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「これ程探しても見つからないとは、やはりツンデレコンビとやらは各地を逃げ回っているようですね」
「ああ、これではキリがない」
ツンデレコンビを探す二人組の男は悩んでいた。
放送の様子ではまだ彼等は捕まっていないようだが、それは逆に言えばそれほどの大人数から逃げおおせているという事になる。
情報ならある。インターネットに多数の情報が流れているから。
~~県で見た。なんて情報があったとて、範囲が広すぎる。
とても少数で探しきれるものではない。
とはいえ協力者を募ったとして、これほどの広さだと連携も取れないだろう。

「見つけてさえしまえばこちらのものなんですがね」
獲物を目の前にしてとり逃す、なんて愚は冒す事はない。
彼らにはそれだけの意志もあったし力もあった。
たとえどれだけ逃げ足の速い人物であったとしても、彼らからは逃げられないだろう。
そう、見つかりさえすれば。

「やはり我らだけでは限界なのでは?」
「だがどうやって協力者を探す。確かにいるのだろうがこの広い中他人とそんな簡単に遭遇などできはしまい」
片方の男が、リーダーと思われる男に言う。
しかし返された言葉に悩む。
「支給された拡声器を使えば容易に人を集められるのでは?」
しばし悩んだ後にその回答。
「拡声器……そうか拡声器か! こうすれば楽に彼奴らを捕まえる事ができるぞ!」
リーダーの男は、なぜ今までこの方法に思いつかなかったのだろうと言いながら荷物から拡声器を取り出す。
相方の男は、どうしたのかと尋ねる。
リーダーの男その答えとばかりに続けてメガホンを取り出した。
そして拡声器とメガホンを組み合わせ、拡声器のスイッチをいれる。
その様子に相方の男はなるほどと納得する。
「確かツンデレコンビの名前は何だったかな?」
リーダーの言葉にすぐさまパソコンを取り出しネットで確かめる。
2chのカオスロワ板、ツンデレコンビ情報スレを覗く。

柊かがみと秘湯混浴刑事エバラです、桂芳様!」
「かがみとエバラか! よし、柊かがみ、秘湯混浴刑事エバラ。ついでに太公望、動くな!」

全国に叫び声が響き渡る。
「フフフ、これでお前達ツンデレコンビも終わりだ!」
張桂芳はそう言って自信満々に微笑した。
その時相方の男、風林が声をワナワナと震わせながら叫んだ。
「ぐっ、騙されました桂芳さま!」
パソコンの画面に写るは、スレ一杯に書かれている、m9(^Д^)プギャーやら本気にした奴バカスwwwといった罵声のコメント。

「ぐあああああああああああああああああああああ!!!!!!」
張桂芳は顔を赤らめ頭を抱えてうずくまる。

そして張桂芳の無念の声が全国に響き、しばらく各地で笑い声が絶えなかったという。

二日目・午後七時/東京都】
【張桂芳@封神演技】
[状態]:赤面
[装備]:叫名棍
[道具]:デイパック
[思考]
1:ツンデレコンビを捕まえてロワを終わらせる

【風林@封神演技】
[状態]:健康
[装備]:紅珠
[道具]:デイパック
[思考]
1:ツンデレコンビを捕まえてロワを終わらせる

※全国の柊かがみ、太公望は暫く動けなくなります。
最終更新:2008年03月01日 16:04