ダイアーさんの拳から伝わる波紋がレミリアを捉えた。
己の半生以上を波紋修業に費やしたのは吸血鬼を倒すために。
まさにそのダイアーさんの半生の努力が報われた時であった。
「波紋戦士であるダイアーさんに勝とうとするなど、無駄無駄無駄ァァッ!!」
ディオはボロボロになりながらもダイアーの戦いを見届けだ。
咲夜は……その近くでノックアウトされていた。
相手がただの人間という慢心からか、咲夜は一瞬の隙を突かれた。
―ーこの世で最も恐ろしいもの……
――それは『油断』というバケモノである……!
「死んだふりからの貴様が投げたナイフでの心臓への不意打ちだ……やはり、最後に勝つのはこのディオだッ!!」
汚い。そしてせこい。
だが、勝てばよかろうなのだ。
しかし、このディおじさんも割と死に体である。
失血死するギリギリの状態である。
「無理に動いてならん!! 私が肩を貸そう」
「すまない……ダイアーさん……」
「気にするな!」
戦いを終えた二人は一先ず、仲間との合流を目指すことにした。
恐らくはどこかで戦っている。そう確信して歩いていく。
【レミリア・スカーレット@東方project 死亡確認】
【十六夜咲夜@東方project 死亡確認】
【
二日目・9時30分/大阪市街地】
【ディオ・ブランドー@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】死にかけてるが問題ない、首輪解除
【装備】PSP(デューオ抜き) 、十徳ナイフ
【道具】支給品一式×3、シンクロチップ
【思考】基本:ネットバトルとベースボールを極める
0:主催を倒すのはラオウではない、このディオだッ!
1:ジョースター家を手に入れる
2:ジョジョより優越感を得る
3:熱斗達にネットバトルを挑むのは後回しだ!
4:デューオがいなくても、勝つのはこのディオだッ!
5:シンクロチップを手に入れたし、デューオとクロスフュージョンしたい
【ダイアー@ジョジョの奇妙な冒険】
【状態】割とダメージがある、首輪解除
【装備】イカ墨とパスタ@現実
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:主催を倒す
1:ディオとかいう奴も倒す
2:仲間との再会
3:ストレイツォ……
※ディオを『吸血鬼ディオ』と思っていません。
※何か見ましたが、別に物語とは関係ありません。
◇ ◇ ◇
炎の柱が昇りあがる。
まるで送り火のように。
その命をすべて火力に注ぎ込む!
「『もっと熱くなれよおおおおおお!!!!!!』」
声が聞こえる。
それと同時に銃声も聞こえる。
(戻らないと修造さんが……)
(ダメだよ……今のままじゃ……)
戻ろうとする熱斗を必死に止めるロックマン。
今の状況で言えば圧倒的に不利。
炎のネットバトラーでも今の大尉は止めるのがやっと。
そういうレベルだと二人には見えていた。
(あのビーストマン先輩は強い、ヒートマン修造よりも強い)
だが、それでも戦いに戻らないと行けない。
あの松岡修造という男が必死で戦っているのであるから。
「……私も出ます」
「『それはダメだ!』」
一緒に出ようとする翔鶴。
しかし、それは出来ないと判断する。
こんなところで新たな家族を失いたくはない。
だが、それもまた翔鶴とて同じである。
「『翔鶴さん……俺の言うことを!!!』」
「……いやなんです! もう見ていて何にも出来ないなんて!!」
「…………翔鶴」
涙声で必死に訴えかける翔鶴に……。
何か手はないのかと思案するロックマン。
データベースをフル稼働させた、その時であった。
『んっ、このデータは?』
「どうした……兄さん?」
何か別のデータを自分の中に発見した。
イレギュラーなプログラムだと一瞬で分かったが。
こんなことをするのはただの一人……光祐一郎しかいないことはわかった。
『……これなら行けるかもしれないけど二人に負担が……』
「兄さん、話してくれ……無茶は承知の上だ!」
「はい……少しでも可能性があるのであれば……お願いします、彩斗兄さん……」
『わかった、僕を……いや、このデータを託したパパを信じよう』
ロックマンは頑固な弟と妹に意地に押し切られた。
そして、その可能性を話した。
その可能性に対して二人の返事は勿論決まっていた。
――――いいかい、三人の心を一つに合わせるんだ。
―――ああ、いつでもいいぜ!
