滝エルフとは、主に滝の近くで生活しており、日々心身を鍛える修行をしているエルフたちのことである。彼らが信仰している主な神はグレンダール、アステリアの神である。
修練を積み、無心になることでマナ、妖精を感じ取る感覚を強化しているため、優秀な妖精使いや魔術師が多い。体力のあるものは格闘技を習い、成人すると集落をでて武者修行のたびに出るものも少なくない。彼らの部族は他者を恨む、憎むことをしない。それは心を穢す愚かな行為だからだ。たとえ、家族を殺されたとしても犯人を恨むようなことをせず、自身の未熟さが起こしたことだと感じてしまう。
また、他者を傷つけるもの、他人のものを奪う者は弱者の卑怯者がすることだという考えを持ち、そのようなことをするものを許しておくことができない。
アクシスがいた部族は蛮族の集団により、生き残りが少数になってしまい、全員自身の力不足を悔やみ旅に出たため事実上崩壊したが、集落はほかにもいくつかあるらしい。
なお、この集落ではナイトメアの死亡率が異常に高いが、修練に耐え切った強靭なナイトメアは尊敬される風習をもち、そのようなナイトメアは部族内でも地位の高い位置になることが多い。
大体のナイトメアは修練のつらさに耐え切れず集落を飛び出す。
最終更新:2010年03月10日 03:43