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「何がなんだか解らんが脱出物に変わったようだな」
「ええ、これもカオスロワの定めでしょう。どうしますか桂芳様」
張桂芳は部下である風林の言葉に考えるように目を瞑る。
「うむ。ボートは限られた数しかない上にどれだけの数があるかも分からん。
 やはり参加者を少しでも足止めできればいいが」
そう答えつつも渋った表情で叫名棍を弄くる。
ツンデレコンビの動きを止めようとした時の事を思い出しているのだ。
パソコンで調べた情報は間違っていて、多大な恥をかいた。
また同じように騙されるのではないかという危惧を抱く。

「では名がわかった者から順次動きを止めていけばよろしいかと。
 最初のホールに柊かがみが居た事は確定していますので、先ずは彼女の動きを止めてみては?」
風林もその事には気がついたのか、意見を述べた。
張桂芳その意見に素晴らしいといった様子で、早速放送機具を使用可能な状態にする。
「フフフ、今度こそ我らの恐ろしさを思い報せてやろう」
そう呟くと、機具のスイッチをいれる。

ガガッという音が船内全体に流れる。
『柊かがみ、ついでに黄飛虎、動くな!』
そう叫ぶとスイッチを切る。これでこの二人は動けなくなったはずだ。
「よし風林、私はここで待機しているからお前は他人と接触して名を探りつつ船を見つけに行くのだ」
張桂芳は風林に盗聴器を持たせて扉に向かわせる。
張桂芳はここで風林の様子を聞きながら、名がわかれば随時放送を入れる。
監視カメラで様子も見れるし完璧だ。
そう思っていた。風林の声を聞くまでは。

「桂芳様、外に出られません!」
「な、なにー! どういうことだ!」
張桂芳は風林の方を見て驚愕する。

「こ、こら黄飛虎、どかんか!」
黄飛虎が扉の外で出口を塞いでいたのだ。
「動きたくてもお前らのせいで動けないんだよ!」
「風林、紅珠で捕まえろ!」
「扉が狭すぎて紅珠も外に出せません!」
「なんてこったorz」

二日目・午後九時/セプテントリオンモニタールーム】
【張桂芳@封神演技】
[状態]:orz
[装備]:叫名棍
[道具]:デイパック
[思考]
1:脱出

【風林@封神演技】
[状態]:orz
[装備]:紅珠、盗聴器
[道具]:デイパック
[思考]
1:脱出

【黄飛虎@封神演技】
[状態]:orz
[装備]:なし
[道具]:デイパック
[思考]
1:脱出
最終更新:2008年05月07日 12:59