幻想麻雀で採用されている麻雀の基本ルールを解説します。
幻想麻雀の卓毎に採用されている特殊ルールについては
卓ルールのページを参照下さい。
基本ルール
一般的なルールと比べて特記する必要がある事項は太字となっております。
なお3Gより変化したところは太字でかつ赤字となっております。
4Nでの変更点や、特記事項は太字でかつ緑字です。
- 四麻は東風戦、半荘戦から選択可能。三麻は半荘のみ選択可能。
- 東風戦での南入、半荘戦での西入は無し。オーラス終了時同点の場合は起家順で順位が決まる。
- ウマは5-10(ゴットー)。
- 基本的にはありありルール(クイタンあり、後付けあり)。
- 但し、4Nの霧雨魔法店、妖怪の山、無縁塚はクイタン無し。但し後付けはある。
- 赤ドラが存在する場合、数牌の5に各1枚ずつある。
- 但し、博麗神社境内(4のみ)、魔理沙の部屋、守矢神社本殿、灼熱地獄は上記以外の赤ドラが存在する。
- 4Nの霧雨魔法店も同様に上記以外の赤ドラが存在する。
- 裏ドラ、槓ドラ、槓裏あり。
- 槓ドラは即乗り。よって、嶺上開花などでも槓ドラはめくられる。
- 4Nの永遠亭は裏ドラ、槓ドラ、槓裏全て無し。
- ポンやチーの食い換えは一部認められる。
- ポンの時は、ポンした牌と同じ牌を捨てることが可能(例:白をポンして白を捨てる)。
- チーの時は、現物は捨てられないが、筋などは捨てられる(例:索子の1,2,3を持っていて、索子4をチーして、索子1を捨てる)。
- 連荘は、東場については親の和了、南場については親の聴牌である。東場は親が聴牌していたとしても輪荘する。
- オーラスはトップの親の聴牌、和了で対局終了。任意に終局を選ぶことは出来ない。
- ダブロン、トリロンあり。
- 供託料(リーチ棒)や積み棒は上家取り。
- 親が和了した場合は席順に関わらず連荘。
- 流し満貫同時成立時は合算精算(三人麻雀で子2人が同時に成立させた場合は、親10000払い、子は5000ずつの収入)。
- 不聴罰符は3,000点。
- 積み棒は四人麻雀であれば1本場につき300点。三人麻雀であれば1本場につき1,000点。
- 0点未満でハコ割れ。0点丁度は続行。
- 但し、能力などにより、卓の途中に0点を下回る場合がある。この場合、その局が終了するまでに0点以上に回復すれば、ハコ割れにはならないが、その局が終わった時点で0点未満の場合、その時点でハコ割れ。
- リーチ棒は1,000点。1,000点未満での立直は不可。
- 振聴立直は可。
- 形式聴牌、空聴も聴牌として認められる。
- また、自分で全ての当たり牌を使い切っている場合(例:萬子の2,4を持っている状態での萬子の3の嵌張待ち、但し、萬子の3は自分で槓をしている、など)も聴牌として認められる。
- リーチ後の暗槓は待ち牌さえ変わらなければ認められる。但し送り槓は不可。。
- 例:555666777999s1p この場合待ち牌は1pであり、5,6,7sを暗槓できるように思えるが、一般的なルールでは5,6,7sはそれぞれ順子と見做すことも出来る為、暗槓は不可。但し、幻想麻雀では待ち牌が変わらない為暗槓出来る。
- 例:手牌の一部が555567s この時8sをツモった場合、5sを暗槓しても待ち牌が変わらないように思える。これを送り槓と言うが、これは幻想麻雀でも一般ルールでも認められない。
- 例:1113456788999p この場合待ち牌は2,5,8pであり、1,9pをツモった場合には1番上の例同様に暗槓が出来る。但し、暗槓すると以後、2pで和了しても九蓮宝燈がつかなくなる。なお、この例も一般的なルールでは暗槓は認められない。
- 5本場以降は二翻縛り。
- 但し、4Nの霧雨魔法店、妖怪の山、無縁塚は二翻縛り無し。
- 二翻縛りで和了できない場合は「役が不足しています」というテロップが出る。
- 切上げ満貫(3翻60符、4翻30符)は無し。
- 連風牌(東場の東家の東、南場の南家の南)は4符として計算する。
- 食い平和形は20符。
- よって、食い平和のタンヤオなどは1翻20符となる場合がある。
- 九種九牌、四風連打、四開槓は流局。四家立直は続行。
- 九種九牌は親が連荘、四風連打、四開槓は輪荘。
- 四開槓については四回目の槓の後に打牌した時点でロンされなければ成立するが、それまでであれば五回目以降の槓を行う事も可能。
- 四開槓については、1人で4回槓した場合は不成立だが、他のプレイヤーが5回目の槓を行う事も可能。その場合5回目の槓後の打牌をもって四開槓が成立する。
