公共広告のCM出演
ある日、いつもの様に化けガラスが鬼太郎の元に手紙を届けに来た。
妖怪退治の相談もとい退治の依頼の内容ではなさそうである。
「この手紙を送ったのは、『社会法人 公共広告機構』?
どうやら、どこかの団体企業からの手紙ですね。 早速、読んで見ましょう。」
……手紙……
拝啓・ゲゲゲの鬼太郎様
始めまして、こんにちは。 今回、ゲゲゲの鬼太郎様に手紙を送らせて頂いたのは、
今年度のCMに出演させて頂く為です。
出演させて頂くCMは、環境問題と麻薬・覚醒剤による薬物乱用の問題をテーマにした物です。
撮影の日にちは、○月△日ですので、よろしくお願いします。
社会法人・公共広告機構
「父さん、この手紙の送り主である公共広告機構について、何か知っていますか?」
「ふむ、ワシの知っている限りの事なら、公共広告機構と言う団体企業は、
新聞やラジオ・テレビ等を通じて、社会をよくしようとする社会法人企業じゃよ。」
「目玉のお父様、その企業のCMは表現がストレート過ぎて、恐怖心を煽っているのが多いから、
時々怖いと思う所があるのだわ。」
「いくら伝えたい事があっても、あまりにも押し付けがましいと、かえって逆効果になってしまうですぅ。」
「確かに、真紅や翠星石の言っている事も、この企業のCMの特徴でもあるのじゃ。
実際にそれで、社会が変わる事は一人一人の心掛け次第だから、難しい問題じゃのう。」
「…僕がこの企業のCMに出演する依頼が来たのも、きっと何かの理由があるのかもしれませんね。」
「話が脱線しているけど、鬼太郎君が出演するCMは環境問題と
麻薬・覚醒剤による薬物乱用の問題をテーマにしているけど、
今までに放送されたCMでは、「覚醒剤は、あなたの人生を粉々にします」と、
「ニッポンから緑が消える」のキャッチコピーが有名ですよね。」
「特に、環境問題と麻薬・覚醒剤による薬物乱用の問題のCMは、
公共マナーや家庭問題、いじめ問題よりも、ストレートに表現してしまうあまりに、
見る立場からすれば、恐怖心を大袈裟にしているように見える為に、反響があったりするものじゃ。
時には、蒼星石が言ったように、キャッチコピーも中々よい物もあるのじゃよ」
「・・・環境問題で、人間達が森林伐採などをしていて、他の妖怪達が棲み処が減ってきているから、
行き場のなくなった妖怪達の事を風刺したCMがありましたね。」
「確か、そのCMのキャッチコピーは「妖怪たちが泣いている」という物だったんじゃない?」
「確かに、地域限定CMであった作品じゃったな。 故郷の自然が失われていく現状に警鐘を鳴らした
自然保護のCMじゃったのう。」
最終更新:2007年08月28日 17:35