エルガランス=アライアント
種族:ハーフヴァーナ
年齢:17歳
身長:175,3 体重:66、5
出身:エルーラン王国王都ログレス
外見:真紅の肩ほどまでの長さの鬣のような髪に金色の瞳。真紅の狼の尾を持ち、甲冑や普段着の上から常に派手目の黒いコートを袖を通さずに着用している。基本的に笑顔か得意げな顔をしているのが特徴的。馬鹿だから気づかれにくいが、美形である。
エルーランの騎士の家系。アライアント家の長男。
性格は直情径行馬鹿まっしぐら。好奇心旺盛で熱血
騎士なのは父ではなく母。
名の知れた突撃槍の使い手でランスが突撃戦術を会得しているのはそのせいらしい。槍使えよ
母の上げる最前線での勇ましい功績と衰えぬ美しさに目を輝かせたランスはそれを目指して騎士になるべく修練を重ねる。
だがしかし、正式な騎士叙勲を受けてまもなく、実父ラスターのことを母より聞き、その姿を求めエルーランを後にしてしまう。
このため故郷では未だ若くして実力を認められ与えられた「エルーラン赤枝の騎士第23小隊小隊長」というポジション「だけ」は残っており、なんとも微妙な状態(23小隊は今「形だけ」であり、実際は22と24の間に空白があいていることになる)
意外にも少年時代は凡庸で目立たない少年であり 口癖の「俺の出番だっ!!」という台詞と異常なまでのポジティブシンキングは、少年時代の自分への反発から来ていると思われる。非常にナイーブなところがあるのを、知られたくないようである。
とぼけた顔をして非常に高いレベルで結実した剣技を持っており、戦場を駆け巡るその能力は並の戦士には引けをとらない。
基本的に後先を考えず、己の感性にしたがってひた走るので、事態を動かすこともあるが、基本はみんなのトラブルメーカー。
なんだかんだと兄弟達のことはとても愛しているのだが、長女だけは苦手。
彼の持つ魔導武具、ラスターの字が刻まれた「カオティック・イニシャル」は元は実父ラスターが、母イシスより譲り受けたものであり、アライアント家に伝わる由緒正しいマジックアイテムである。禍禍しい刀身には「汝偽りなりて彷徨うべし かの黒きは戒めの咎。罪を贖うべし」という文字が古代エルダ語にて書かれている。
その家系は エルーランの騎士の血として迎え入れられながら、その源流ははっきりとせず、それを残す文献も今では存在しない。唯一残された文献には、血筋の事を「古よりの黒き咎」と記す一文があるが、何を指すかは定かではない。イシスとラスターの関係性については、母から何も聞けなかったために預かり知らない。それも彼を突き動かす要因のひとつだろう。何はともあれ今日も馬鹿一直線
父に関しては過大評価と尊敬を抱いており、その性格もあいまって若干冷ややかな対応をされてしまう。
母の影響か女性、それも美しいか、可憐か、気が強い女性が駄目で、そのほかにタマネギやチョコレートも駄目だったりする。誰にも教えていないが、母の妙な教育の影響で「お座り」といわれると反射的に動きが鈍ってしまう癖がある。
「俺の出番だ!」以外に時折「俺はグレェェートな男だからな!」といっていたりするが、取り合ってもらえない。
現在、紆余曲折を経て魔族という得体の知れない存在となっており、その行く先は非常に危ぶまれる。
最終更新:2010年10月13日 01:50