アットウィキロゴ
東京都の真夜中の無人の公園に、ポッキーを齧る無機質な音が響いていた。
「ポリポリ……ねえ、あんたは食べないの?」
「……言ったろ。腹が受けつけねえんだ」
かがみの問いに、6/は憮然として答える。
あれから大分走って、結局埼玉から東京にまで戻ってきた。
692から逃げる途中で、胃の中にあったものを全て吐いてしまった。
そしてその後は水すら飲むことが出来ない。
何かを口に入れようとする度に、目の前で破壊しつくされたみなみの顔が浮かんでくるのだ。
みなみだけではない。山田先生も義経さんもひよこっこも、自分たちを守るために死んでしまった。
さっきまで一緒にいたリンカーンも消えてしまった。
他にも今日一日で自分の身の上に起こったことが次々に蘇ってきて、とても食事をする気にならなかった。
「そう……」
一方かがみはまったくお構いなくポッキーを食べ続けていた。

「にしても、やっぱ落ちねえなあこの匂い」
公園の水道で体中を洗ったが、セトとかがみと>>やおいとギルとリンカーン、五人分の精液は
体中に染み付いて一向に綺麗にならなかった。
仕方なくスルメ臭を体中から漂わせたまま久しぶりとなる服を着る6/。
この服は>>やおいたちよりも先に家に乱入してきた白石が落としていったもので、「全裸よりはマシだろう」
という理由で持ってきたのだが、要するにかがみのセーラー服とスクール水着(それも切り裂かれてボロボロ)である。
スカートは使い物にならなかったのでやむなく捨て、結局上はセーラー服に下はスクール水着といういでだちとなった。
「そろそろまともな服を着せて欲しいぜ……」
自分の体を見下ろして頭を抱える6/。
実はこれ、『柊かがみと一緒にいるものはまともな格好が出来ない』という呪いによるもので、
信長が用意した余興の一つなのだが、そんなことは知る由も無い。
「6/、もう一本ポッキーちょうだい」
「はいはい……俺はもうポッキーなんか見るのもイヤだから、別に全部くっちまってもいいぞ」
「ねえ6/、>>やおいたちは大丈夫かしら?」
張り詰めていた気が緩んだように、それまでの気丈そうな顔から一転して不安げな表情を浮かべるかがみ。
「ん。まあなんとかなるだろう。俺にあんなことをした連中だ、まだ文句も言ってないうちに死なれちゃ困る」
「そ、そうよね。だってまだ約束のこなたのエロ同人誌も貰ってないんだし!!」
……ぶすっ。
「イタっ!! ちょっと、どこにポッキー刺してんのよ!!」
「うるせえ」
仲間の心配よりもエロ同人のほうを気にしているかがみに腹が立つ。
(そうだ、考えてみればそんなもんのために俺はあんな目に……
あんな、一生分のトラウマになるような目に逢わされて……
みなみのことだけでも十分だってのに、なんで輪姦なんて……)
抑えようとしていたが、追いかけられる恐怖からとりあえずは解放された今になって不満が込み上げてきた。
「大体無神経なんだよっ。敵に囲まれてる時にエロいことしようとしたり!! そのせいで義経さんたちだって……」
「なっ……」
今度はかがみの顔色が変わった。
「そ、それ言ったらあんただって同意したじゃない!! それでも私だけが悪いって言うの!?」
「……なんだよ、それ」
剣呑な雰囲気の中向かい合う二人。
ちなみに客観的に見れば、「怖い顔をして向き合う生首の女とセーラースク水(ボロボロ)の男」となる。
「てゆうか、輪姦の一回くらいいつまでも根に持たないでよね。男なんだから」
「男だったらなおさらトラウマもんだよ!! まあ、お前みたいなガチレズには一生分からないだろうけどな」
「な、なんですって!!」
「そもそもお前は色々と無神経すぎるんだよ。おまけに口が悪いし。だからニコロワでも早死にするんだろ」
「あんただって書き手2ndで死亡フラグ立ってるくせに!!」
「立ったのはお前が厨性能過ぎるからだろ!! なんでもアリだからって好き勝手装備しやがって!!」
「助けて貰っといてそんな言い草はないでしょう!! アンタなんてさっさと死ぬかジンクス発動させまくって惨めに死ねばいいのよ!!」
「なっ……」
6/は言葉を失う。かわりに目を見開いて、かがみの頭をわしづかみにした。
「イタ、ちょっと急に何すんのよ!!」
「うるさいうるさいうるさい、もうあったま来た!!」
ツインテールを握って、野球のボールを投げるときのように大きく振りかぶる。
「ちょ、あの、言い過ぎたのなら謝るから……ごめ……」
「頭冷やせ!!」
ここは埼玉県外、つまり「投擲武器禁止」ルールは適用されない。おまけにこれは「武器」でも無い。
よって何の問題も無い。
6/はかがみの頭部を力いっぱい放り投げた。


