九州ロボ内部。
「おっと、まだ死亡者がいたみたいですね」
日本の“新”総理大臣にして“新”主催者である安倍晋三は名前がズラリと並んだモニターをスクロールする。
それは今期のロワにおいて
第四回放送から
第五回放送前までの死亡者情報を反映したデータである。
そこには第五回放送前に死亡しておきながら先の放送で呼ばれなかった五人の参加者の名前が乗っていた。
ちなみに今期のロワに用いられているナノマシンは参加者の生体情報を読み取って信号としてスーパーコンピューター「京」へ送られ、「京」を介して死亡者情報を主催に伝える機能が付いており、首輪を外しても死者の名前は読み上げられる。
すなわち、首輪を外しただけでは主催者の監視を完全に逃れられるわけではないのだ。
事実、首輪が外れたサーシェスの名前もそこには乗っていた。
(制限と盗聴の危険はなくなり、禁止エリアに入って爆死する危険はなくなるので首輪を外すメリットがないわけではない)
もっともベイダー(アナキン)達が計画した世界滅亡回避の手段であるプロジェクト・
テラカオスひいては参加者に仕組まれたナノマシンのことを知らない安倍が仕組みに気づいている様子はなく、「首輪なしでも死亡者情報が送られるのは便利だな」ぐらいにしか思われてないが。
安倍は「京」から送られた死亡者情報を一行分スクロールし忘れたことで、五名分の参加者の名前を先の放送に入れそこねたのだ。
「ううむ、第五回放送はもうしてしまったし、この程度なら次の放送に回しても良いですかね……?
いいや、ルーピー共のような先延ばしは良くない!
一時間程度ならまだまだ誤差でしょう」
というわけで放送機器に手を伸ばす安倍。
第五回放送の
追加放送が始まった。
ピーンポーンパーンポーン♪
「“新”総理大臣“新”主催者の安倍晋三が追加放送を皆様に送ります。
追加される死亡者は
カービィ、ロイ、イドゥン、アリー・アル・サーシェス、ホルスの黒炎竜Lv8
の以上の五名です。
貴重な情報を一時間も遅れて放送することになって、誠に遺憾の意です。
これも九州ロボで全裸になっていた旧・
主催陣のダース・ベイダーが悪いのです。
以上、放送を終わります」
第五回追加放送は終わった……
【
二日目・12時00分/日本・埼玉県上空 九州ロボ内部】
【安倍晋三@TCBR1】
【状態】四条化、首輪なし、火水土風木電聖闇耐性(強)
【装備】なし
【道具】不明
【思考】
基本:バトルロワイアルを続ける
1:九州ロボを完全掌握する
2:ダース・ベイダーやジャック・Oなどの旧主催陣を全滅させる
※主催を乗っ取りました
※旧主催陣を憎んでいます
※風鳴翼の能力を継承しました
※ナノマシンが自壊しても生き残る可能性があります
※テラカオス化はしてますが、大災害の真相や五大幹部によるテラカオスを使った救済計画(プロジェクト・テラカオス)には気づいていません
最終更新:2016年10月11日 20:09