――準備は出来ています。
―じゃあ、行くよ!
「ソウルユニゾン……加えて、クロスシステム起動!!」
サイトパッチと試製甲板カタパルトのデータ。
こんなこともあろうかと祐一郎さんがロックマンに備えておいた。
本当の意味で『切り札(ジョーカー)』と言える。
PETから流れ出る光の奔流が二人の身体を包み込んでいく。
(ファッ!? なんだこの光は!?)
「『よそ見してんじゃねぇえええええええ!!』」
(邪魔をするなぁぁぁぁ!!!!)
「『!?』」
ヒート修造を至近距離でゼロ距離射撃で吹っ飛ばす。
正確無比な狙撃をぶっぱなし、修造を吹っ飛ばしたが……。
そして、その光の先に行きついた先の……
光熱斗たちの光を止めるには間に合わなかった。
(なんだ!? その姿は!!!!????)
蒼と白が混じった身体。
飛行甲板を模した盾。
そして、大型の弓を模したロックバスター。
「『『ロックマンエグゼ・クレインクロス!!』』」
白い翼が大阪の空を舞った。
◇ ◇ ◇
…………あそこか…………
…………急がねば…………
◇ ◇ ◇
―――制空権確保―――
―――全航空隊、発艦始め―――
飛行船団による凄まじいまでの対空戦力と展開力。
エリアスチールなど使わなくとも、相手陣地に切り込む高速の機動力。
熱斗のネットバトル技術力×ロックマンの高い基礎能力×翔鶴の高速戦闘能力。
それだけではここまでのそして、何よりも―――
『右前方、来ます!』
「『了解!』」
強い信頼が彼らを結び付けていた。
空間を完全掌握し、超高速演算で攻撃を回避し、即座に反撃に移る。
超速度かつ超火力のロックバスターの超連射砲がビースト大尉を捉える。
(こいつはヤバい……化け物じみてやがる……)
ヒート修造を蹴散らしたもの、今の熱斗たちの戦闘力は恐らく全参加者内でもトップクラス。
タイマンで戦うなどまさしく愚の骨頂。
「『『逃さない!』』」
三重の声が響く。
超高速でチャージする。
そして、ロックバスターから放たれる砲撃。
まるで超特大のレーザー砲のように極光が放たれた。
(……これはまずいッ)
『あ……(察し)』
大尉はクロスフュージョンを強制的に解除。
そして、自身のPETを投げて砲撃を相殺する。
なんせ超高性能なんでもできる機械だからね、防御くらいできるよ。
でも、その衝撃で大尉のPETは消滅した。中に入っていたビーストマン諸共。
そりゃ当然だよ。
【ビーストマン@ロックマエグゼ3 消滅確認】
しかし、大尉は生き残った。
彼もまた本質はネットバトラーではない。
彼は軍人である。
軍人で一番大事なこと。
それは『何が何でも生き残ること』である。
例え何を犠牲にしても。
(ダメだ、このまま熱斗君の体がもたない)
(クロスフュージョンを解除しないと……)
今の一撃で限界を迎えたのはそれだけでなかった。
クロスフュージョンした状態でその熱斗たちは地に伏せた。
形勢は逆転した。
ゆったりと、近づいていく。
この長かった因縁に決着を着けるために。
そして、大尉は無言でモーゼルM712の引き金を―――
「―――――テキサス・コンドルキック!!」
……引こうとする直前に何かに邪魔された。
何者かの飛び両膝蹴りが大尉ビーストを捉えた。
大尉は突然の乱入者の奇襲に全くと言っていいほど反応できなかった。
だが、熱斗たちの目に映ったのは……
「『『黒い……豚……?』』」
熱斗たちはその光景に呆気を取られた。
なんせ、その乱入者はマスクをかぶっているのである。
しかし、どこか聞き覚えがあるような声を無理やり変えて、正体を隠している。
「………!(何者だ)」
「……貴様が何を言いたいかはだいたいわかる……私は『キン肉マングレート』
……そこの少年達の助太刀に馳せ参じた次第だ」
キン肉マングレートと名乗ったそのマスクを被った者。
超人レスラーなのかもしれないが、その手には一本の竹刀が握られている。
キン肉マングレートはその竹刀をジャグリングのように回し、構える。
「私が二度も同じ奴を逃すと思ったか?」
(二度? どういうことだ?)
