「よかったわ、カツオ、電車は動いてるみたい」
「じゃあ、あれに乗ってどこか遠くへ逃げよう。さっきの化け物がまた追ってきたら怖いし、
この辺はだいぶ放射線で汚染されちゃったからね」
自分達のせいであることも棚に上げて、急いで駅に駆け込むサザエとカツオ。
改札はすでに機能していなかった。券売機には、
『
織田信長より、この
ゲーム期間中は全ての公共交通機関を無料で動かすようにとの指令が出ています』
という張り紙がしてあった。
「しめた、姉さん、これでどこまでいったって無料だよ。どうせなら観光名所に行かない?」
「もう、何をのんきなことを言ってんのよ、殺し合い中だってのに」
サザエは呆れながら、改札をくぐった。それと同時にアナウンスが流れる。
本日最後の上りの特急が、まもなく到着するというお知らせだった。
「大変、早く行かなきゃ!!」
サザエは大慌てでホームへと続く階段を走る。
「姉さん、待ってよ!!」
必死で追いかけるカツオを振り返りながら、
「あんたも早くしなさいよ」
と急かすサザエ。
「……姉さん、前、前!!」
「え?」
次の瞬間、余所見をしながら全力疾走していたサザエは思いっきり人にぶつかった。
「うわっ、いきなり何よ!!」
「あ、ちょ、ちょっと……」
「な、何事か?」
二人のネコミミの少女と、服を着たネコは、サザエに衝突された衝撃で折り重なるように押され、
線路の上へと突き落された。
そして次の瞬間、のぼりの特急列車が彼らの上を通過した。
急ブレーキなど間に合うはずもなく、三つのモノがつぶれる嫌な音が深夜のホームに響いた。
「あらいやだ。私ったらまたついうっかり……」
「姉さん……」
【東京都 世田谷区
二日目 1時】
【
フグ田サザエ@
サザエさん】
[状態]:おっちょこちょいモード、かなり被爆
[装備]:
対個人用核爆弾2個
[道具]:支給品一式
[思考]
1:ついうっかりしちゃったわ
基本:行き当たりばったり
【
磯野カツオ@サザエさん】
[状態]:かなり被爆
[装備]:ピストル
[道具]:支給品一式
[思考]
1:この姉、いないほうがよくない?
基本方針:どこかで体勢を立て直し、主催者を倒す
【ファステック360@新幹線 死亡確認】
【美緒@雨やどり 死亡確認】
【長靴をはいた猫@民話 死亡確認】
最終更新:2006年12月18日 16:27