とうストについて
1,とうほう☆ストラテジーとはどんなゲームか
・ 東方の世界観とRTSのゲーム性が融合した作品
RTS(RealTimeStrategy)というジャンルの、東方二次創作ゲームとして作られたのが「とうほう☆ストラテジー」です。
正確には、とうストは「StarCraft」という海外のゲームがモデルになっているみたいです。
・ そもそもRTSというものは
「リアルタイムストラテジー」と読みます。戦略ゲームにリアルタイム性が加わったものです。
戦略シミュレーションから派生してできたジャンルで、こちらはじっくり考えて自分の勢力を勝利に導くのと比べて
RTSの場合は逆に、素早い判断と操作が必要とされるのがポイントです。
見方を変えると戦略アクションです。戦略が苦手な人でもアクションでカバーすることができます。
もちろん、シミュレーションもアクションも両方苦手な人でも問題ありません。ゲームは苦手だけど東方ならば…というプレイヤーもたくさんいます。むしろ、そういう人達に見てもらうことこそがこのページの一番の目的になります。 |
2,何にも分からない初心者へ
・ ストーリーを一通りプレイしてみる
とりあえず何もわからなくてこのwikiのこの項目を見ているというそこのあなた、ストーリーを一度プレイしてみましょう。
プロローグと白勢力第一話目あたりまでで、最低限必要な知識と操作は覚えられます。
Ctrlでスキップしちゃったよーっていう面倒くさがりな人は、せめてクリック連打でもいいので目を通しながらプレイしましょう。
・ このゲームで登場するのは大まかに分けて4種類
左から、作業者、建築物、兵士、ユニークです。
作業者が建築物をたてて、建築物から兵士やユニークが出てきます。
・ 資源は2種類
ひょうたんのマークが酒、陰陽玉のマークが霊力と呼ばれるものです。
上の4種類のものを作るためにはほとんど全ての物にこれらが必要となってきます。
・ 人口と人口上限
二種類の資源の右側に表示されているものが人口と人口上限です。
全ての建築物に人口上限が割り当てられています。建築物をたてるほど人口上限が上がっていきます。(200が限界)
全てのユニット(作業者、兵士、ユニーク)には人口が設定されており、人口上限を超えるユニットは作れません。
・ 資源が無駄にならないように建築物とユニットを作る
基本的に人口が多い勢力のほうが勝ちます。つまり、同じ時間でも多くのユニット(とそれを支える人口上限)を出したほうが強いです。
効率良く資源を回収する、その資源を無駄なく活用して建築物を造りユニットを揃えられるかどうかが脱初心者の鍵です。
まずは何よりもストーリーモードのEasyをプレイして基本操作を覚えましょう。 見落とされがちですが、とうほうストラテジー本体に公式マニュアルがついています。 ここにもプレイに必要な情報が乗っているので目を通しておきましょう。 覚える必要があることが多くて大変かもしれませんが、ストーリーモードを一通りクリアできることを目標に一つ一つ慣れていきましょう。 |
3,蟒酒宴からの初心者へ
・ 建築物の防衛機能は無いに等しい
蟒酒宴と大きく違うところはここです。拠点などにユニットを追い払えるような迎撃機能はありません。
さらに結界や壁などの防御用の建築物もないので建築物で守るという考え方は存在しません。
戦力こそが自軍を守ることのできる唯一の手段です。
しかしそれを前提として、ユニットを守る壁としてならば建築物をたてていくことも重要になります。
・ 時代の概念がない
こちらでは時代の概念がありません。時代がないのでユニーク以外のユニットや建築物の能力は変化しません。(ただし研究は影響します)
建築物に防衛機能が無いことを考えると、いきなりHardあたりから始まるような感じです。
攻めるにも守るにも兵士を揃えるところから始まります。
ゲーム開始時から求められることはいかに素早くユニークと兵士を出せるかどうかにかかっています。
・ マップはランダム生成ではなく固定されている
マップは固定されているので、既に相手の勢力の位置や取ることのできる資源の位置はあらかじめ決まっています。
なので内政も偵察も比較的、操作量が少なくてすみます。逆に言うと準備が整い次第に敵が一直線に攻めてくることが大半です。
・ ラッシュが基本
上記の3つのポイントを考えると、「ラッシュ」「タートル」「ブーム」の三すくみのなかではラッシュが基本になってきます。
Normalコンピュータも基本的にラッシュを仕掛けてくるので、内政ばかりやっているとさくっと負けてしまいます。
大体、白勢力を使って5分までに人口45まで揃えることができれば脱初心者の一つの目安になるかと思います。
蟒酒宴の時と同じく、各勢力ごとにオーダーがいくつか既に研究されています。 蟒酒宴との違いを把握した上でオーダーに沿って練習すればとうストでも普通に戦えるようになると思います。 |
4,ゲーマーで腕に覚えがある初心者へ
・ ゲームとしての操作量は結構高め