「逃さん……!」
レスラーなのに速い。
鍛え方が違うという言葉があるようが、そういう問題ではない。
キン肉マングレートはただ単に速い。
「……貴様が前に私の仲間を殺しに来たようにしてやる」
(そんな覚えは全くない……!?)
次の刹那にはすでに決着はついていた。
鋭い踏み込みからほぼ同時に三度斬られた。
頭上から股下までを断つ縦軸の「一の太刀」。
一の太刀を回避する対象の逃げ道を塞ぐ円の軌跡である「二の太刀」。
左右への離脱を阻む払い「三の太刀」。
「………………………………まさか、これもネットバトルか」
「『P・A(プログラムアドバンス)、アクレツザン』……と言ったところか、まあネットバトルで言うのであればな」
炎を纏った竹刀が大尉を叩ききった。
結局、大尉はその乱入者の正体を掴めなかった。
彼が最後に見た大尉の景色はなんだったか……。
最後の大隊か、ビーストマンか、それとも…………。
それは誰も知らない。
【大尉@HELLSING 死亡確認】
◇ ◇ ◇
ボロボロの身体を互いに支えながら。
立っていた修造に近づいていく。
「オレ、勝ったよ、修造さん……修造さん?」
しかし、返事はない。
キン肉マングレートが修造に近づいて調べる。
そこで気付いてしまった。
「……そういえば聞いたことがある……
人間の血液が熱が上がりすぎると筋肉……
つまり、タンパク質は凝固してもう戻ることはないと……」
「? おじさん、どういうことなの?」
「私はこう見えてもおじさんではない……まあ、それは置いといてゆでたまごを思い出せばわかるだろ?」
「漫画家の?」
『熱斗君、違うよ。食べられる方のだよ』
「熱斗さん、確かにキン肉マンは面白いですけども……」
「卵は熱を加えると固まる……だが、その後に冷やしても元の生卵には何をしても戻ることはない。
……彼の肉体はもう……」
修造の肉体は動かなくなっていた。
人間の限界を超えてしまった
所謂、燃え尽き症候群。
熱すぎるその肉体がPETもろともにオーバーヒートを起こしたのだ。
修造は立ったまま絶命していた。
まさに立往生である。
だが、その表情はどこか満足げだった。
【松岡修造@現実 死亡確認】
【ヒートマン@ロックマンエグゼ2 消滅確認】
「う、嘘だ……ッ! ネットバトルではそんなことは起こりっこないんだ!」
「熱斗君、これはネットバトルじゃない……カオスロワ、殺し合いなんだ……!」
「そんなことはわかって……うっ、頭の傷が……」
『熱斗君、早く治療をしないと……』
「でも! 修造さんをここには!」
「……………仕方ない」
熱斗を落ち着かせるために(無言の手刀)で意識を飛ばした。
キン肉マングレートは倒れこむ熱斗の身体を支えるように抱きかかえた。
「熱斗さん!?」
『熱斗君!? あなた今、熱斗君に何を……!?』
「大丈夫。ただ眠らせただけだ」
数秒後、寝息が聞こえてきた。
激戦を終えた後なのに大した神経である。
「……それよりもどこか治療できる場所を探そう」
「……待ってください! その前に……」
翔鶴がキン肉マングレートを呼び止める。
キン肉マングレートの何かを気付いたようであった。
「生きていたのに……何故、正体を隠して……」
「キ、君とは初対面のはずだが……?」
「とぼけないでください!」
『翔鶴さん、知り合いだったの?』
「ええ、この方は私たちがクロスフュージョンしていたのにも関わらず……
『そこの少年達』とまるで私たちのことを前から知っているようでした」
『それって……まさか……ものすごく博識ってこと?』
「違います……キン肉マングレートさん……いえ……貴方は……」
「……全て、お見通しというわけか……」
黒いキン肉マンマスクを取り素顔を晒した。
マスクを取った瞬間の謎の光がマスクの下から漏れ出した。
その光はフェイスフラッシュではない。
よくアニメとかに出てくるの謎の逆光である。
『あ、貴方は……!』
銀色の髪(原作準拠)に額に『米』の文字が入った男。
あの時ホワイトベースの襲撃でミンチよりもひどい状態になったと思われた男。
その目はファイティングスピリッツが溢れている。
その者――――正義超人『ザ・テリーマン』……
「テリーマンと思ったか! 私だ! 今しがた死者スレを叩き潰してきたシグナムだッ!!」
「!?!?」
『!?!?』
では、なかった!
