レインⅤ世
種族:コボルト
年齢:5
性別:男
生まれ:魔術師
出身:カインガラ近郊アルバトロス邸
職業:操舵手兼武具整備士兼調理助手兼雑用
外見:茶毛緑眼。撫で心地の良い短毛種で気弱涙目なコボルト。耳は垂れ気味。
ロ・アール・アルバトロス船長の従者にしてアルバトロス号の操舵手を務めるコボルト。
臆病ではあったが蛮族側に与していた『豪雨の』のレインⅠ世の子、知力と管理能力に優れていた『時雨の』レインⅡ世の子、家事と隠密能力に秀でた才を持つ『霧雨の』レインⅢ世の子、園芸師として名を馳せた『通り雨の』レインⅣ世の子であり、武具の製造整備に適正を見出され『天気雨』の称号を得たコボルトである。(ここまで30年)
生まれた時からロ・アールの従者として育てられた、彼の野望の最大の犠牲者にして、最初の理解者。
飛行船のマニュアルと睨めっこした後は、魔術の訓練を行い、、その後、主の武具の整備をする。という英才教育じみた生活を幼少の頃から続けてきた結果、成人時点で『コボルトの』限界に到達するほどの実力を見せる。
しかし、本人は至って気弱であり、おうちが大好きで冒険心など逆さに振っても出てこないチキン・オブ・チキン。犬だけど。
当然ながら今回の出航にも反対していたし、傭兵団としての活動にも消極的なのだが、それでも協力してしまうのは旦那様の事が嫌いになれないから。
洗脳?いえいえ、尊敬の念です。
最大の特徴は「ぴぃぴぃ」鳴く事で、追い詰められては「ぴぃ!」連れ出されては「ぴぃ!」捕まえられては「ぴぃ!」論破されては「ぴぃ!」とそこいらの鳥よりもよく鳴く。
特に主にはよく鳴かされていて、主の無茶に振り回されるたびに彼の悲鳴がこだまする。
戦闘能力的には繰霊術師中心のウィザード。特に魔杖を操る能力に長け、コボルトの限界を多種多様な技術や道具の力で補い、何とかして主の役に立とうとしている姿は狡いを通り越して健気ですらある。
最終更新:2011年06月06日 00:36