- 包則は一切無し。
- 大四喜、四暗刻単騎待ち、国士無双十三面待ち、純正九蓮宝燈はシングル役満。
- 四枚使いの七対子は認められない。
- 役満の複合はあり。
- 緑一色は発無しも認められる。
- 九蓮宝燈は萬子以外でも成立する。
- 国士無双十三面待ちは現物以外でも振聴となる。
- 国士無双は暗槓に対して槍槓することが可能。
- 四槓子は、最後に頭を揃えることで和了となる。
- 八連荘、人和、三連刻、四連刻が採用されている。
- 人和は倍満となり、青天井以外では他の役との複合はない。よって人和無しで三倍満になる場合はそちらが優先される。
- 四人麻雀の東風戦は最初から魔力ゲージが1ストックの50%分貯まった状態でスタートする。
三人麻雀のルール
人間の里ではルールが異なるため、卓ルールのページを参照にして下さい。
- 対面が存在しない。
- 幻想麻雀では表示上は上家の部分が空きとなり、これはどのプレイヤーであってもそういう表示となる。
- 席順は固定であり、入場順(ホスト→2P→3P)である。起家はランダム。
- 萬子の2~8の7種28枚を除いた27種108枚を利用する。
- その為、三色同順は不成立。尚、ルールによっては三人麻雀で三色同刻を認めないケースもあるが、幻想麻雀では認められる。
- 萬子がドラ表示牌の場合萬子の1ならドラは萬子の9になる。
- チーは不可。
- 赤ドラは四人麻雀の時と同じだが、萬子の2~8に生じうる赤ドラは全て登場しない。
- 北は客風牌となる。共通の役牌でもなく、抜きドラでもない。
- ツモ和了の場合、北家分を残る2人で折半する。
- 親が満貫(12,000点)をツモ和了した場合、南家と西家が北家の支払い分(4,000点)を折半して支払うため、それぞれ4,000+2,000で6,000点の支払いとなる。
- 子が倍満(16,000点)をツモ和了した場合、親ともう一人が北家の支払い分(4,000点)を折半して支払うため、親は8,000+2,000で10,000点、子は4,000+2,000で6,000点の支払いとなる。
- ウマは基本的には3位が1位に対して10となる。
青天井ルール
青天井とは簡単に言えば、通常のルールでは満貫以上で、点数が固定化されるのですが、満貫以上の点数であったとしても、「符」と「翻」による点数計算を忠実に行っていくルールです。
点数計算式は、基本点数を求め、それを4倍(子の場合)、または6倍(親の場合)したものを基本とした点数を求めていくものです。
この基本点数が2,000点を超えた場合には満貫等のように点数が固定化されるのが通常ルールですが、青天井ルールでは、この場合も点数計算を行っていきます。
- 役満が通常の役と複合する。その為、役満であってもドラや他の役が計算される。
- 一般的に下位役は複合しない(例:四暗刻と三暗刻、大三元と小三元など)が、例外がある
- 九蓮宝燈と清一色
- 四連刻と三連刻(設定ミスと思われるが、3Gの頃から直ってない為、公式としては仕様の可能性がある)
- 以下の役満は必ず複合する役が有る。
- 四暗刻……対々和+門前清模和(単騎待ちではない場合)
- 大三元……役牌3(白、發、中)
- 小四喜……字一色or混一色
- 大四喜……対々和+役牌2+字一色or混一色
- 清老頭……対々和
- 緑一色……清一色or混一色
- 九蓮宝燈……清一色
- 四連刻……三連刻+対々和
- 字一色……対々和or七対子
- 四槓子……対々和
- 天和、地和……門前清模和
- 役満は13翻の扱い、人和は8翻の扱いとなる。但し流し満貫は子8,000点、親12,000点で固定。
- 点数計算は40億、即ち基本点数が10億点でカンストする。
- 4Nでは400億、基本点数100億でカンストとなる。
採用役
1翻役
門前役
副露可
- 断ヤオ九(但し、例外あり)
- 役牌
- 槍槓
- 嶺上開花
- 海底撈月
- 河底撈魚
2翻役
門前役
食い下がり1翻
副露可
- 三暗刻
- 三色同刻
- 三連刻
- 対々和
- 小三元
- 混老頭
- 三槓子
3翻役
門前役
食い下がり2翻
満貫役
副露可
6翻役
食い下がり5翻
倍満役
門前役
役満役
門前役
- 四暗刻
- 四暗刻単騎待ち
- 国士無双
- 国士無双十三面待ち
- 九蓮宝燈
- 純正九蓮宝燈
- 天和
- 地和
副露可
- 大三元
- 小四喜
- 大四喜
- 字一色
- 清老頭
- 緑一色
- 八連荘
- 四連刻
- 四槓子
最終更新:2015年08月26日 02:33