自陣の内政と敵陣への侵攻を同時に行わなければいけません。内政も戦闘もどちらかを行うともう片方がおろそかになりやすいです。
なので、とうストだと必要な操作量が多く、APM(ActionsPerMinute)が高いほうが勝率につながりやすいです。
(言葉の誤用だったらすいません)
アクションが苦手な人の場合はできるだけ操作量を減らす工夫から覚えたほうが上達が早いかもしれません。
ガリガリなゲーマーで操作量が命という人は習うより慣れろという姿勢でできることを片っ端からやってみましょう。
・ ストーリーモードのHardクリアを推奨
ストーリーモードは基本操作を学ぶところであるのと同時に、プレイングの腕を測るのにも適しています。
Hardぐらいになると各勢力の強みを把握してないと勝てないぐらいには調整されています。
クリアできるぐらいに練習を重ねればその勢力を一人前に使うことができると言えるでしょう。
Easyから始めて、Hardをクリアできるまでに一通りストーリーモードをやりこんでみましょう。
・ 一通り慣れたらショートカットのカスタマイズを推奨
プレイスタイルにもよりますが、一つのネックとしてはWASDが画面のスクロールに使えないところです。
画面のスクロール自体はマウスオンリーでスクロール速度を調整するか、
十字キーが画面スクロールに割り当てられているのでInsertキー周りやNumキーをショートカットに入れるのもいいかもしれません。
インストール時にはユニークへのショートカットなどが割り当てられていないので自分の使いやすい場所に割り当てましょう。
・ 他人のリプレイデータを参考にする
アップローダーのほうにリプレイデータがあげられていることがあります。
それを参考にすると資源の回し方からユニットの扱い方まで学べるところも多いはずです。
逆に、他の人に公開すればその人の役にたてるかもしれません。是非ともリプレイデータを活用しましょう。
・ オートマッチを活用する
とうほうストラテジーにはオートマッチ機能が実装されています。
これはプレイヤーの階級に応じた同じぐらいの腕を持つプレイヤーと1対1で対戦できる機能です。
CPU戦とは違って対人戦は色んな戦略が存在し、様々なプレイヤーの戦い方をその身を持って知ることができます。
同じ強さのプレイヤーと戦うことになるので勝つか負けるかわからないぐらいの歯ごたえのある戦いを味わうことができます。
ゲームに慣れてきたと思ったらオートマッチで他のプレイヤーと対戦してみましょう。
つまりは「実践あるのみ」ということなのですが、どのように実践していったほうがいいのかというのを一通り書きました。 それぞれのゲームモードをやりこんでいけば自ずと腕は上がっていくかと思います。ただ、Com戦Lunaticで腕を鍛えようとか言うのは気持ちはわかりますがやめておきましょう。 |
5,東方好きな初心者へ
・ 東方の二次創作同人だけどゲームバランスの調整自体は結構シビア
この作品における東方キャラの扱いとしては「ヒロイン」とよばれる軍師的なものになっています。
ユニークは戦況を覆すほどの能力である「スペル」と「ラストスペル」を持っています。
しかし、プレイヤー同士で対戦することを前提として作られていますので、
キャラによっては原作と扱われ方が違ったり、不遇な扱いを受けているキャラもいます。
なので、キャラ愛だけでは成り立たない側面があります。それを承知しておきましょう。
そもそも該当のキャラが存在しないこともありますが、泣かないでください。
・ キャラクターのグラフィックを楽しみたい
ストーリーモードだと登場キャラクターの立ち絵を見ることができます。是非ともクリアしましょう。
さらに、それぞれのキャラクターをレベル6まで育てるとラストスペルが用意されており、専用のカットインがあります。
是非とも強くなりましょう。
さらにさらに、マップエディタを上手く使いこなせれば各キャラのドットをじっくり鑑賞することができます。
是非とも使い方をマスターしましょう。
イラストレーターやドッターの方が他の同人作品を作っているかもしれません。是非とも探して見つけてみましょう。
・ それでもこのキャラを使いたい!
そのキャラの属する勢力と、キャラ自身の能力によって必要な戦法と立ち回りが決まってきます。
自分の好きなキャラを使うために練習したり研究したりしましょう。キャラはきっとそれに答えてくれるはずです。
答えてくれるキャラが存在する分、全然マシです。自分の好きな東方キャラを使うことができる、それだけであなたは幸せなかたです。
少々ネタ的な書き方をしてしまいましたが、プレイヤーの多くが東方好きだと思います。 もちろんとうストの開発陣にも東方好きが多いと思われます。 日々のアップデートで度重なる調整が当てられ、まだ完全にとはいきませんが使われるようになったキャラも存在します。 いつか、そのキャラを使い続けていれば報われる日が来るかもしれません。 |
最終更新:2013年03月12日 01:26