関係あるとみられるもの

九十九弁々(東方輝針城)

住所

滋賀県長浜市早崎町1664
  • JR北陸本線「長浜駅」より徒歩10分の長浜港から琵琶湖汽船乗船25分
  • JR湖西線「近江今津駅」より徒歩5分の今津港から琵琶湖汽船乗船40分
  • JR東海道本線「彦根駅」よりバス7分の彦根港から琵琶湖汽船またはオーミマリン乗船35分
  • JR北陸本線「木ノ本駅」よりバス6分の飯浦港からオーミマリン乗船40分
※平成29年2月現在の情報です。お出かけの際に運航している保証はできないので、事前に調べてから行きましょう。


宝厳寺(ほうごんじ)


琵琶湖の中に浮かぶ竹生島にある真言宗の寺院で、日本三大弁天にも数えられる弁天信仰の聖地である。
縁起によると738年に行基がこの島で霊異を感じ、草庵をむすび四天王像を安置したのが始まりとされる。


現在では宝厳寺と都久夫須麻神社があるが、平安時代から神仏習合の信仰を行っており寺と神社はほぼ一体であった。
しかし近世に入り神仏分離令が出され、宝厳寺側は弁天は仏教の仏であると主張を譲らず廃寺の危機を迎えるも、宝厳寺と都久夫須麻神社に分離し、寺と神社の境界が明確にされ現在に至る。
神仏分離の際に弁天は神道の神であるとした場所は多く、現在神社に弁天が祀られていることが多かったりする。弁天は元々がインドの河の神だったこともあって水辺に多く生息しており、弁々のツインテールとか琵琶の弦とか川の流れっぽいよねとは筆者の談。


平家物語と琵琶

『平家物語』と琵琶は深い関係にある。琵琶引きながら語る琵琶法師は耳なしの彼が結構有名だったり、弁々もスペルカードにそれっぽい名前が見られたり、髪飾りは有名なあの沙羅双樹の花(?)など意識している。

作中の琵琶の名手であり、名器・青山(せいざん)を手にしていた平経正は『平家物語』の中でも「竹生島詣」「経正都落」で主役として描かれる。経正は竹生島で戦勝祈願に琵琶を引き、その音色で龍を呼び寄せたとかうんぬん。しかし現実は敗色濃厚になり都落ち、青山を仁和寺に返却、そしてついには一の谷合戦にて打ち取られてしまう。
青山は藤原貞敏が唐の国から持ち帰った3つの琵琶の名器のうちの一つとされる。(内の一つは海の藻屑になったそうな)
この青山も鎌倉時代には失われたとか、黒田考高の所に送られて残ってるかもしれないとか、模造品だらけとか

宝厳寺の宝物庫には経正が使用したと言われる撥が伝わっているらしい。輝針城で弁々はなぜか琵琶の撥を手にしていない。琵琶のみが幻想入りし、撥はこちらの世界に残ったままだったのかもしれない。なんて考えも出来るだろう。(まぁその後鈴奈庵などで撥を何事もなかったように使用しているのだが)

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最終更新:2016年07月12日 09:17
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