汗にまみれたシャツを脱ぎ捨て
安酒ふくむと もう3時をまわって
酔いどれることでその日を忘れてしまう
毎日を過ごして もうこの歳
今ではしがない酒場の歌手だけど
若かりし夢はもちろんこんなはずじゃない
慣れた手つきで衣装にのりをかけて
このタキシードもほころびだらけ
スポットを浴びると
けだるい時でも笑顔で
使い古されたナンバー毎日歌い
拍手を期待していた時代もいつのことやら
罵声の数ほど夢は薄れ
いつの日かチャンスが俺に回ると
その気持ちだけが支えになってた
励ましあった昔の仲間がいたっけ
そいつは売れっ子になって知らん顔
故郷に手紙を書きつづけてる
売れすぎるほどに売れてしまってると
何年も前から嘘を書いてきたけれど
そろそろ向こうも気付いてるはず
華やかな舞台が俺の歌声を待ってる
ステージの後の花束が俺を待ってる
たった一度だけ吹き込んだレコード胸に
一人で自慢話をするのさ
Uh Uh UUh…
スポットを浴びると
けだるい時でも笑顔で
使い古されたナンバー毎日歌い
拍手を期待していた時代もいつのことやら
罵声の数ほど夢は薄れ
華やかな舞台が俺の歌声を待ってる
ステージの後の花束が俺を待ってる
たった一度だけ吹き込んだレコード胸に
一人で自慢話をするのさ
一人で自慢話をするのさ
罵声の数ほど夢は薄れ
最終更新:2009年02月13日 15:37