「ここだね……例のツンデレコンビの片割れの6/とかいう奴が潜んでいるマンションは」
ジャイアンの母の言葉に、隣を歩くYOKODUNAも頷く。
彼らはゴゴを弔った後(食人的な意味で)、まずは男のほうを捕まえようと探知機を頼りにここまで来たのだ。
「じゃあ、さっそく突入するかねえ」
腕まくりをするジャイアンの母、その前に突如巨大な影が立ちはだかった。
氷の海の中から、突然巨大なマッコウクジラが出現したのだ。
「OKAMI、下がれ!!」
臨戦態勢を取るYOKODUNA。よく見ると、クジラの上には金髪の白人らしい女が乗っていた。
「イエロージャップども、さっき私たちの仲間を殺したのは貴様らか?」
女はその風貌からは想像も付かないような下賎な声を上げた。
「仲間だって? 知らないねえ」
ジャイアンの母がそう答えても、女は納得する様子を見せなかった。
「ふざけんじゃNEEEEEZEこのジャップが!! アタシの仲間は貴様らのような汚いサルに殺されたんだよ!!
てめえらのようなクジラを食べる野蛮な人種は世界から消えればいいんだYO!!
金儲けとアニメ作りしか取り得の無い劣等種族が!!
貴様らが我らの友のクジラを食おうなど笑止千万!!」
それを聞いて、YOKODUNAの顔色が変わった。
「……その言葉は捨て置けんな」
日本の国技の頂点に立つものとして、このような国辱を受けて黙っているわけにはいかない。
「この女は私が相手する。OKAMIは早く6/の所へ!!」
「そうはさせないよ!!」
金髪の女が指を鳴らした。
その瞬間に、ジャイアンの母とYOKODUNAはさっきまでとは違う知らない空間に引きずりこまれていた。
まるで深い海の底のような景色が、どこまでも続いている。そこにいるのは二人とあの女、
そして三人の頭上を泳ぐ沢山のクジラのみ。
「これは―――KOYUU-KEKKAI!!」
「知ってるのかい、YOKODUNA?」
「フン、イエロージャップのわりに話が早いじゃないか。
そう、ここはワタシがクジラへの愛で形成した固有結界、『無限の鯨』だ。
クジラを食う野蛮人どもめ、今までの報いとして、クジラに食われて死にな!!」
女が片手を上げて合図をする。
それにあわせて、三人の頭上を旋回していた何百ものクジラたちが咆哮を上げて二人に襲い掛かってきた。
(……これは避けられんな)
二人の大柄な体が、瞬く間にクジラの姿に覆い隠されている。
「HAHAHA!! 骨まで食らっちまいな、アタシのカワイイクジラたち!!
言っとくけどこの空間の中では禁止行為もクソも関係ねえからな!!
アタシの仲間の分まで惨めに死ね、サルが!!」
この世のものとは思えないほどの哄笑を上げ、拍手喝采する女。
―――しかし、それは長くは続かなかった。
三分後、彼女は今まで知らなかったものを目にすることになる。
「HAHAHAHAHA!! そろそろくたばったかい? この……」
勝利を確信していた彼女の目の前で、クジラたちは数百頭まとめて吹き飛ばされた。
咆哮が今度は悲鳴に変わる。
そしてその爆発の中心地では、あの二人の日本人が無傷で立っていた。
「この程度か……?」
余裕すら感じさせる二人の姿に、女は舌打ちする。
「ジャップが……!!」
【
二日目・午前十一時/東京都】
【YOKODUNA@SUMOU】
[状態]:KIの残り100% 首輪なし
[武装]:なし
[所持品]:支給品一式
[思考]:
1:目の前の女を倒す
2:TSUNDEREKONBIどもを生け捕りにして主催に突き出す
3:それが出来なければ武を探す
4:ジャイアンの母に協力する
【ジャイアンの母@
ドラえもん】
[状態]:健康、全裸 首輪なし
[武装]:なし
[所持品]:支給品一式、参加者探知機付きノートパソコン(インターネット接続可能)
[思考]:
1:目の前の女を倒す
2: ツンデレコンビどもを捕まえ主催に突き出す
3:それが出来なければ武を探す
4:ハルヒとは再戦したい
【シー○ェパードの女幹部@オースト○リア】
[状態]:健康
[武装]:不明、マッコウクジラ(召還獣)
[所持品]:支給品一式
[思考]:
基本:クジラを食べる日本人は皆殺し
1:目の前の二人を殺す
2:仲間を殺した日本人を殺す
3:ツンデレコンビも日本人なら残虐に殺そう
【特殊能力・巨鯨召還】
自分たちが意のままに操れるクジラを召還できます
【特殊能力・固有結界『無限の鯨』】
とりあえず固有結界です。詳細不明
最終更新:2008年02月18日 09:41