残念! ニートの騎士でした!!
◇ ◇ ◇
やあ、過去の回想に入ったシグナムだ。
まあ……流石にテラフォーマ―共の相手は骨が折れた。
いや、あの薄汚いおじさんが二発耐えたが、私だったらこうだ。
仕留める時は『一撃』で仕留めた。ズガンじゃないよ『一撃』だ。
武器は死者スレにあったストロング・ザ・武道の竹刀を拾っていた。
そして、またたまたま出来たワープで大阪に戻ってきた。
っと、それはここに来るまでの話だ。
さて、それよりも少し前の話をしようか。
ここから、このロワの真相を話すことにしようか。
私が目が覚めた時、いたのは『死者スレ』だった。
マジで死んだかと思ったけど前の話で【死亡確認】って書かれなかったし、セーフ。
まあそんなことは置いといて……。
まずはこのカオスロワ10期の真の黒幕。
真の黒幕はカオスロワという物語を楽しみたかっただけだ。
死者スレに隠れていれば、まあ基本死人以外は入れないからね、あそこ。
私も今期になって初めて行ったが、いや~地獄地獄。
楽しんでいるのはごく僅かあとは重労働をやらさせらていた。
死人の管理はもっぱら四季映姫ヤマザナドゥがやっていた。
もっとも彼女自体ズガンだったから、マジでキレてた。
雷使いマジ許さんってレベルでぶちギレてた。
そりゃあ、あんな適当な登場されてただのフラグのために殺されたんじゃあね……
ここまでばれなかったのは第一回放送での布石があったからだろう。
『うぐいすと末原さんの指名手配というイベント』にみんなが……書き手も読み手も目がいった。
所謂、『視線誘導(ミスディレクション)』って言うやつだ。
野田総理はその時既にそいつの操りに人形だったんだろうな。
だからこそ誰にも突っ込まれなかったんだろう。
あのウォーズマンもどき達もきっと天狗になってて気づかなったんだろうね。
「私が10期の真の黒幕です、お久しぶりですね」
「10期のカオスロワだっていうのに……異常にまで大人しいと思ったら……」
直接会ったのは8期ぶりか……あのときは空気キャラで私自身適当に流していたが……
今期のこいつの9期出展だったから超チートモードだったからな。
こんなことを出来ても全くおかしくない、超チートだからな。
……そう、こんなことができるのは……
「しかし……まさかお前みたいのが真の黒幕だったとはな――――――『10/』」
10/.八期で共にエジプト旅行をしたが……こんなことを考えていたとはな。
そして、黒い笑みを浮かべ、私を見つめる。
だが、私は…………
「せぇぇぇぇぇいッッ!!!!」
「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「前々くらいの話で言ったはずだ……本気を出すと……」
『一撃』で叩き斬ってやった。
ズガンじゃないよ、『一撃』だよ。
10/は草生やしているが、常人ならそんな状況ではないだろう。
なんせ、上半身と下半身が両断されているのだから。
でも、その状態でも動いた、ホラー映画みたいに……うーん、しぶとい。
「あっさり終わらせてすまない……だが、私は帰らなけばならない、安息の地に、ニート生活に」
「安息の地か、もうこの世界にはそんなものはないですよ」
「何?」
「主催者共が作った『怪物(
テラカオス)』に全てを飲み込まれるか、『蒼』に飲み込まれて『滅日』を迎えるか……
このロワはどちらか片方の
エンディングしかないのさ……だから、これ以上のあがきは……」
「―――――――――そのお喋りもここまでだ」
もう『一撃』で息の根を止めた。
死者スレでの死はその存在の『消滅』を意味する。
道がないなら、新しい道を作ればいい。ただ、それだけだ。
テラカオス? 『滅日』? 関係ないな。
私はニートでいたいから戦うんだよ。
だからこその『対主催』だ。
その時である。
死者スレ全体が揺れ始めた。
恐らく10/という『調律者(バランサー)』がなくなった今崩れ始めたのであろう。
「出口はあっちだ……さっさと行ってこい!」
お前は飛竜さん!? 何故ここに!?
