スカイリムをプレイする上で最低限必要となる知識を簡単にまとめておきました。
TESシリーズをスカイリムから初めてチンプンカンプンな人向けです。
初プレイでもこのページを最後まで見れば潤滑にプレイできる(はず)だろう、という目的のページです。
また基本的に印象だとか触れる程度の説明しか書かないので、深く知りたい人のために「読み物」ページのリンクを貼っておきます。
大きくわけて二種類います。エイドラとデイドラ。
また、TESシリーズの神々は概念としてではなく、実際に存在します。普通に会話もできます。
九大神や八大神と言われている神々。頻繁に名前の出てくるタロスや、ドラゴンを作ったアカトシュもエイドラ。
基本的には良い神とされるが、罰を与えることもあるので善良とも言い切れない。タムリエルのほとんどで崇拝されている。
ダークエルフやオークなど一部例外もあるが、これらの種族も特にエイドラと敵対しているという訳ではなく、基本的にはエイドラ信仰を表明して迫害されることはない。
ただし、タロス崇拝だけは例外で、スカイリムのストーリーに大きく関わってくる(後述)。
詳しくはwww38.atwiki.jp/tes5/pages/44.html
デイドラの王子と呼ばれてる神々。王子という名称は誤訳で、大公や領主という意味に近い。
人間(定命の者)と善悪の概念がかけ離れているので、厄介な存在になることもあるが、必ずしも悪い神とは言えない。
特にスカイリムの時代ではダークエルフの多数派はデイドラを崇拝している(過去には違うこともあったが長くなるので省略)。また、オークはマラキャスを祖神として崇拝している。
デイドロス(デイドラの複数形)のなかで支配者に相当するものをデイドラ神やデイドラロードと呼んでいる。
デイドラ:オブリビオン(後述)に住んでるモンスター
デイドラロード:デイドラの一番格上。各オブリビオン領域の支配者
詳しくはwww38.atwiki.jp/tes5/pages/60.html
最初の内は判別が困難な両者。
まず、エイドラは本作ではNPCとして一切登場しません。ゲーム内書籍や祠で名前が出てくるだけ。当然会話する機会も無し。
逆にデイドラは顔こそ出さないがよく出てくる。
クエストで神として主人公の前に現れ、無理難題を押し付ける神は全員デイドラだと考えて間違いありません。
ゲーム内書籍の「エイドラとデイドラ」では両者の違いについて述べられています。
また、同じくゲーム内書籍の「デイドラ全書」という本には、デイドラ神全員の特徴が簡単に記載されています。
デイドラはプレイ中にもゲーム中書籍やクエストで良く出てくるので、一つ携帯しておくと便利です。
人間の住むムンダスの世界の中に惑星ニルンがある。その星の中の大陸タムリエルがTESシリーズの主な舞台。
一応その他にも大陸は存在するが、TESシリーズの舞台になったことはありません。ゲーム内書籍やNPCの会話で説明されているのみ。
詳しくはwww38.atwiki.jp/tes5/pages/40.html
スカイリムとはタムリエル大陸の北に位置する地域。
もちろんスカイリム以外にも地方は存在している。本作以前のタイトルもタムリエル大陸の一部が舞台だった。
各大陸の詳細についてはwww38.atwiki.jp/tes5/pages/39.html
人間は死んだらエセリウスに召されます。ノルドのみエセリウスの中の「ソブンガルデ」に召されるが、それもあくまでもエセリウスの中の特区。
しかし、デイドラ神と契約を結んだ者のみエセリウスに逝けずに、オブリビオンでデイドラ神に仕えることになる。
本作でも本当はソブンガルデに逝きたいのに、デイドラと契約してしまったがためにオブリビオンに逝くことになって後悔してるお爺さんが出てくる。
デイドラとの契約は計画的に!
スカイリムをプレイしておくで知っておくべき歴史。
帝国はタムリエル大陸の最大勢力であった。この帝国をタムリエル統一に導いたのがタロスである。タムリエル大陸中の全民族・全勢力は帝国に、タロスに服従した。タロスは皇帝の位を受け、名前を改めタイバー・セプティムと名乗った。
その後、タロスはその栄誉を称えられエイドラ神として数えられるようになった。元来エイドラ八大神であったのが、タロスを含め九大神となったのである。
時代を下ること、百余年。
オブリビオンの動乱(www38.atwiki.jp/tes5/pages/93.html)を経て、帝国の支配力は低下しつつあった。かつては帝国に従順であった民族、地域も除々に独立の陰りを見せるようになった。そんな折に帝国に宣戦布告したのがアルドメリ自治領(www38.atwiki.jp/tes5/pages/294.html)であった。ハイエルフ族で構成されるその国家は、帝国軍をいとも簡単に大破し勝利した。その戦力を恐れた帝国はアルドメリ自治領に突きつけられた不平等条約「白金協定」を渋々受諾し和平した。
「白金協定」の中で特筆すべき条項は「タロス崇拝の禁止」である。前述した通り、人間としては有り余る偉業を成し遂げたタロスは帝国では神として扱われていた。その伝統を禁止する、一見何の変哲も無いこの条項こそが、タムリエル大陸・極北の地、ノルドの住むスカイリムの内動乱の引き金となる。
アルドメリ自治領との大戦は帝国に莫大な影響をもたらした。帝国の威信は地に落ち、従属していた諸勢力は帝国からの独立を声高々に叫ぶようになった。その中でも帝国の最大の脅威となったのが、スカイリムにて反乱を起こしたウルフリック率いるストームクロークである。ウルフリック挙兵の大義は例の「タロス崇拝禁止に対する反発」であった。ノルドによるタロス信仰の熱意は帝国が想定した以上であったのだ。ノルドにとってタロス崇拝を規制したその態度はノルドに対する宣戦布告、そのものだった。彼らは「ノルドを見捨てた」と憤慨し帝国からの独立を宣言したのだ。もちろんこれはアルドメリ自治領の策中であった。タロス崇拝禁止に至ってノルドが反発する事を見込んで白金協定の条項に加えたのだ。
反乱はスカイリム中に広まり、帝国は鎮圧のために軍を派遣せざるを得なくなった。帝国軍の司令官に選ばれたのがテュリウス将軍である。
テュリウス将軍率いる帝国軍とウルフリック率いる反乱軍の戦争は熾烈を極めた。しかし、その戦争もあっけない事件で収束の兆しが見えた。ウルフリックが少数の衛兵と巡行中に偶然帝国軍に捕縛されたのだ。死を覚悟したウルフリックは帝国の馬車に揺られ、静かにヘルゲンの処刑場に向かった。誤認逮捕され無罪の身で同乗する「ある人物」と共に...
