リザードマン
リザードマンPC説明:
リザードマンは、身長2m弱の直立した蛇のような姿をした種族です。
リザードマンは生まれてから15年たったあたりで一人前と見なされ、肉体的なピークは120年を超えたあたりで150年を超えたあたりが寿命と思われています。
PCとなるリザードマンは部族の命や掟、個人的な動機等様々な理由により部族を離れ旅をすることになる事が多いです。
リザードマンは蛮族の中でも異端である存在で他の蛮族とはあまり協力関係にありません。
リザードマンの思想は独自の大地への信仰に基づくものであり、人族が余り理解できるものではありません。
部族を全体で一つのものとして考え、その部族全体の維持を何よりも大事にするという考えがリザードマンの社会であり、そのためにリザードマンには自我という概念が薄く、自分も含め個々を群れの一部として認識していることが多いようです。
群れを守るために全員が戦うための力を持ち、蛮族における戦士の一族のような性格傾向の者が多々見受けられます。
自我を認識したリザードマンは自然と旅に出る事が多く、PCとして扱われるリザードマンには独特の個性があります。
リザードマンは大地信仰に基づいた様々な生贄の儀式を行います。
それが人族との軋轢になっていることが普通であり、普段は相容れる存在ではないのですが、別段人族だけが生贄候補という訳ではないので部族単位で人族との取り決めをしている場合もあります。
信仰に関しては個々人で信仰を持つことは稀で部族単位で信仰を持つ場合が多いようです。
人間との交易をおこなっている場合もあり(貨幣の概念が若干薄いので物々交換が主流ですが、交渉を行う物は貨幣の概念を理解している場合が殆どです)、その場合は漁業を中心としています。
手先が器用であるため自前で武器をつくったり、人族からもたらされたものを独自の改良、加工を行うことも得意としています。
交易などを行っている部族は人族の村や街を共生の相手と見なし無償の協力を行うことが多々見受けられ、忌避感なく受け入れられる存在となっている場合があります。
人間と交流を行っているリザードマンは技術として分かり易い魔導機術を学ぶリザードマンが多いようです。
しかし閉鎖的な環境になりがちな魔術師協会と関わることは少なく真語魔術、操霊魔術を学ぶものは稀です。
集団を指揮、統率することに長けている為に傭兵業を営んでいる場合もあります。
初期修得言語:「汎用蛮族語」の会話と読文、「リザードマン語」「ドラゴン語」の会話を得る。
選択不可の技能:なし
ソーサラー、コンジャラーの技能を持つものは稀。
種族特徴:
「鱗の皮膚」:防護点を+1する。
「尻尾が武器」:<尻尾>を武器として使用することが出来る。
「水中適正」:水中でもペナルティを被らない。一回の息継ぎで一時間無呼吸での活動が可能。
6レベル:
新たな種族特徴「集団統率」を得る。
「集団統率」:「集団統率」の種族特徴を持つキャラクターから半径3m以内が対象となる。
言葉が通じる自分以外の任意の対象に効果を適用することができる。先制判定の達成値に+1のボーナスを得ことができる。
「集団統率」を持つキャラクターが近接攻撃、射撃攻撃、行使判定のいずれかを行った場合、1ラウンドの間キャラクターが行った判定と同じ判定の達成値に+1のボーナスが得ることができる。
この効果は同じ「集団統率」を持つキャラクターが居たとしても同じ判定を用いる場合は重複しない。
11レベル:
「集団統率」による達成値のボーナスを+2に変更する。
リザードマンの能力値の決定:
A |
1D+6 |
B |
2D |
C |
2D |
D |
1D+6 |
E |
2D |
F |
1D |
弱点(戦闘時、弱点看破判定失敗で適用)
土属性ダメージ+3点
生まれ表:
出目 |
生まれ |
初期所有技能 |
基礎能力値 |
初期経験点 |
2~3 |
野伏 |
レンジャー |
技:8 体:6 心:8 |
2500点 |
4~5 |
斥候 |
フェンサー&スカウト |
技:10 体:6 心:6 |
2000点 |
6~8 |
戦士 |
ファイター |
技:8 体:10 心:4 |
2000点 |
9~10 |
射手 |
シューター |
技:10 体:7 心:5 |
2500点 |
11~12 |
妖術師 |
フェアリーテイマー |
技5 体:7 心:10 |
2000点 |
リザードマン運用:
リザードマンは全身をフードなどを深く被っていればリルドラケンと誤解してくれる場合がありますが、翼が無いので為不自然に思われることが多く、じっくり見られると顔の作りが明らかに違う為すぐにばれます。
リザードマンの体型を隠した上で街に入る事が容易くなる「きぐるみリルドラケン」は非常に重宝されています。
初期所持の穢れ2点で、守りの剣の影響は不快感のみに留まります。
部族単位で交流を行っている村や街であるのならばリザードマンは重要な取引相手であり、街を守ることに協力してくれる存在である場合が多いので、歓待されることもあります。
しかし普通の村や街であるのならば明らかに異端な存在とみなされますので注意して下さい。
社会性の違いから来る考え方の差異等を上手くロールしてください。
最終更新:2011年02月11日 22:06