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「起きてください!起きてください!」

唯「ん?」

梓「やっと起きましたね、資料を見させたら寝込んでたんだからたまったもんじゃありませんよ」

唯「あ、あれ?りっちゃんは?」

梓「律先輩?夢でも見てたんですか?」

唯「あずにゃん!嘘はやめてよ!全部分かってるんだよ」

梓「なんのことですか?それにあずにゃんって…」

唯「え?どういうこと?さっきまでりっちゃんが」

梓「そろそろ落ち着いたよね?」

唯「え、うん」(やっぱ夢だったんだ)

梓「本当のこと、話すよ」

唯「う、うん」

梓「憂…」

唯「え、憂って、憂は私の妹だよ!」

梓「とぼけないで、貴方は憂でしょ」

唯「え…」

梓「起きた時には唯って言い出すからビックリしたよ」

唯「ワタシは…ワタシ…ウイ?」

梓「本当にわかんないの?」

梓「混乱したんだよ。現場には同じ見た目の二人が気を失っていたんだから。」

梓「捜査している内にどっちが唯先輩でどっちが憂だか分からなくなって」

唯「ち、ちがう!りっちゃんは!」

唯「りっちゃんにきけばわかるよぉ!」

梓「やっぱり思い出せないんだ」

梓「律先輩も、憂が殺したんでしょ」

唯「え………」

唯(わ、わけが分からない確かに私と憂はそっくりだけど、事件資料にはりっちゃんは)

唯(それにさっきの夢は)


梓「今から一ヶ月前」

梓「唯先輩の目が覚めてからその後に憂の目も覚めたんだよね」

梓「そこから取り調べしてる間に憂が暴れ出して」

梓「律先輩と唯先輩は殺された…」

梓「憂!認めて!唯先輩のフリしていないで認めて!」

梓「私はそれで充分なの」


唯(違う…どう考えても違う…!)

唯(私は完全に唯。唯なのにどうして憂と間違えているんだろう!)

唯「ど、どうして私が憂だと思うの?」

梓「それは暴れて2人を殺したのが貴方だからでしょ!」

唯(やっぱりだ!事件の時は私と憂は見た目そっくりだったんだ!)

唯「違うよ!勘違いをしてるよ!」

唯「あずにゃんはどっちがどっちだか分からなくなってるんだよ!」

梓「そんなこと!」

唯「ある!!」

唯「私は正真正銘唯なんだよ!記憶も完全に唯以外の何物でもないんだよ」

梓「そ、そんなこと…」



梓「じゃあ、唯先輩は人殺しなんですか?」

唯「あ」

唯(私が唯だとしても、残った方だから必然的に殺したことになるのか)

唯「そう…かもしれない」

唯「だけど私は絶対に唯だよ」


梓「そ、そうなんですか」

唯「う、うん!」

唯「ん」

梓「どうしたんですか!」

唯「あ、あああああああ」ダッ

梓「どこへいくんですか!!」



唯(気づいたら走っていた)

大学を出て、そこらへんをずーっと走った
可愛い犬の鳴き声。うるさいトラックの騒音。路上で歌う若者。元気に遊んでいる少年達。泣いている迷子。過ぎ去る飛行機の音。吹く風の音。

唯(憂だ!憂が犯人だったんだ!)

唯(憂が私以外のみんなを殺す為に仕組んだ完全犯罪だったんだ)

唯(全部思い出した…!あの日のことも)




律「やっぱりわかんないな」

看護師「憂さんがおきました!」

律「おおっ!来たか憂ちゃん」

律「重要な事件に関わっているんだ!」

憂「………………」ガタッ

律「う、ぐぐぐなにするんだよ憂ちゃん」

律「やめ、やめろ…」

唯(憂…なにしてるの!!!)

唯(今起きたら巻き込まれるかも)

憂「律さんって馬鹿ですよね。丁度先祖にそれっぽい人がいたら、すぐ心理遺伝なんかのせいにしようとするんだから。私が都合良く仕組んだとも知らずにね」

律「そ、そんな…ぐ」

憂「そのお陰で今梓ちゃんはいませんね。本当にありがとうございます。」


唯(憂は気づいてないんだ!私の存在に)

憂「まぁ梓ちゃんも後で殺すけどね」

律「やめ…」

憂「ふう」

唯(あ、あずにゃんまで!)



唯「憂!全部きいてたよ!」

憂「お、お姉ちゃん…いたなんて」

唯「許せない!全部こじけられるように仕組んでみんなを殺すなんて!」

憂「だっだって!」

唯「許さないっ!」ガシッ

憂「お、ねえちゃ…」

唯「ぐううう!」ググググ

憂「……」

唯「はぁはぁ…意識が…」




唯「全部憂が仕組んだことだったんだ」

唯「あずにゃんはそれを知らずに…」

唯「あずにゃんに伝えなきゃ」

大急ぎで来た道を戻りました

梓「憂!どこへ」

唯「ち、ちがうんだよあずにゃん…本当は!」

梓「お、落ち着いて!ハッキリと」

唯「あ、あ………」

梓「意識を失っちゃダメ!駄目なの」

唯「………」

梓「あ、あ」




ブウウウーーーーーーーンンンン………。

唯「ムニャムニャ」

唯「ムニャムニャ」

唯「ン」



梓「律先輩。やっぱり貴方の言っていたことは正しかったんですね」

梓「絶対に律先輩の願い通り、事件を一旦全部まとめてから無実にしてみせます。」

梓「だけど、次はいつ起きるのか」

梓「だけど頑張ります!律先輩!」

梓「何度だって!」





99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 01:38:08.10:MG7UWze80


これで終わりです
やっつけ感はありますがこんなのでいいかと
もう寝ます


105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 01:53:50.39:vIePpYP60


まとめると

憂は遺伝関係無く唯以外の軽音部を殺そうとして
唯は単純に憂に殴られて
どっちがどっちだか分からない状態で精神病院に運ばれる(この時憂がわざと髪解いたりしたのかな?)
心理遺伝で先祖に何かいたのは偶然?
それで唯がそれに気付いて憂殺したけど気絶。憂に間違われる。
毎回真実を思い出すけど梓に告げる前に気を失って堂々巡りの目眩ましってわけだな


106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 01:55:41.56:wuoaHQuBO


このスレ見て途中でドグラマグラぽちってきた
もちろん結末はここでは読まん
しかし文庫版は上下巻で送料込みで1500円とは
なかなかやるな


107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 01:58:06.10:vIePpYP60


>>106 
このスレは大分違う感じになってるけど
やっぱり読まない方がいいね
本家は比べ物にならないくらい長い文章だから頑張れよ
読んでても面白いから



最終更新:2012年08月11日 19:56