シリーズ累計800万部の売り上げを記録したベストセラー児童文学「怪談レストラン」が、
全日本国民的美少女コンテスト2009でグランプリとモデル部門をダブル受賞した工藤綾乃主演で実写映画化されることになった。

 同作は、1996年に刊行された同名作が原作で、現在までにシリーズ50巻を誇る人気タイトル。
14年経った今でも多くの子どもたちに愛され、昨年からはテレビアニメに進出し、
7~9歳の階層別視聴率は31.7%を記録している。

 今回の実写化では、工藤扮する怪奇探偵・天野ハルの活躍が軸に描かれる。
テレビアニメでの主人公はアコ、ショウ、レイコだが、
映画では“死神メール”によって姿を消してしまった少女マイの姉として登場。
怪奇現象の解明が趣味でオリジナルの探偵七つ道具を持つハルが、
マイのクラスメートらとともに死人の町へ妹を連れ戻しに向かう姿に焦点を当てる。

 劇場版では、原作シリーズの表紙を飾った数々の“お化け”キャラクターがCG化されて立体的になて登場。
アニメと実写、CGキャラを巧みに融合させて、これまでのホラー映画とはひと味違う世界を作り出すのは、
「感染」「シャッター」などで知られる落合正幸監督。TVアニメ版を構成する米村正二が脚本を手がけ、
芸能界デビューを飾る工藤の魅力を最大限に引き出す。
「怪談レストラン」は東映配給で、8月から全国150~200スクリーン規模で公開予定。

あらすじ

山桜市にある怪しげな廃墟・通称「怪談レストラン」で、ある日、黒川リュウという少年が忽然と姿を消した。以来、同じような事件が次々と勃発。それはいつしか死神メールのしわざだと噂されるようになる。その噂とは、死神からメールが来て呪文を返信しないと、四通目のメールが届いたときに本物の死神が現れ、連れ去られるというのだが・・・・・・。山桜小学校6年生・大空アコの友人・レイコにもその死神メールが届き、仲間のショウとともに事件解明のために「怪談レストラン」へと向かう。一方、消えた妹を探して山桜中学校を訪れた天野ハル、14歳。怪奇現象の解明が趣味で、オリジナルの探偵七つ道具を持つ自称・怪奇探偵。事件の第一被害者リュウの友人・カオルに接近するハルは、カオルにも死神メールが届いたことをしる。そしてカオルのクラスメート・ジュンをも巻き込んで、妹を連れ戻すために、死神メールを利用して死人の町へと向かうのだった・・・。


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最終更新:2010年06月16日 21:51