種族:人間
年齢:20
性別:女
属性:魔・水
職業:大学院教授
外見:ウェーブした銀の髪に赤い瞳と褐色の肌。蒼を基調に黒と黄色という奇抜な色を上手く纏めたドレスにジャケット。
膨らんだスカートの内側とジャケットを収納スペースにしている。

設定:魔術の研究に於いて高名なムーンキーパー家の長女として生まれる。
当然のように勉学に打ち込んだ彼女はしかしちょっと別方向に道を逸れる。
魔術そのものではなく、それの込められた魔道具や、それが発掘される遺跡の探求に強い好奇心を持ってしまった。
そのせいで15の時に無理やりアカデミアに入学させられるのを拒否し、家を出奔。
あらかじめ声をかけておいた仲間達と共にサザンを飛び出し、3年程各地の遺跡を巡り、自由気ままなフィールドワーク生活を送っていた。
だが、流石名家、彼女は18の時に家の追っ手に捕まり、再びの出奔を恐れた親の策略とコネによって、アカデミアの『考古学学科』の空席であった教授職につかされてしまう。
「先生が美人」で「授業は分かりやすく」、「簡単に単位がとれるようになった」その講義は瞬く間に生徒達の間で株を上げることとなった。
しかし彼女にとってはどれだけ大きく人気を得ようとも、不満ばかりが募っていく。
彼女は学び舎でちくちくと講義を垂れ流すのではなく、自らの足で遺跡に赴き、古の匂いを、力を、叡智を直に感じた上で、研究を続けていたいのだ。しかし、それも今のままでは叶わず、そして現状は簡単には打破できない。
そんな彼女にやってきたのは渡りに船
「魔道具、華麗に盗んでみないかい?」
彼女が迷うはずもなく、こうしてスカートから爆弾薬品なんでも振りまくはた迷惑な怪盗お嬢が誕生したのであった。

性格はへそ曲がりだがロマンチスト
考古学の他にも夢だとか恋だとかに幻想を持っているが、多彩な経験と、彼女自身の性格がそれにおおっぴらにあこがれることを許さなかったりする。人に助けを差し伸べる時も素直になれない。彼女が素直になれるのは、考古学や魔道具について語る時と、自画自賛のそれくらい。
成人までに叩き込まれた礼儀作法を屈折した形で受け止めたため、特徴的なお嬢様言葉でしゃべる。口調が被るブレア教授がちょっと苦手。
生徒達には親しみや、時にはちょっとバカにした感じも含めて「ララちゃん」と呼ばれることが多い(「大人のレディに向かって失礼ですわよ!)

考古学者以外にも、盗賊、盗掘屋、それに遺跡である人物の発明品を見つけてから感化されて始めた発明家としての側面もあり
それなりに裏だとか貴商品ギルドとも通じている。
発明は今のところはた迷惑だったりまるで使えないものばかりしか生まれておらず(例として刀身に車輪を付属させることによって持ち運びは容易になったが取り回しが格段に悪くなった魔剣「ローラーブレード」など)、彼女の研究室に山を為した発明品のせいも相まって、発明家としての「悪名」は売れている。ミドルネームのWはその発明家の名前からとったもの。
スカートの中の消耗品を使う時などに足を高く上げる動作がちょっと特徴的(「見えなければどれだけギリギリでも構いませんわよ?」)

「見たい?見たいの?(意:スカートの中身を)」「私の美脚、ご覧あれ!」「私の発明品は時代を先取り過ぎですのね」

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最終更新:2010年04月03日 00:14