インドで釈迦が開いた仏教、日本に伝わり多くの宗派に分かれ日本の神と混合しながら独自の発展をしました。
このwikiでも○○宗の××寺のような説明がありますが、それぞれについて簡単に説明をしたいと思います。
なお、比較的最近のものは省いた13宗のみ解説します
あんま触れないほうがいい物もありますし・・・
それと、編集者は第三者視点で書きますのでご了承ください(宗派ごとの対立もあるようですから)
浄土系
南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)を口に出して唱えれば死後に極楽浄土できる、とする宗派。
極楽浄土とは簡単に言うと苦が一切無い理想郷のことです。
決して快楽つまり欲の意味での理想郷ではないのでお間違えの無いように。
他の宗派には厳しいルールや修行があったので、唱えるだけでいい浄土宗は、当時の民衆を多く引き付けました。
また、平安時代後期~鎌倉時代は戦争や飢餓が多かったので、極楽浄土への憧れが強かったのでしょう。
教えがひろまるにつれて、他の宗教から迫害を受けました。
新しくて人気のあるものが叩かれるのは昔も今も変わらんですね。
それでも法然上人はこの教えをやめようとはしませんでした。
現在では日蓮宗と並んで多くの割合を占めてます。
上記の浄土宗から派生した宗派。
浄土宗は南無阿弥陀仏と唱えることで救われるという教えでした。
浄土真宗は阿弥陀如来に帰依(=信じること)すると決めた時点で、誰でも仏になることが約束され、その感謝として南無阿弥陀仏を唱えるという教えです。
東・西両本願寺に分かれ現在に至ります。
こちらも、現在も人気のある宗派となってます。
実は浄土宗より古い宗派。というか浄土宗の先駆け。
この宗派の教えは一人が祈り念仏を唱えることで皆救われるというものです。
最終更新:2015年03月15日 11:56