種族:人間
年齢:24歳(初出時)
性別:男
クラス:ネクロマンサー、ウィザード
属性:聖、魔
出身:サザン
性格:みえっぱり・法律絶対主義
外見:黒髪黒眼。胡乱げな目つきの悪さと無造作に伸ばした髪が陰気さや根暗さを増幅させている。常に黒いフード付ローブを着用。
職業:大学院聴講生→休日冒険者→大学院客員研究員→大学院客員教授→冒険者→大学院死霊学部学長

  • 経歴
サザンの孤児院の出身。兄と共に大学院の授業を聴講しながら育つ。
成人した頃には簡易な魔の魔術と死霊術が使えるようになっていたが、エルド教の勢力が今より遥かに強大であった当時は、
大学院に死霊術学部も無く、兄が薬師として貴商品ギルドに籍を置き職を見つけたのに対し、
知力を生かして程々の家の子息相手に家庭教師をしながら糊口を凌ぐしかなかった。
が、ある日、酒場にて夢を語り現実の見えていない男に出会う。元より超現実主義者だった彼は強く反発。
酔いの勢いもあり、論争の原因となった依頼をその男と受けることになってしまう。
結果としては見事に依頼を解決し、まとまった金も得た彼は才能があったのだろう。そのまま兼業冒険者として行く先々でその男と出会いつつも、
その智謀と現実主義、そして、聖属性と魔属性の双方を使いこなすと言う点で名声を得て行った。

そんな彼に、ある日、吉報が届く。
貴商品ギルドから大学院に薬学部の教授として招かれていた兄から、「大学院が客員研究員としてお前を求めている」と誘われたのだ。
しばらく迷った末に彼はその誘いを受け、大学院の客員研究員となって、数年で客員教授にまで上り詰めた。
しかし、大学院に死霊術学部は無く彼自身も全ての実力を出し切れない状況に不満を抱きつつ、ただ流されるままに生きていた。
そんな中、かつての好敵手のうわさを耳にした彼は、一時、大学院から姿を消す。
再び現れた時、彼は学長と真正面から論戦を張り、七日七晩に及ぶ激論の末、ついに大学院に死霊術学部を創設しその初代学部長に納まったのであった。
彼が失踪していた間に何があったのか、彼は死ぬまで語らなかったが、後に英雄と呼ばれるようになったモーズレイ家の男と関連があるのは間違いないだろう。
AR10年、60歳にて病没。

  • 設定
超がつくほどの現実主義者であり、高い計画性の反面、予期せぬ事態に弱い。
人の下についてこそ高い実力を発揮できるが、この世界のヨアキムは人に仕えなかった為に大成するのは人生の終盤となった。
頑固で持論に固執する傾向があるが、性根は善人。兄のせいか生来の苦労人であり、目の下のクマは絶えた事が無い。
聖属性と魔属性の呪文を高いレベルで行使しながら、死霊術までこなすが肉体的には脆弱で冒険には向いていなかった。
体系化やリスト製作に優れた才能を発揮し、
各地に分散してそれぞれの術師が独自に技術を持っていた死霊術を体系化し大学院における勉学の一つとした功績は大きい。
が、指導者としては相手の言を否定する論法が多かった為、心酔する一部の人間を除いて人望は薄かったようだ。
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最終更新:2010年01月23日 00:35