楽しいクリスマス

楽しいクリスマス


 クリスマスパーティーで盛り上がる鬼太郎家。そこに…
?「さてさて、紳士淑女の皆々様、どうかご静粛に」
真紅「…ラプラスの魔!? どうして貴方がここに!?」
鬼太郎「ラプラスの魔…? するとこいつが鏡爺の言っていた…」
翠星石「一体全体何の用ですか! 回答次第じゃぁタダじゃおかねえですよ!」
ラプラス「フフフ、そう仰らずに。この様な賑やかな場、わたくしの中に流れる奇術師の血が騒いがない筈がございません」
真紅「…で?」
ラプラス「この賑やかなパーティーの余興と致しまして、今宵はわたくしの奇術をご覧に入れましょう」
目玉親父「ほほう、こりゃ面白い余興じゃわい。拝見させてもらうとしようかのう」
ラプラス「ではここで奇術のアシスタントをご紹介…。『きらきー』こと、薔薇乙女第7ドールのミス雪華綺晶!」
一同「え…そんないきなり…!?」
雪華綺晶「私はだぁれ? きらきー? ふふ…きらきー…それもまた、私を表すもの…そう言うことでしたら…」
鬼太郎「あの…いきなり混乱してますが?」
ラプラス「おやおや、この世に絶対的な価値観など御座いましょうか? 十人十色、みな見る物思う事違っていて当然なのですよ。お分かりになりましたかな、お坊ちゃん」
鬼太郎「おぼ…」
翠星石「ぷっ、チビ妖怪には似合ってるですよ、ぷぷぷ…」
笑いをこらえる一同…
鬼太郎「ム…そんな事より手品はまだかい?」
きらきー「…弱気…。焦ってはいけません…」
ラプラス「さあ、世にも不思議な奇術ショーの開幕です!」

 パチパチパチ……
真紅「何も無ければいいけど…」
ラプラス「折角ですから、どなたかにご参加頂くとしましょう」
金糸雀「ハイハーイ! カナがやってみたいのかしらー」
ラプラス「では、そちらのパッチリお目々の小さな紳士に、奇術をご体験頂きましょう」
目玉親父「なんと? わしでよいのか? そりゃ嬉しいのう。で、どうすればいいんじゃ?」
金糸雀「がーーん……。完全スルーかしら…!」
雛苺「うゅ、よしよし…なのね。影が薄くてもいい事きっとあるのよ」
金糸雀「全然慰めになってないかしらー!」
きらきー「…影が薄くても…」
金糸雀「アンタも余計な事繰り返すんじゃないかしらー!」
ラプラス「コホン。小さな紳士には皆様の前、こちらへ…」
目玉親父「ふむ、何だか照れくさいのう…」
ねこ娘「頑張ってー、親父さーん」
ラプラス「さて皆様ご注目、この手に持ちたるは、わたくし愛用の帽子で御座います。…ご覧の通り…種も仕掛けも御座いません。
この帽子を、失礼かと存じますが勇気ある小さな紳士に被せさせて頂きまして、お嬢さんのステッキを拝借…」
真紅「あ…いつの間に…! …もし壊したら貴方の帽子を踏んづけるわよ!」
ラプラス「このステッキで、ワン…ツー…スリー!…この通り、見事小さな紳士は消え仰せたのです」
一同「おお!」
鬼太郎「…あの、父さんはどこへ…?」
ラプラス「くくく…ここが文字通りこの奇術の“眼目”でして。はてさて、小さな紳士はどこへ行ってしまったか? 皆様、ミスきらきーにご注目を!」
きらきー「…ふふ、見て?私の右目にこんなに可愛いお目々が…」
一同「ギャーーーーーっ!!!」
  『楽しい(?)クリスマス』…完。
最終更新:2007年12月15日 23:00
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