いつの間にここにまさか死んだのか!? あんな無茶苦茶強かったのに!?
「……あっちに出たら『ユウキ=テルミ』を抹殺して来い、俺から言えるのはそれだけだ」
マジでそれだけ言って誘導してくれた。
『ユウキ=テルミ』ねぇ……まず誰だよ? という疑問に上がったが、多分飛竜さん殺した奴なんだろうね。
んで、全裸だったので服を適当に見繕ってくれたが……なんで『キン肉マングレート』なんだよ……
◇ ◇ ◇
「……と、そんな感じで死者スレを破壊してきた」
『あの……シグナムさん』
「どうした?」
「意味が分かりません」
「……やれやれだぜ、とジョジョなら言うんだろうけどな……安心しろ。
今は私がおまえたちを守護(まも)る」
『なんか雰囲気変わってません?』
「本気になったからな……」
その言葉はどこたなく一切の油断も隙も微塵も感じさせなかった。
ニートが本気を出すと怖い。そう思うロックマンと翔鶴であった。
「急ぐとするか」
【二日目・9時30分/大阪市街地】
【シグナム@リリカルなのはシリーズ】
【状態】健康、自称フリーター、首輪解除
【装備】キン肉マングレートのマスク&スーツ、ストロング・ザ・武道の竹刀
【道具】なし
【思考】基本:対主催
1:熱斗たちに導く
2:主催者たちは倒す
3:本気にさせたな。
4:『ユウキ=テルミ』を殺すか
※今までとは別人ですが記憶(と一部能力)を受け継いでいます
※PSP版の技は使えませんが、念能力が使えます。
※キン肉マンの知識があります。
※首輪解除の技術を持っています。
※死者スレを破壊しました。
【光熱斗@ロックマンエグゼ】
【状態】ダメージ(大)、気絶、首輪解除
【装備】自分のPET(ロックマン入り)
【道具】支給品一式×2、デカオ(ロックマンエグゼ3)が作ったおべんとう、チップトレーダー@ロックマンエグゼ、
大量のガッツマンのチップとバグのかけら、ガンデルソル3(実物)ネオバリアブル(実物)
各種ナビカスタマイザーパーツ、大量の金、シンクロチップ、他不明
【思考】基本:主催者たちにネットバトルを挑んで勝つ!
0:野球はダメダメだったけど、俺にはまだネットバトルがある!
1:プリズムとフォレストボムのチップを探す
2:その為に色んな人にネットバトルを挑む
3:大災害で死んだネットバトラーやネットナビ達のためにも、早く殺し合いを終わらせて世界を平和にし、ネットバトルの面白さを再び世界に広めたい
4:新たな家族として翔鶴は大切にしたい
※スタメン落ち確定です。野球の公式試合には一軍では参加できません。
※大山デカオ@ロックマンエグゼ、ロックマンエグゼ2、ロックマンエグゼ3(BLACK版)、ロックマンエグゼ5チームオブブルースは死国にいるようです
※熱斗やヒノケンなど一部を除く多くのネットバトラーが大災害で命を落としているようです。
まだ生存しているネットバトラーの面子については次の書き手氏にお任せします。
【ロックマン(光彩斗)@ロックマンエグゼ】
【状態】HP半分
【装備】ロックバスター、サイトパッチ&試製甲板カタパルトのデータ
【道具】なし
【思考】基本;熱斗をサポートする
0:僕に妹が出来たぞォ!
1:主催者たちがネットバトルを受けてくれるか、心配。
2:新たな家族として翔鶴さんは大切にしたい
3:シグナムさん……こんなに強かったんだ。
※PETの中にいます
【翔鶴(光翔鶴)@艦これ】
【状態】ダメージ(大)
【装備】彩雲、紫電改二、流星改、 零式艦戦62型
【道具】なし
【思考】基本:提督(祐一郎)に従う、妹として熱斗達と共に戦う
1:襲い掛かる者たちを殲滅する
2:二人の妹として彩斗さん(ロックマン)と熱斗さんはお守りする
3:二人に何かあった場合は二人の願いを引き継ぐ
※熱斗とロックマンより、二人の過去についての話を聞き、自身を光翔鶴と名乗るようになりました
最終更新:2015年10月03日 01:06