公園!
唯「アンクなんてもう知らないっ、最低だよ…」グスン
唯(そうだ…私がばかだったんだ。アンクは憂の体を乗っ取って好き勝手してるのに、仲良くなろうだなんて…)
唯「ごめんね、ごめんね…憂」
?「唯ちゃん?」
唯「え…あ、ムギちゃん」
紬「どうしたの? こんなところで」
唯「ちょ、ちょっとね!」
紬「唯ちゃん泣いてる…きっと何かつらいことがあったのね?」
唯「……」
紬「私でよければお話聞くよ?」
唯「ムギちゃあん…」
紬「そう、お友達と喧嘩しちゃったのね」
唯「でも、でも…私も私で悪くて…」
紬「そっか…そうだ! 唯ちゃん!」
唯「ふぇ?」
紬「久しぶりに軽音部のみんなでお茶を飲みながらお喋りしよっか。美味しいお菓子も一緒に食べて、ね?」
紬「ほら、最近唯ちゃん部活に来れてないじゃない? みんなも心配してたのよ。ちょうどいい機会だと思うの」
唯「みんなが、心配…(そういえば、アンクと会ってから部活に行ってなかったんだよね)」
唯「そうだね…うん! しよう! ティータイム!」
紬「ふふ、それじゃあ学校に行きましょうか」
唯「え? でも今日休み…」
紬「大丈夫。部室は開いてるわ。それにみんなももういるはずだから…」クス
ブウウゥゥーン、キキィーッ
憂「この辺りか」
タカカンドロイド「ギ、ギギギ…」バチバチ…
憂「…追跡に感づいて破壊したのか、勘のいい奴」
憂(ネットの情報を見る限り…こいつはヤミーの巣。ということは作ったのはあいつ…)
憂「そして破壊したのもあいつか。随分と警戒してやがる」カチッ
JK撮ったら変なの写ってた
1 名前:名無しさん 2010/○/×(日) 08:09:39.72 ID:ysscj0j0z
今日あまりにもムラムラしてたから通りかかったJKを撮ったんだが変な物が写った
これ証拠写真な→○
2 名前:名無しさん 2010/○/×(日) 08:10:02.41 ID:4545uzee
盗撮乙
5 名前:名無しさん 2010/○/×(日) 08:10:39.73 ID:gtrescjhu
通報した
12 名前:名無しさん 2010/○/×(日) 08:11:05.32 ID:oooss0h
どうせ合成だろks
34名前:名無しさん 2010/○/×(日) 08:13:39.44ID:inpoyann
このJKまぁまぁ可愛い
でも髪型モップだわ・・・
55 名前:名無しさん 2010/○/×(日) 08:16:33.42 ID: ysscj0j0z
1だが写真はマジだ。マジ
撮ってからJK見たら写真に写っていた物が写ってなかった
ほら、頭にくっついてるでっかい変なやつ
58 名前:名無しさん 2010/○/×(日) 08:17:00.35 ID: SDKsj0u
test
65 名前:名無しさん 2010/○/×(日) 08:18:35.66 ID: ninninj5h
俺この写ってるとこの近所だわw
1特定した
74 名前:名無しさん 2010/○/×(日) 08:19:13.11 ID: ysscj0j0z
65ちょwwwシャレにならんwww
ちょっとこのJK探してみる
86 名前:名無しさん 2010/○/×(日) 08:20:33.82 ID: azuazu17
盗撮の次はストーカーか。馬鹿だなこいつw
憂「写真の辺りはさすがにもういないか。まぁ、当然だろう」
憂「さて、ここからはこの女を…」
「う、うぐうう…」
憂「…おい、どうした」
「まゆげの…すごいJKに…う、うぐぅ…」ガクリ
憂「こいつ…まさか女を追跡しようとした奴か?」
憂「しかし眉毛だと? …やはり奴らも人間に偽装しているのか?」
純「……」テクテクテク…
紬「さぁ、唯ちゃん。入って?」
唯「うん」
ガチャリ
律「お、やっと来たな。遅いぞー」
澪「やぁ、唯。おはよう」
唯「えへへ…」
紬「今お茶とお菓子を用意するわね。座って待ってて」
唯「ありがとうムギちゃん。…あずにゃん? どうしたの?」
梓「…何がですか」
唯「なんか機嫌悪そう」
