「やらないか」
次の瞬間、不意に>>
やおいの重力が消滅した。
持ち上げられたと気付いた時には、もう下から雄々しい杭が迫っている。
ああ――今から処刑されるのか? 俺は。
命が危険に晒されていると言うのに、何故か、身体からは力が抜けていく。
これから、身体を無理矢理、杭で外科手術されるのに。
そう、あの巨大な杭が自分を貫いて――
今も競り上がってくるあの杭が、俺を――殺すのだ!
最期に俺が顔を見上げて見たのは、阿部さんのような瞳(そう、まさしくそれは俺と同じこっち側の人間特有の)、そして知らない動物の頭をしたほとんど裸の男だった……。
「アッーーーーーーーーーーー!!!!!」
「ひどい」
東京のプールから埼玉の学校まで逃げ出して来て、ティルが言った台詞、それが指すもの。
それはトイレ前のメリッサ達の足元にある、小柄の人間の死体に外ならない。
腹からはソーセージが飛び出し、胸には巨大な穴がぽっかり。
目が存在したと思われる場所には代わりに卵の卵白。
口からは千切れたナマコが飛び出している(それにしても唇も、もう無いように思えた)。
鼻から何か、灰色のゼリーがこぼれている。
そしてこれは全体的に言えるのだが、全てが紅く染まっていた――
とにかく、どう見ても絶命しているのは明白であった。
この人間はどうなるのだろう?
このまま、トイレの近くに転がったままなのだろうか?
そして、その内にその人間からは腐敗臭が漂うだろう。
そして、脆くなった皮膚から肉が削げ落ち、さらに酷い状態になる――
「うっ」
そのあまりにも無惨な光景に耐えられず、メリッサは屈み込んで吐き出した。
ティルにもそれはいつまでも正視していられるものでは無かったが、吐く、とまではいかなかった。
それは一種の『慣れ』なのか――しかし、その強烈な臭いが充満しているここに居たままでは、じきにティルも嘔吐してしまうだろう。
「アッーーーーーーーーーーー!!!!!」
――絶叫。
まだ口を抱えるメリッサを尻目に、ティルは叫びが響いたトイレの中に走りだす。
そして、ティルはトイレの中の光景を認識した。
「うっ」
その光景に耐え切れず、遂にティルは胃の中のものを戻した。
床のタイルを伝い、それが面積を広めていく。
吐き出さずにいられるわけが無い。
そう――男同士のその行為を見て、誰が平然としていられる?
遅れてメリッサも現場に到着し、そして、見た。
「うっ」
メリッサは、再び吐き出した。
【学校のトイレ】
【セト@エジプト神話】
[状態]:やらないか
[武装]:なし
[所持品]:支給品一式
[思考]:
基本:やおい的な行動をとる。
1:やらないか
2:男なら誰彼構わず『行為』に走る
[備考]:ティル達に気付いていません
【>>やおい@現実】
[状態]:瀕死 ゆたかの返り血がついています
[武装]:
チェーンソー(ゆたかからルート)
[所持品]:支給品一式、しんのすけの上半身右側 (ゆたかからルート)
[思考]:
基本:名前に忠実にやおい的な行動をとる。
1:先ずは阿部さんだ
[備考]:ティル達に気付いていません
【ティル・ニー・ノグ@ジーンダイバー】
状態:吐き気
装備:AK-47@現実
所持品:世界樹の葉@ドラクエ、びん1@シャドウゲイト
思考:
1:ホモ集団の打破
2:
ゲームの破壊
備考:初日犠牲者による放送は聞いていません。やおいコンビを見て一回吐き出しました
【メリッサ・ソーン@モンタナ・ジョーンズ】
状態:吐き気
装備:稲田瑞穂の伝説の剣@バトル・ロワイアル
所持品:携帯電話@バトル・ロワイアル、剣崎順矢のロケット@バトル・ロワイアル
思考:
1:ホモ集団の打破
2:ゲームの破壊
備考:初日犠牲者による放送は聞いていません。ゆたかの死体、やおいコンビを見て二回吐き出しました
最終更新:2007年12月25日 16:34