リーゼロッタ・ドラウニー(愛称は『リズ』)

種族:人間
性別:女
年齢:16
職業:(一応)ジェスタ神官
外見:腰ほどまでの艶やかな黒髪に切れ長で大きめの茶色の瞳。色白。親友の見立てたカルシファードのテイストの加わった藍色の衣装を身にまとっている。美貌と呼べるような整って大人びた顔立ちをしているが、小柄なせいで年齢よりも幼く見える。
様々な事件を経て、少々目つきが荒んできている。


設定とか経歴

バドッカにて名うての鍛冶屋ウーゼルの娘として生まれる。
富裕層の人間として何不自由なく育ってきたが、或る時父の親友の息子、アーサーと会ったことで一目ぼれし、以降彼の為に自らのすべての物事を決定していく生き方をしていくことに。
義理の兄妹であるからストレートに好意を伝えることが出来なかったため、せめて危険に飛びこんでいこうとするであろうアーサーを守るためにジェスタに入信し
バドッカに訪れた事件のいくつかにアーサーが赴く際は共に出て行こうとし
しかし、私心なき行動と不運の連続によって常にから廻りに終わってしまい、結果としてアーサーの旅立ちに置いていかれてしまうこととなる。
それからはふさぎこんでいたが、どうしてもアーサーに対する執着と思いを捨て切れず、周囲との衝突や軋轢を顧みずに、賛同してくれたわずかな仲間と共にバドッカを出奔した。

性格は元は甘えん坊で素直で、よく考えずに行動する猪突猛進。
物静かに見えてころころと表情が変わり、ドジだったり、食いしん坊だったりと、愛嬌あり、周りに愛されるいわゆるマスコット的な存在であった。
しかし、何度もの失敗や挫折、周囲との確執を経たことによって現在はそういった部分はなりを潜め、ひどく物静かで、ともすれば以前よりも危い雰囲気をはらんでおり、その内面は周囲との隔絶を自分から生みだしたことによる負い目や、意地によって何とか支えられている。人助けに走りがちなのも、そういった部分からくるコンプレックスによるところがあり、兄に会うために、その時に胸を張れるようにと本人は語っているが、なんとも不安定なままである。

旅の始めや最中で知り合ったシルヴァやアルフレッド、幼馴染のアイカとの触れ合いを経て、時折昔の無垢で素直だった顔をのぞかせることも出てきており、甘えたり話したがったり、役に立ちたがったりと仲間の存在を支えのひとつとしている節もあり、それなりに信用はしている模様。
一方で自らの我がままに仲間を巻き込んでいる罪悪感が壁ともなっている。彼女自身の思いこみの側面が強いのだが。

バドッカに住んでいた影響で、赤の月や他の月に関しても比較的寛容な価値観を持っており、黒の月には無論容赦しないが、それ以外の異種族や、信仰の違いに関してはあまり頓着しない。
母は赤い月の信者だったらしいが、彼女を生んだ時に亡くなってしまい、父があまり語りたがらないこともあって、よくは知らない。

戦闘時はさらに厚くなった装甲を頼りに、素早いパリイングハンマーを力任せに振り回すパワーファイターなのだが、今のところかんばしい戦果は上がっていない。
冒険や戦いの度に重傷を負い、命を度たび落とすことから、生と死の観念、苦痛に対する認識や行動が一般のそれとは異なってきており、少々常人離れした価値観を持ってしまっている。

好きなものは、兄、アイカ、父親、友達、変わった建物、信念を持った人
嫌いなものは、意地悪な人、私心のないもの、気持ち悪いもの。

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最終更新:2012年08月27日 10:56