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「これでよし、と……」
セワシはパソコンを閉じて、横になった。
思えば一晩中ずっとパソコンに向かっていたのだ。目も疲れるし、さすがに眠い。
「さ、今夜は楽しくなるぞー。今のうちに一眠りしておこっと。
 ここはビルの下だから、寒くもないし誰にも見つかる心配もないんだし」
「果たしてそうかな?」
突如、何者かの声が響いた。
「だ、誰だ!?」
「探したぞ、野比セワシ。そうか、そのパソコンでいいように我々を操っていたわけか。
 そうやって殺さず、傷つかず、ただ他人を操っているだけか?
 誰にも見つからない場所でのうのうと生き伸びれる程カオスロワは甘くはないんだよ」
声の主ルーファウスは、笑いながらセワシの前に現われた。

「お、お前はルーファウス!
 そんなバカな……お前はこれから封印の禁止で何もできない
 しまちゃうおじさんをズガンしにいくはずだぞ?」
「随分と面白い負け惜しみの言葉だな…そんなに自分の行いが信じられないなら、
 あんたの大事なパソコンを見直してみたらどうだ?」
「な、何だって?」
セワシは急いでパソコンを開き、さっきまで開いていたデスノートを開く。
そこには確かにルーファウスにズガンされるという記述はあったが、
肝心のズガンの対象が、誤って自分に設定されていたのだ。
しかも、一度デスノートに書かれた内容は取り消しが効かない。
「そ、そんな……」
「人を操ることにかけては天下一品のあんたが、とんだドジを踏んだもんだな。
 さすがはドジでマヌケな野比のび太の孫だ。よく似たもんだぜ。
 おとなしく俺にズガンされるんだな、未来人」
ルーファウスは不敵な笑みを浮かべつつセワシに少しずつ迫ってくる。

「ぼ、僕はまだ諦めないぞ!
 ちょっと勿体ないけどこのデスノートにお前の名前も書いた。
 もうすぐお前はこのビルと一緒に自爆して死ぬ。
 僕は一人では死なないぞ、お前も一緒に道連れにしてやる!」
「言い訳無用!」
その言葉と共に、ルーファウスはセワシの腹に正拳突きを喰らわせた。
「あ………………が……………………」
正拳突きをまともに喰らったセワシはその場に崩れ落ちる。
「あばよ、野比セワシ」

ズ  ガ  ン!

野比セワシはズガンによって空気の塵と化し、粉々になった。
パソコンも原型をとどめないほどに破壊されている。
「ふん……汚ねえ花火だな。
 俺はなあ、他人をズガンするためだったら何回死のうが構わないんだよ。
 たとえ『野比玉子症候群』になって、笑い物にされようともな!
 ハハハハハハハ!!」
ルーファウスは高々に笑い始めた。
それから程なくして、ルーファウスのいたビルで爆発が発生した。

二日目・午後三時/埼玉県】
【野比セワシ@ドラえもん 死亡確認】
[死因]スガン(ルーファウス)
【ルーファウス@FF7 死亡確認】
[死因]自爆
最終更新:2008年02月21日 11:07