澪「は?じゃないだろ!!」
律「ま、待てよ!何言ってんだ?これは確かに私の…」
澪「見ろよこの模様!」
律「模様?」
澪「これ!律のと私ので左右対称になってただろ!?」
律「あ…」
澪「律のが右で、私のが左だったじゃないか!」
律「本当だ…でも何で」
澪「まさか律が盗んでたなんて…」
律「は!?おい待てよ!!」
紬「いいお湯だったわね~」
梓「唯先輩が湯船で寝てるのはびっくりしましたよ…」
唯「えへへ、昔よくお婆ちゃんに言われたんだ~唯は湯船で寝るのがとっても上手だって」
ガチャ
紬「お湯ありが──」
律「何で私が盗むんだよ!?何の得があるんだよ!?」
澪「そんな事知るか!!じゃあ何でここにあるんだよ!?」
唯「な、なに…?どうしたの?」
梓「せ、先輩方落ち着いてください!」
律「ふざけんな!私が盗むか!!」
澪「じゃあ何で律の鞄から出てくるのか聞いてるんだよ!!!」
紬「落ち着いてふたりともぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!」
窓ガラスも割れそうな
ジャイアンの歌声にも勝る
糞バカでかい声が鳴り響いた
シーン
律「……」
澪「……」
梓「あ、あの…」
唯「カ、カイー…」
紬「はぁ…はぁ…ケンカ…しないで…」バタッ
唯「む、むぎちゃん!?」
梓「ムギ先輩!」
律「おっ、おい大丈夫か!?」
澪「……」
唯「つまり、二人はお揃いのパンツを持ってたの?」
律「そっ、そうだよ!」
梓「……」
律「お、おい!?変な勘違いすんなよ!?」
律「セットで買うと安かったからだな…ついでにいいなって澪と…」
澪「盗んだくせに…」
律「このっ…まだ言うか!?」
唯「まっ待ってよ2人とも!けんかしちゃだめだよ」
澪「…でも」
紬「澪ちゃん…」むくっ
梓「大丈夫ですかムギ先輩…?」
紬「ありがとう…大丈夫…」
紬「ねぇ澪ちゃん、りっちゃんがそんな泥棒すると思う?」
澪「それは…だけど…」
澪「じゃあ何で律の鞄から出てくるんだ?」
律「だから知らねーよ!私は確かに自分の部屋のタンスからひっつかんで来たんだよ!」
唯「ひょっとして2人とも勘違いしてて、本当は模様反対だったんじゃないかな~?」
澪「そんな事ない!私大事にいつも…」
澪「とっ、とりあえずそれは無い!」
梓「あの…ひょっとしたら何ですけど…」
唯「なになに?」
梓「そ、その…」
律「何だよ?」
梓「……」
紬「梓ちゃん顔真っ赤よ?」
梓「おっ、お二人がもしそういう関係なら、どこかで入れ替わっちゃったんじゃないでしょうか!!!」
澪律「は!?」
紬「あら梓ちゃん!それはあるかも!」
唯「なにそれ~?」
律「ばっばか!ねーよ!!」
澪「な、無い無い無い無い!それに私昨日乾すときも確認したし…」
梓「そうですか…すいません」
──田井中家
聡「ふぅ…」
本日俺、5発目の射精を終了しました
姉ちゃんので1回澪姉ので4回
聡「あー何だこのゴミ」
ぽいっ
聡「さて明日は休みだし俺の夜は長いぜ!」
聡「そういや姉ちゃんはどこ行ってるんだろ」
聡「まいっか」
母「聡!さっさと風呂入りなさい!」
聡「はーい」
~戻って再び澪んち
唯「よくわかんないけど、もし入れ替わってるんなら盗まれたのはりっちゃんのになるんだよね?」
紬「そうね、とりあえずりっちゃんちのお家にりっちゃんのがあるか調べてみたらどうかしら?」
律「うーん、そうだな…」
澪「でも乾すとき私のだったんだけどな…」
梓「とっ、とりあえず調べてみましょうよ!確か律先輩の家はここから近かったですよね」
律「ああ、5分もかかんないけど」
紬「もう遅いし、みんなで行くと迷惑ね」
律「澪と行ってくるよ、いいだろ?」
澪「うん…」
──風呂場
聡「あー!ばばんがばんばんばん!」
聡「あびばびはびば!」
──げんかん!
律「たで~ま」
澪「お邪魔します」
律「えーっと」
──風呂場
聡「あーばばんがばんばんばんばん!」
──律の部屋
ギィ…
律「あるかな」
がさごそがさごそ
澪「……」
律「れれれ?」
がさごそがさごそがさごそがさごそ
澪「どうした?」
律「私のが無い…」
澪「本当か?盗んだのごまかすために隠したんじゃないのか?」
律「このやろ…まだ言うか…」
律「大体私はパンツなんか盗むくらいなら澪そのものを…」
澪「なに?」
律「なっ、何でもねーよ」
律「あっ!ひょっとしたらまた聡の洗濯物ん中に紛れてるのかも」
澪「またって?」
律「いや昨日もさ」
コンコン
律「おーい聡~!」
──風呂場
聡「いーい湯だな!」
聡「なはは!」
──聡の部屋前
律「あれ?」
澪「もう寝てるんじゃないか?」
律「まぁいいや、入ろうぜ」
ギィ…
ぱっ!
律「ありゃ、風呂かな?」
澪「おっ、おい律…これって…」
律「ん?」
聡はどうなってしまうのか!
最終更新:2011年08月10日 20:28