- 以下、クソどうでもいい考察
左耳のピアスを引きちぎった→「私はレズです」という自分自身への“偽りの証”を捨てた、ということかな
梓に性的な虐待を加えている間も、紬はどちらかといえば嫌悪感を示していたし
最後の最後にとってつけたように明かされた「ケーキが壊れて云々」も、本当に紬の本心だったのだろうかと疑いたくなるな
序盤〜中盤の描写(例:泥酔して体調崩した澪への対応ぶり)から推察するに、この紬は「可哀想な子を甲斐甲斐しく世話すること」に歪んだ執着をしていたような気がする
そしてそれを自分の存在理由と履き違えていたような気が
なんにせよ、現実にDVをするモラハラ彼氏(彼女)って、こういう心理なのかなって考えさせられますね
DVをしてしまう暗い心理に光をあててみせた点でも、このSSは秀逸だと思う
そしてあらためて思う。オリジナルでやれや!!!! -- (名無しさん) 2025-01-27 19:07:16
- ちょうど数年ぶりに『けいおん!』一挙視聴してたから、ついでにこれも読んでみた
とにかく地の文の言葉の選び方が秀逸!
このまとめwikiにはないけど、けいおんブーム黎明期にもやはりこれと似たSSがあった(澪が唯をひたすら痛めつける話。覚えてる人います?)けど、
理不尽な暴力を振るう側の心理が美しく、丹念に書かれてるこちらの方が上手かな
ただ、あえてミも蓋もないことを言おう
これオリジナルでやってどっかの文芸賞にでも応募しろや!!!!!笑笑笑 -- (名無しさん) 2025-01-27 18:56:20
- この話やばくね -- (名無しさん) 2025-01-17 21:10:14
- 10年前に読んだ時はメンヘラ,ヤンデレという言葉で括られていたけど、今となるとこれは境界性パーソナリティ障害と分かる。本当によく書けていると思う。生きづらいと表現される症状だけど、苦しいのは本人だけじゃなく周りの人間も傷付けて関係性を壊してどんどん孤立していく障害。 -- (名無しさん) 2024-09-15 22:19:55
- けいおん!!の二次創作としてこの話を書いたのがいろんな意味ですごい。名作 -- (名無しさん) 2024-08-21 19:25:56
- もっと書きたいことはあるけど長すぎるからここまでにする。長文の拙い考察失礼しました。 -- (名無しさん) 2023-06-27 03:15:31
- ケーキを落としたことをみんなに知られないように梓の話を止めたのも、自分が悪いことをしてると知られたくなかったのはあるかもしれないけど、ケーキのない自分に梓以外のみんなもがっかりした顔をするのではないかと恐れたことが大きいと思う
お酒を飲んでも酔えないことや電車に乗っていて振り落とされることを恐れることからも、このムギには幼少期に何かあったことを思わせるね。例えば…親の思うような成績を残せず諦められたトラウマとか。 -- (名無しさん) 2023-06-27 03:09:24
- 梓視点ではムギが梓の残念そうな顔がきっかけでおかしくなったことがわからないから「ケーキ」と表しているし、ムギ本人も自分がどうして酷いことをしたくなるのか自己認識できてないから最後まで「ケーキが壊れる壊れない」の話になってしまっている
しかし本質では、ケーキ以外の自分の価値を確かめたいからケーキや梓の大切なものを壊して嫌なことをしても本当に仲間だと思っているかを試してる。梓が本当に自分のことを好きだとどこかで思えない気持ちが拭えなくて、ずっと試してる
そこがラストの「梓ちゃんは私のことが嫌いだったんだよ」に繋がる。ずっと試して、相手がどうにもならなくなるまで試して、居なくなってから「やっぱり嫌いだったんだ」って、ある意味安心する -- (名無しさん) 2023-06-27 02:54:09
- 愛着障害系のメンヘラにならわかると思うけど、相手が去っていかないか試すためにわざと酷いことをして、それを受け入れてくれる相手に安心するんだよね
それをやってる最中は正気じゃないから後から後悔して素直に謝るんだけど、しばらく経てば何のきっかけもなしにまた同じことを繰り返す
本当にムギを思うのなら理解ある彼くんのように治療と同時進行できればいいんだけど、ムギの立場ではそれも「壊れた」ことになっちゃうのかな -- (名無しさん) 2023-06-27 02:43:58
- 梓(天使)のような女の子が手を伸ばす→顔を曇らせる→生きたいと思った
ってことはムギは直前に死んでも自分は梓のいる天国には行けないことを悟ってしまったってことかいな -- (名無しさん) 2020-11-25 02:19:25
最終更新:2011年12月09日 20:38