夜も更けた頃、またもやあれの音が聞こえてきた。
きーんこーんかーんこーん(やっぱり口で言った)
「ゴホッゴホッゴホッ!こんな夜更けにすまんがまたもや死者が溜まってきたので放送を行なう!ゴホッゴホッ!
風邪引いてるから手短に済ませたいが、今回はそうはいかんから困ってしまうわい。まあいい、まず死者の発表だ!」
「
野比玉子、タケシが11人、
織田信長が4人、桜田ネネ、桜田もえ子、ネネパパ、セト、あ、モンブラン、
ドーラ・システィール、南光太郎、イシス、神代浩次、中川典子、プリニー、
白石みのる、バステト、
泉そうじろう、
峰岸あやの、
範馬勇次郎、峰岸あやの、リンカーン、アクエンアテン、235、K6、
アヌビス、碇シンジ、泉かなた、磯野波平、姜維、高良ゆかり、太宰治、ツタンカーメン、
豊臣秀吉、根岸あやの、源頼朝、武蔵坊弁慶、ユーフェミア・リ・ブリタニア、ラムセス二世、
呂布、しまっちゃうおじさん」
「以上の55名じゃ。しかし大量虐殺の禁止を定めたはずなのに、短時間の間によくもまあこんなにも大量の人を殺せたものだな。
お前達には死を恐れるという感覚が本当にマヒしているのではないかとワシは疑ってしまうぞい……」
「まあそんあことはいいとして次に禁止エリアだ。今回は勝手ながら全国に二種類定めさせて頂くぞ。
おい丸よ、ワシに代わって説明してやれぃ。ゴホッゴホッ!」
「はい、信長様」
その言葉を境にして声の主が変わった。声の主が途中で変わるのは二回目の放送以来である。
「蘭丸だ。俺の声を久しぶりに聞く人も、初めて聞く人も、よーく聞いとけよ? 一回しか言わないからな。
一つは『封印の禁止』だ。
最近何かと誰かを封印することが流行ってるようだな。尤もごく一部がやっていることだが。信長様もその被害を受け、俺も受けそうになった。
だけどよ、封印することで労せずして殺害数を稼ぐなんて卑怯だと思わねえか? だからこれからは誰かを封印することは一切禁止するぜ。
いわゆる『封印の封印』って事だな。誰かを一人でも封印しようとした時点で首輪が爆発して、かけられた封印も無効になる。こういう訳だ。
誰かの封印を依頼した人も、何かをあやつって封印させようとした人も、一緒に道連れになるから注意しろよ?
そしてもう一つは『密集および大集団での行動の禁止』だ。
これは無関係の人であれ知人同士であれ、四人以上集まって行動したり殺し合いを始めたりすると、全員の首輪が爆発する、というものだ。
四人以上集まった時点で爆発がはじまるから気をつけてくれよ?
つまり、集団で何かをする時は、多くても三人までで行動しなさいってこった。
もし今四人以上集まって何かをしている所があったら、今この放送が流れている最中に離れておいたほうがいいぜ。
じゃあな。ちゃんと説明したからな!」
「ということじゃ。わかったな?」
再び声の主が変わる。
「では最後に私事となるが、大変重要なことでもあるのでよく聞いて欲しい。
今手の空いてる者がおったら、ワシの依頼を引き受けてくれんかの?
その依頼というのは、ワシにこのような風邪をうつしたばいきんまんを始末して欲しいというものじゃ。
ばいきんまんはワシの親友じゃった奴だが、ライバルであったアンパンマン達が死亡したことによって
この世は俺様の天下だなどとぬかして、このワシに風邪をうつして去りよった食わせ者じゃ。
何とも情けの無い話ではあるが、いかんせんワシは身動きが取れん。この安土城を出るわけにはいかんのじゃ。
聞いた話によれば、ばいきんまんは今、日本のどこかにある城にて、その身を隠しておるそうじゃ。どの城かまでは分からぬがな。
ワシの頼みを聞いて見事ばいきんまんを倒し、その首を安土城ワシのもとに持ってきた者には、それなりの報酬を出してつかわそう。
そうそう、ツンデレコンビも今だ募集中であるから、捕まえ次第、ワシのもとに連れてくるのじゃぞ。
では今回の放送は以上だ。せいぜい思い思いの夜を過ごしたまえ、ゴホッゴホッ!」
【
二日目午前三時/どこか】
【タケシ@ポケットモンスター 死亡確認】
【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
【今日のディアボロ 爆死】
【毛利小五郎@名探偵コナン 死亡確認】
[死因]偶然この四人で集まってしまった。
【二日目午前三時/埼玉県】
【吉村先生@考古学者 死亡確認】
[死因]三十万の考古学者を連れていたため
きーんこーんかーんこーん(やっぱり口で言った)
「あ、そうそう。危うく忘れるところじゃったが、『密集および大集団での行動の禁止』は半径五メートル以内
での密集で発動するから、ゴホッゴホッ!
どうしても四人以上で行動するなら、各々間合いを空けてするのじゃぞ、ゴホッゴホッ!!
では今度こそ失礼する」
【二日目午前三時/安土城】
【織田信長ズの一人@何か 死亡確認】
[死因]放送終了後力尽きる
最終更新:2008年02月09日 04:00