403のターン!
手紙を読んでいる鬼太郎
「やあ人間の皆さん、ゲゲゲの鬼太郎です・・・」
「今日はラプラスから招待状が届いたのです・・・・」
鬼太郎が手紙を置く
「えっ?、何故招待状をですか?」
鬼太郎がレーサー用のヘルメットを被る
「ラリーの招待状です、珍しい事もあるのですねw」
カァカァ・・・
「鬼太郎~!」タッタッタッ
「やぁねこ娘って・・・どうしたんだい?、その怪我」
「うゆ~・・・痛そうなの・・・」
「どうしたんじゃ、その怪我は・・・」
「怪我も何も無いわよ、今朝横丁で歩いてたらいきなりベアードの車に轢かれたのよ!!」
「何じゃと!?、ベアードじゃと!?」
「おかしいわね・・・ベアードは確か今はアメリカで娘と暮らしているはずよ?」
「そうだけど・・・のっぺらぼうや傘化け、世界の妖怪たちまでもよ!」
「世界の妖怪たちがじゃと?」
「おーい鬼太郎~!」
「呼子じゃないか」
ヒラヒラ・・・
「呼子じゃないか」
………
OP「ゲゲゲの鬼太郎」泉谷しげる
………
「妖怪カーレース!」
………
……手紙……
拝啓・・・ゲゲゲの鬼太郎様へ、この度妖怪カーレースを開くことになりました。
場所はnのフィールドで開催いたします、是非あなたもご参加を。
ラプラスの魔より
「珍しいのぉあのラプラスの魔がレースを開くとな?」
「ベアードたちが参加するのも、無理は無いですね・・・」
「通りであんなに猛スピードで車を走らせてると思ったわよ!」
「うゆ?、まだ何か書いてあるのー」
「えっと何々・・・「優勝者にはくんくんの目覚まし時計をプレゼントしま・・・「なんですって!?」キラリーン
「ど、どうしたんじゃ真紅?」
「真紅・・・目が光ってるわよ・・・(汗)」
「鬼太郎!、レースに参加しなさい!」
「えっ!?」「参加しなさい!、これは私の命令よ!」
「やっぱり狙いはくんくんの目覚まし時計ね・・・」
「父さん、どうしますか?」「まぁ参加せんと真紅が収まらんわい・・・」
………
441のターン!
「なに、妖怪カーレースじゃと!?」
「下らねーです。そんなチラシ読んでる暇があったら働けですぅ……ん?
こ、これは…くんくんの目覚まし時計が賞品ですか…!
…おじじ!何としても勝て!ですぅ!」
「なんじゃ、興味があるのか?」
「翠星石は別に興味ないです。興味があるのは…ひひひ……」「…?」
「こほん!そ、そんな事より、賞金もでるですよ!これで家賃が払えるですぅ!」
「確かに…よし!わしらも出場じゃあ!!」
「おーーですぅ!!(くんくんの時計を手に入れれば、
真紅は翠星石に頭が上がらなくなるです。これを利用しない手はねーですぅ!)」
……………
「やあねこ娘、車の部品なんか集めてどうしたんだい?」
「あ、鬼太郎。実は私もレースに出ようと思って…」
「ええ!君が!?どうしてまた…」
「え、えーとそれは…(言えない!くんくんの時計で真紅をてなずけたいなんて言えない!)
し、賞金よ!私だって生活が苦しいもん!…じゃ、またね鬼太郎!」たたたっ
「……くんくんの時計が目当てかのう…」
「どうして分かるんです?」
「……やれやれ…全く真紅が来てからというもの…ブツブツ…」「あの、父さん?」
「いや、それよりもこのレース、一体何が目的なんじゃろうな?
わざわざくんくん時計を賞品にするとは…」
「そうですね、何か得体の知れないものを感じます」
444のターン!
タッタッタッ・・・「ねずちゃん!、ビッグニュースかしらー!」
「何だよ、金縛り?」
「金糸雀!、そんなことよりこれを見るかしら!」
「んぅ~どれどれ…ほぉほぉ……」「…でねでね」
「これはビッグだな!!」
「ねずちゃん!!」「金糸雀!、今すぐ車が捨ててある場所に行くぞ!」
「了解かしらー!!」
(きっひひひ、賞金があれば俺は丸儲けだ、それにくんくんの目覚まし時計も売れば・・・ビビビー!)
(くんくんの時計はカナのものかしら~)
……………
「ぬ、ぬ、ぬらりひょん様~!!(ドタッ」
「なんじゃ朱の盆、今松井が逆転ホームランを打つところ…」 カキーン「ほら、松井が打ったわよぉ「んで、何をあわてている?」
「そ・・・それが妖怪カーレースをやるのです!明日!」
「なぁに?、カーレースぅ?、やぁよめんどくさい」
「……ちなみに商品はくんくんの目覚まし時計だぞ…」
「なっ!?、ぬ・・・ぬらりひょん!、参加するわよぉ!」
「……なっちょっちょっちよっと待て、わしの車はまだ修理中だぞ!」「レンタカーでいいわよぉ!」
「あぁじゃあ俺、レンタカーに行ってきます~…」たたたっ
「(ふふふふ・・・くんくんの時計は私のものよぉ!)」
最終更新:2007年08月28日 17:33