憂「え!?」
唯「痛かったよぉ…」
憂「だ、誰に襲われたの…?」
唯「あずにゃん」
憂「」シュン
唯「うお、ういが消えた」
[あずにゃんの家]
梓「まったく……唯先輩はだめなんだから」
憂「そお?」
梓「そうだよ!だって真面目に練習し……って、ええええ!?」
憂「どうしたの?」
梓「う、う、うい、いつの間にうちに来たの」
憂「やだなー梓ちゃん、さっきからいたよ」
梓「うそ、だって……うぐ!?」
憂「梓ちゃん?どうしたの?」ニコ
梓「う、憂……お腹が……熱い」
憂「あれ?包丁が刺さってるよ?」
梓「ぁ……ぁ……」
憂「抜いてあげるね~」
梓「…」コクコク
憂「あれ~…抜けないや」グリグリ
梓「」ドタッ
憂「あーあ…」ピッピッ
唯『もしもしうい~?』
憂「うん、わたしだよ。お姉ちゃん、始末できたよ」
唯『おー、仕事早いね!じゃあ戻ってきて~』
憂「はーい!!」ピッ
憂「さてと……」
憂「バルサン焚いておこ」
[ゆいのいえ]
唯「お、うい、おかえり~」
憂「えへへ、ただいまぁ」
唯「ってうい~、あずにゃんの首ぶら下げてこないでよ」
憂「あっ…そうだね、ごめん」ポイッ
唯「それに匂いがキツいよ……ファブリーズ撒いておこうかな」
憂「うん!」
唯「それっ」バシャ
憂「うっ……げほっげほっ」
唯「ういも消毒しないとね~」バシャバシャ
憂「お姉ちゃん、原液はやめてよ……こほこほ」
唯「大丈夫大丈夫~、あ、うい、こっちおいで」
憂「?」
唯「新しい動力が完成したの」
憂「わぁ!綺麗!」
唯「水素電池なんだけどね、これで200年は持つよ」
憂「すごい…」
唯「えへへ、だから今の電池は処分するよ」
憂「じゃあ一回電源切るね?」
唯「うん」
『system shutdown ....... done.』
憂「」シューン
唯「よし、電池の交換をしよう」
唯「動力は心臓のところに入ってるんだよね~」
唯「ドライバーで回して~」パカ
唯「よし、取り替えよう」クルクル
唯「…」カチャカチャ
唯「できたぁ」パカ
唯「あとはポニテを引っ張って…」クイッ
憂「」シューン…
憂「…あ」
唯「おはよ、うい」
憂「おはよー、お姉ちゃん」
唯「無事に終わったよ」
憂「えへへ、ありがとう」
唯「どお?」
憂「うーん、なんか身体が軽くなった気がする」
唯「従来比150%大きくなってるからね~」
憂「あ、お姉ちゃん、梓ちゃんちの後始末どうする?」
唯「あー、そっか~」
憂「消しておいた方がいいかも」
唯「確かに。じゃあこの電池持ってっていいよ~」
憂「わかった!じゃあ行って来るね!」
唯「ほーい」
[あずにゃんの家]
憂「電池をセットして…」
憂「…ちょっと威力大きすぎるかなぁ」
憂「ま、大丈夫だよね」
憂「よっと」ピッピッ
唯『あ、うい~?設置できた~?』
憂「うん!」
唯『じゃあ起爆させるから戻ってきて~』
憂「はーい」
[ゆいのいえ]
唯「おかえり~」
憂「ただいま」
唯「テレビつけたよ、どこが一番早く中継してくれるかなぁ」
憂「ねー」
唯「じゃあ起爆させるよ」
憂「うん」
唯「3,2,1」ポチ
ドーン!!
憂「…」
ブワッ
唯「わ、わ」
憂「お姉ちゃん、私の影に」
唯「うん」
ドドドドドドドド
唯「ういー!!家が崩れる」
憂「お姉ちゃん私に掴まって!」
唯「うんっ」
憂「…」シュタッ
唯「おぉ……」
憂「…お姉ちゃん」
唯「うん……威力が大きすぎた」
とみ「誰かー!!助けてー!!」
唯「おばあちゃん!!」
憂「お姉ちゃん、ここで待ってて!」
唯「待って!うい」
憂「必ず戻るよ」シュタッ
唯「ういー!!頑張れー!」
澪「…」スッ
唯「澪ちゃん!?いつの間に」
澪「来い、唯」ヒョイ
唯「んああっ、持ち上げないで」
澪「大人しくしろっ」バンッ
唯「痛い……う、ういーー!!助けてー!!」
澪「…」バシッ
唯「」
最終更新:2011年12月10日 18:39