種族:古代神とかいろいろごちゃまぜ。
年齢:数えるのを早々にやめたがご高齢。
性別:神(女の子です)
クラス:大いなるもの
職業:海老名市民(つまるところニート)
外見:蒼い腰まで届く長髪をツインテールで結んでいる。が、長すぎて腰までが背中までになったくらい。
蒼い瞳。巫女服のような装束の上から革のジャンパーという奇妙な格好をしている。身長134cm
非常に愛らしい外見。
設定
遥か昔の古代神同士の争いに負け、その五体を頭も含めた6つの部位に引き裂かれ、封印された古代神
『怪物の母にして子により滅びを成したもの』
6つに引き裂かれた後、脳髄の宿る頭部だけは長き時を経て封印のくびきを逃れ、その力の大半を失い幽鬼のように現世を彷徨っていた。
記憶や力のほとんどを失った古代神は、長い時の中で人々の営みを目にし、次第に惹かれていくが、現出するほどの魔力や肉体を持たない以上
望みを持ちながらも、叶わずに彷徨うしかできなかった。
そんな気が長く、ところどころの欠落する放浪の転機となったのは、遥か昔の恩讐によって人柱として土地に縛られた雪の神との出会いであった。
雪の神は人として、己が惹かれた男と共に生きることを願っていた。
古代神は神のまま、人の世に永く触れることを望んでいた。
ここに取引は成立した。
奇跡によって雪の神が背負っていた呪いは消え去り、人の肉を得た神は男と共に人生の旅路を始め
古代神は雪の神の、神としての肉体を得て、現世に表出した。
こうして新たな肉体を得た古代神は名を護方院・夜乃と名乗り、様々な土地をめぐり、時に人に自然の猛威を見せ、時にただの子供として人里に紛れ、永い時を過ごしていった。
老いず、本当のところは食物すら必要としない夜乃は、ひとつところに留まることもできずに放浪を繰り返し
また、どうあろうがその存在を付けねらうものが居ない筈もなく、結果として己の6つに分かたれた肉体を狙う冥魔の陰謀に巻き込まれてしまう。
一連の事件を経て己の肉体を再封印した夜乃は、所詮神とは人の世に座すこともできないのか途方にくれた。
そんな時に出会ったのが
愛の魔王である。
魔王が治める
海老名は、たとえ移ろう時に流されぬものでも、その流れの中から弾かれることもなく
夜乃の愛した日常を永劫味わえる夜乃にとっての楽園との契約を済まして今に至る。
海老名では安アパートの一室に居を構え、自由気ままな暮らしを送っている。金?ちみちみとためていた貯金を切り崩しつつ。134cmで雇ってくれるバイト先募集中。
性格は古代神であったころのものと雪の神のもの、そして永い年月の放浪によってはぐくまれたみっつの人格が複雑に絡みあった複合人格ともいえるものであり
傲慢であり、小心であり、日常を愛し、冷徹でありながらも情を残し、愛を表すことが下手でありながら、その心は激しく情動に揺さぶられており数多くの矛盾を抱えながらも結局のところ主に見て取れる部分は「自己顕示欲が強く、意地っ張りで高慢。貧乏くさく、気が弱い」
多重人格とはまた違った性質である。
貧乏くささが主に発揮されるのは食欲関連。
誰に対しても「神様ですよ!」と上から目線で接するが、噛み付かれるとびびってしまうことも多々ある。
その属性ゆえに、暑さや夏が苦手。
一人暮らしをしているゆえか、料理などの家事は一通りこなすことができ、よく愛の魔王の夕食などを作っては食卓を囲んだり、普段から面倒を見たりしている。こき使われてる?いってはいけません。
神としての絶対的な権威の行使や奇跡のほか、
水分を自在にあやつり、あらゆるものを溶かす銀の雪や、水の内包する生命力を癒しとして行使するなど、水を使った術を神としての強大な魔力で行使する。本人としては「水の神」であり、「怪物の母」であり、「雪の神」のつもりなのだが
みな声を揃えて「酸性雨の神」というので、よくいじけている。
銀色ってだけで決め付けんなよ。怒るぞハゲさすぞ。確かに溶かすけど。
とある事件によって自分の力の一部を愛の魔王に吸収され支配下に置かれており、性格もあいまって逆らえないようである。
「なんてことない日常への愛」にあふれているらしく、よく愛を吸われている。
いざとなれば不完全ながらもかつての体を取り戻すことも出来るのだが、かつての自分とはまるで違う存在になってしまったために、その違和感からあまり好む行為ではないらしい。
学校に通いたいのだが、小学校になってしまうことに屈辱を感じ、いまいち踏ん切りがつかないらしい。
口癖は「神様ですよ!」
最終更新:2010年06月28日 01:34