梓「そう見えますか? …さぁ、誰のせいでしょうね」
唯「?」
唯「ふいー、久々のティータイム。最高だよ~」
律「ここんとこお前全然来ないんだもん。みんな心配したんだぞ?」
唯「あ、あはは…ちょっと大事な用事があってね」
澪「へー、大事な用事…」
澪「たとえば?」
唯「たっ、たとえば…えっとぉ…」
紬「唯ちゃんだって色々あるのよ。澪ちゃん」
澪「あ、ああ、そうだな…」
梓「…唯先輩、私達になんの謝りもないんですか(特に私)」
紬「梓ちゃん」
梓「だって…」
唯「ご、ごめんねあずにゃん。…ごめんねみんなぁ」ペコペコ…
紬「みんな。今日は唯ちゃんを責める為に連れてきたんじゃないのよ? もうこの話は終わりにしましょう? ね?」
澪「それもそうだな。私の方こそごめんね、唯」
唯「う、ううん。いいの! 気にしないで?」
律「あぁ…そういや゛憂ちゃん!゛は今日何してんの? ん?」
唯「えっと…たぶん家でお掃除かなぁ!(な、なんかりっちゃん一瞬怖かった…)」
律「へー! そーなんだー! へー! なるほどー!! へぇー!!」
唯「り、りっちゃん?」
梓「律先輩、どうしたんですか?」ニヤ
律「っ! べっつにー!!」
紬「あ、そうだ…」
唯「ん?」
紬「今度、憂ちゃんも誘ってみんなでお茶を飲もう? たまにはいいんじゃないかしら。ね?」
澪「そうだな。きっと楽しいと思うよ」
唯「の、和ちゃんにしようよ!」
澪「なんでそこで和?」
唯「え、いや…その…そう! 憂ってお茶がダメなんだよ! お茶アレルギー!」
梓「そば茶とかじゃないんですか?」
唯「ど、どうだったっけなぁー? あははは」
紬「そう、それじゃあお菓子だけでも御馳走してあげたいから…今度是非、ね?」
唯「か…考えとくよ……」
梓「憂といえば」
唯(まだ憂の話が続くの!?)
梓「前にも聞きましたけど、あの頭どうしたんですか? それに口も悪くなって…」
梓「憂じゃないみたいですよね」
澪「あー」
律「ほんと、そうだなー。何があったんだろうなー。なぁ、唯。何かあったのか?」
唯「うっ…」
唯(みんなにアンクのこと言っても信じてもらえるわけないし…適当に誤魔化そう)
唯「憂…実は不良に憧れちゃって…うう」シクシク
紬「まぁ、それは一大事だわ! 今ならきっと間に合うはず…私たちで憂ちゃんを説得して更正させましょう」
律「よし唯! 今すぐに憂ちゃんをここに呼びだせ! 今しかないっっ」
唯(うぎゃあ~!? な、なんでこうなるのー!?)
唯「む、無理だよ…」
梓「こうしている合間にも憂は悪い子になっちゃうんですよ?」
唯「だから、その…」
律「この際だ! 唯の家に押し掛けて憂ちゃんを…」
紬「りっちゃん。押し掛けはよくないと思う」
律「なんだよ! チャンスだろ!」
唯「チャンス?」
律「やべっ! …なんでもなーい! てへ♪」
唯「んー?」
唯(こうなったら…)
唯「じ、実は!!」
澪「ん?」
唯「さっき言った憂が家で掃除しているっていうのは嘘なの!」
唯「ほんとは憂…今、家出中で…」
梓「あの憂が家出ですか?」
唯「そう! 連絡も取れないの!」
紬「あら、そうなの?」ジッ…
唯「っ!」
唯(な、なに…? …なんかムギちゃん…変だよ…)
紬「そうなの? ねぇ、唯ちゃん」
澪「どうなんだ、唯」
唯(ムギちゃんだけじゃない…なんかみんな様子がおかしいよ…)
梓「唯先輩」
律「唯」
唯「あの…あの…」
唯「わ、私! 用事があったの思い出しちゃった!」
律「え?」
唯「みんな本当にごめんねっ、それじゃあ!」ガチャリ、バタン! タタタタ…
律「なんだよ、情報の一つも漏らしてくれやしない!」
紬「そう上手くいくとは限らないわ。それよりもわかっていることが一つ…今、アンクと唯ちゃんは喧嘩中みたいよ。つまり」
澪「つまり?」
紬「アンクから唯ちゃんを…オーズを引き離すことができるかもしれないわ」
梓「ほんとですか!?」
紬「ええ、また上手くいけば、の話だけれど」
最終更新:2011年07月05日 20:48