憂「お姉ちゃん、かわゆい!」
唯「憂もかわうい!」
憂「もう、お姉ちゃんったら」
唯「ういーういー」
憂「かわーゆーい!」
唯「うい! うい!」
唯「ねえねえ、りっちゃん」
律「どした?」
唯「わたしって、かわゆいよねえ」
律「はあ?」
唯「もうね、かわゆ過ぎて困っちゃう」
律「おーい、唯」
唯「嫉妬するの?」
律「してねえよ!?」
唯「はあ、りっちゃんもわたしみたいになりたいよね」
律「・・・」
唯「ねえ、ムギちゃん」
紬「はい」
唯「ムギちゃん、眉毛酷いよね」
紬「え?」
唯「わたしの眉毛欲しいでしょ?」
紬「えっと、どうしたの?」
唯「でもね、あげられないよ。高級品だから」
紬「唯ちゃん?」
唯「かわゆい!」
唯「ねえ、澪ちゃん」
澪「ん、唯」
唯「怖がりさんだよね」
澪「いきなり何言うんだよ」
唯「でもね、澪ちゃん。わたしは怖がらなくてもかわゆいよ」
澪「はあ?」
唯「右利きだけどかわゆいよ」
澪「唯?」
唯「黒髪ざまあみろだよ」
澪「・・・」
唯「かわゆい!」
唯「ねえねえ、あずにゃん初号機」
梓「誰ですかそれ」
唯「わたしはゴキブリっぽくなくてもかわゆいよ」
梓「誰がゴキブリですか!?」
唯「猫耳なんてなくても、かわゆいよ」
梓「さっきから、何を言ってるんですか?」
唯「年齢なんて問題じゃないくらいに、くぁゆいよ」
梓「おば・・・」
唯「かわゆい!」
唯「はあ・・・」
律「なんだ、元気ないな」
唯「わたしって、駄目人間だよね・・・」
律「え?」
唯「りっちゃんみたいに可愛くないし」
律「唯も可愛いよ」
唯「りっちゃんみたいに、かっこよくないし」
律「まあ、わたしの役どころ?」
唯「駄目駄目だよ・・・」
律「そ、そんなことないぞ!?」
紬「ごめんなさい、遅れて」
律「あ、ムギ」
唯「あー、ムギちゃん」
紬「どうかしたの?」
唯「わたしは、人間失格です」
紬「え?」
唯「ムギちゃんみたいの金持ちじゃないし」
律「ムギは特別だ」
唯「ティーセット持ってないし」
律「買えよ!」
唯「別荘持ってないし」
律「買え・・・ないか・・・」
紬「安いのもあるから」
律「わたし達、駄目人間だな・・・」
唯「はあ・・・」
澪「おーいどうしたんだ?」
唯「私たちは人間失格です」
律「自分が嫌になるよ…」
澪「どうしたんだよ!」
唯「私はムギちゃんにギターを値切ってもらったり…」
律「いつもお菓子を持ってきてもらったり別荘貸してもらったり…」
唯「ムギちゃんがいなかったら私たちなんて存在できないよ…」
紬「そんなことないって!」アセアセ
澪「そうだぞ!大体ムギがすごいんじゃなくて親がすごいだけなんだから」
紬「」
澪「あ!いやごめんそんなつもりじゃ…」
唯「私たちはもうだめだね」
律「生きてる価値がない」
紬「死にたい」
澪「あああああぁどうしたらいいんだぁー」
梓「みなさんどうしたんですか?」
唯「あずにゃん…」
律「もうダメなんだよ…」
梓「なにがあったんですか?」
唯「私は澪ちゃんみたいにかわいくないし」
梓「そんなことないです!」
律「おっぱい小さいし…」
梓「あんなのはただの脂肪です!」
紬「澪ちゃんみたいな作詞能力もないし…」
梓「あんな恥ずかしい歌詞書いて自分で歌ってりゃ世話ないです!」
澪「」
梓「!!…違うんですよ澪先輩これはその…」
唯「はぁ…」
律「ふぅ…」
紬「死にたい」
澪「」
梓「みんなしっかりしてください!」
唯律紬澪「…」
梓「今日のところは帰りましょう!ね?」
最終更新:2013年05月01日 20:48