せめて一花の祝福を
楽曲データ
歌唱キャラクター
歌詞
暖炉の炎が煌々と
霞む自意識を照らしだして
絵の具はやがて泥に変わり
それでも眩暈美しく
各自の愚劣をぶら下げた
狂いに狂った蒙昧どもの
批評家気取りの値踏みの目
ここに価値あるものはないさ
誰も見たこともない景色を
誰にも見せることなく描いた
朽ちゆく心に讃美の歌を
礼讃の声を 死に花に泪を
群青に染まりゆく
箱庭に咲くはとりどりの
悲しみに満ち満ちた
不揃いな造花で花束を
痩せぎすに瞬いた
新月を食むは白鯨の
遊波が凪いだ街
その暗がりに色を塗るよ
最終更新:2022年05月26日 16:11