「くんくん……やっぱりこっちのほうから漂って来るッス!! 男の人の精液の匂い!!」
田村ひよりは眼鏡の奥の目を光らせながら走っていた。
複数の男の精液の匂いがするということは、すなわちそういうプレイが行われているという証拠。
この現場を逃すわけにはいかない。
「カモンレッツゲイ、カモンレッツゲイ、BL~♪(みくる伝説のメロディーで)
あれ、あっちから何かが飛んで……」
「いやあああああああ!! ごめんなさいいいいいいいいい!!」
「はわわわわ、な、何ッスか!!」

ごんっ!!


「やべえ……さすがにやりすぎたかも……」
かがみの飛んでいく方向を見て、6/はさすがに顔を青くする。
まあ、さすがにあいつがこの程度で死ぬとは思えないが……
「ま、一応謝ってやるか……でもって、あいつが謝るなら許してやろう」
口では憮然としながらも、足はすぐにかがみが落ちたらしい方向へと向かっていた。
そしてそこで目にしたのは、胴体がついたかがみと、その足元に転がっている眼鏡の少女の生首だった。
「あれ、ひょっとして田村さん? てゆうか、何これ? とりあえず体が手に入ってラッキー?」
「ちょ、ちょっと何なんスかこれー!! 生首なんてイヤッスよー!!」
(ああもう……なんだよこれ)


二日目・午前三時/東京都】

【◆6/WWxs9O1s氏@現実】
[状態]:柊かがみのセーラー服とスクール水着を着用 、病んでる、精液塗れ
[装備]:贄殿遮那@灼眼のシャナ
[道具]:業務用ポッキー(ダンボール一箱分)
[思考]
1:まあとりあえずかがみと仲直りしよう
2:みなみ、義経、ひよこっこの仇を討つ
3:誤解フラグを解く
4:放送を信じない味方を集め、主催を倒す
5:最終手段でかがみを主催に差し出す
6:その願いでみなみを生き返らせてもらうのもいいかも
7:ま と も な ふ く が ほ し い
※大臣の取引には乗ったふりをしていますが、実際に手を貸すつもりはありません。
第六回放送を聴いていません(かがみにレイプされていたため)

【柊かがみ@らき☆すた】
[状態]:首から下は、田村ひより
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考]
1:やったね、体が手に入ったよ!
2:◆6/WWxs9O1s氏を正気に戻す
3:出来れば6/を独占したい
4:◆6/WWxs9O1sと行動を共にする
5:放送を信じない味方を集め、主催を倒す
6:自分の胴体と友人、家族を探したい
第一回放送を聞いていません
第四回放送も聞いてません(自慰行為のため)
※第六回放送も聞いてません(6/氏をレイプ中だったため)

【田村ひより@らき☆すた】
[状態]首だけ、錯乱、現実逃避、朝比奈みくるのコスプレ
[装備]少女セクト、胡桃(30万)、イングラムM10、竜槍ゲイボルグ、デスティニーガンダム、豊臣秀吉の生前の武装一式、
   源頼朝の生前の武装一式、(空白)、武蔵坊弁慶の生前の武装一式、鋸、日下部みさおの首、無双方天戟、弓矢(98)
[所持品]支給品一式、『てめえ、殺すぞ』と三木鼠のメッセージが入ったカセットテープ
    田口の上半身、計量器、K6の支給品、碇シンジの支給品、磯野波平の支給品
    デスティニーガンダムのマニュアル、青龍胆(60)、朱雀翼(60)、玄武甲(40)
    黄忠弓(40)、剛柔法書、太宰治の支給品、ユーフェミア・リ・ブリタニアの支給品
[思考]
1:精液の匂いのする方へ行く
2:やおいカップル、百合カップルを沢山誕生させる
3:ツンデレコンビを捕まえて友人を生き返らせる
※放送で何人もの友人達の死を聞かされたため、いつにも増して頭がおかしいです
※必ず朝比奈みくるのあの歌を歌いながら登場します
最終更新:2008年02月09日 04:17