それはある暑い夏の日のこと──背筋の凍る事件の始まりは、一本のアイス棒だった
唯「ねえ、小さい頃やらなかった? お墓遊び」
その日を境に女子高生の日常は、恐怖の日々となる
唯「アイスの棒をお墓の石に見立ててね、それで小さなお墓を作るだけだよ」
紬「アイスの棒で?」
純「ねえ、また死骸の山がみつかったって!今度は雀らしいよ!」
律「どう考えても唯の仕業だ。・・・・・・私達が説得してやめさせる」
澪「もうやめてくれ!こんなの・・・・・・おかしいだろ!」
唯「さわちゃんせんせー?どうしたの?」
憂「おねえちゃんの禁じられた遊び。私が、禁じた遊び」
梓「純?・・・・・・嘘・・・・・・嘘でしょ!?嫌あああぁあぁあああああああ!!」
律「澪。大丈夫。お前は守ってやるし、唯もきっと元の優しい唯にもどるさ」
紬「ごめんなさい!ごめんなさい!私が・・・私がこんなことを引き起こしたのよ!」
唯「うい~・・・・・・ア~イ~ス~」
和「そうなんだ。じゃあ私、墓地に行くね」
律「私は軽音部の部長だからな!一致団結にはまとめ役が必要だろ?」
憂「おねえちゃんがザリガニを沢山捕まえた話。実はあれには続きがあるんだ」
梓「・・・・・・やってやるです!」
唯「禁じられた遊びに触れたよ!」
この冬。暑い夏の冷たい恐怖が、スクリーンに登場する
紬「アイスの棒で?」
唯「あーずにゃん♪ねぇ・・・・・・一緒に帰ろうよ?」
提供 31アイスクリーム
最終更新:2011年06月19日 21:38