怪物の名前
歌唱キャラクター
歌詞
喉を通って吐き出したこの声が、誰かを殺す声に重なって
現状を隔離した君の手が、やけに冷たくて
「主の救済」はもう品切れで、形骸化した声だけが残る
君が好きだった銘柄は、今じゃただの「傷痕」になって
君が泣いた、昨日の事を思い出して、死ぬんだ
「赦して」と叫ぶ
「怪物になった僕を救ってよ」
ねえ、最低な僕を、どうか、赦してくれ
「歌を吐くだけの機械だ」って
最低な日々と君よ、どうか僕を何も残さずに殺してよ
「死が救済」ならこの「生」は、何をもって意味を成すのだろう?
声に出して呼んだ貴方の名前が、何故か急に怖くて
喰らい殺した「好き」の言葉さえ、キスで埋めて
「愛して」と叫ぶ
君の事すら疑い始める
首に手をかけた
最終更新:2022年05月28日 15:07