ちょうど同じ頃、スカイリムに新たな脅威が復活した。太古に絶滅していたと伝えられていたドラゴンである。ドラゴン、それは世界を食らう者。その獰猛な生物の声は、火となり氷となり人間を虐殺した。またドラゴンはその体を切り裂いても殺すことができないのだ。ただ普通の人間に抗う術は無い。ただ普通の人間には。ドラゴンのボス、アルドゥインは何を思ったのか突如ヘルゲンを襲撃した。処刑は中断され、そこにいたウルフリックと「ある人物」はそれに乗じて逃亡する。
帝国軍と反乱軍の内戦は再開された。スカイリムは混乱の境地にある。終わりを見せない内乱、それらを扇動し操作するスカイリムの監視者・アルドメリ自治領。そして復活したドラゴン。人々はこの混乱を鎮める英雄を待望した。程なくしてその英雄は現れる。まるでスカイリムが彼を呼び寄せたかのように。スカイリムの最も高い所「世界のノド」からスカイリムを見下ろす仙人たちは「ある人物」、即ちスカイリムの英雄を心で感じた。
そして叫ぶ「ドヴァーキン!!!」。ドラゴンボーンにして今作の主人公、その人である。
参考:www38.atwiki.jp/tes5/pages/300.html
スカイリムの独立を目指したノルドの反乱軍。先の大戦でかろうじて帝国の勝利を収めたのはノルドの出兵によるところが大きかったのにもかかわらず、白金協定を勝手に結ばれ、
スカイリムで広く信仰されていたタロスの崇拝を禁じられたことに不満を持つ。太古にエルフから勝ち取った土地柄なので、エルフの操り人形になった帝国に見切りをつけた。
詳しくはwww38.atwiki.jp/tes5/pages/184.html
・帝国軍
白金協定によるタロス崇拝の禁止はしぶしぶ認めた妥協策であって、反乱軍がスカイリム国内を混乱に陥れ、ますますサルモールの思う壺になってしまうと思う勢力。
詳しくはwww38.atwiki.jp/tes5/pages/191.html
・サルモール
スカイリムの内戦を扇動している勢力。アルドメリ自治領という同盟内の中心的な組織。
主人公が関与することはできないが、内戦クエストでは表面的には帝国を支持している。その一方で帝国を弱体化させるためにストームクロークも影ながら支援している。サルモールからして見れば、「争え...もっと争え...」状態。
詳しくはwww38.atwiki.jp/tes5/pages/190.html
ゲーム中の分かりにくい用語、設定。ゲームシステム自体の用語はhttp://www38.atwiki.jp/tes5/pages/189.html
僕自身がやってる上で分かりにくいと思った用語を説明します。
その地域を治めている領主。その都市と周辺地域を統治している。スカイリムには9人の首長がいる。
首長の中の代表。9人の首長が会議して、その中の誰かが選ばれる。
ちなみにゲーム開始時の数年くらい前に、当時の上級王であったトリグ(こいつはソリチュードという都市の首長だった)はウルフリックに殺されている。
そのためゲームは上級王不在のまま進行する。ウルフリックはウィンドヘルムという都市の首長として、この上級王になるのを目標としている。
スカイリムは上級王を通して間接的に帝国に従属していた。
帝国→(スカイリムを統治するために上級王に命令)→上級王→(代表として各首長に帝国の命令を分配)→首長→(首長として民を直接統治)→民
誤訳に近くて、首長の統治する地域のこと。全部で9つある。要塞ごとに首都があってそこに首長は住んでいる。
とにかく城とか都市とかそういう「点」を表しているのではなく、「面」を表してることに注意。
スカイリムには同じ人物でありながら多数の名前を持つ人物だとか民族が現れます。それをまとめておきました。
別名:アルトマー
ハイエルフのエルフ語読みがアルトマー。
別名:ダンマー
同上。
別名:ボズマー
別名:オーシマー
別名:ドゥーマー
別名:タイバー・セプティム
皇帝即位に当たってノルド風の名前をシロディール(帝国の中心地域)風に改名。
別名:ヒャルティ
タロスの幼名
別名:ストームクラウン
タロスの渾名
注:ソブンガルデを司る神。実はムンダスを創造した凄い人(だとスカイリムでは信じられている)。
別名:ロルカーン
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