種族:ドレイク
年齢:18歳
性別:男性
出身:フェイダン地方蛮族の王国
職業:元冒険者、現在傭兵(船内では雑用)
技能:ファイター4、プリースト(ライフォス)3、レイバー5、バウンサー4、コマンダー1
外見:金の短髪に縦長の瞳孔を持つ赤い目をした柔和な顔立ちのドレイクの青年。黒を基調にした神官服の上から金属鎧を身につけ、さらにその上から白いコートを着た騎士調の容姿。手袋までつけて、肌の露出を出来るだけ抑えている。
経歴他
フェイダン地方、ガルーダエンブレスの治める王国にて生を得たドレイク。
幼いころはその実力主義の貴族社会に従って生きていたが、偶然にもエンブレスの後継に祭り上げられていた幼い姫と出会い、幾度かの秘密の逢瀬を経て恋仲となる。
成長するにつれ、会うことが出来なくなり、やがて姫の立場と、それにしばられる姫の存在、その悲しみを知ることになる。
自由を望んでも女王に縛られかなわない彼女の境遇、その力の束縛を作りだしている蛮族達の社会体制に怒りを覚え、彼女と結ばれるために、よりより未来の為に変革を促そうと立ち向かうが敗れ、その罰として魔剣を折られ、蛮族社会から追放される。
失意の中、それでも彼女と生きる、種族や歴史の壁を越えた未来を想い描く心の中にライフォス神の導きの声を聞いた彼は、王国の頂点であるエンブレスを打倒し、必ずや思い描く世界を作り出すことを誓った。
その後、ボロボロの体のところを物好きな冒険者の親父ガロに拾われた彼は、強くなるため、また、己の信念の為、人族達に認められようと冒険者として小さな事から努力を重ね、名誉人族の地位を得るまでに至った。
その後、エンブレスによって落とされた飛行艇の面々が、エンブレス打倒の為に傭兵団を旗揚げしたことを聞きつけると、お世話になった人たちに事情を説明し、理解を得るやすぐに駆け付け、己の目的の為に入団することを決め、現在に至る。
『僕でよければ』
性格は礼儀正しく他者に寛容でお人よしな上、正義感が強い。争い合うことが当たり前になっている人族と蛮族、蛮族同士の別種の争いといった種族間の争いや、それを助長する風習に胸を痛めており、それらに対しては切実な己の想いを全力でぶつける熱血漢。
風習や種族による差別を嫌うため、誰に対しても平等に礼儀正しく接し、尊敬し、友情を育むことを是としている。
自己犠牲の精神が強く、何かにつけ危急に首を突っ込むことも多いが、信念を貫くまでは死にはしない、と自信過剰というより信念一直線である。
種族や慣習の壁を越えてわかり合うことがきっと出来ると信じている理想家で、その為にこそ既存の秩序や規範を超え、変革しなければならないと思っている。まずは自分たち蛮族が変わり、姫との真に自由な想いを為すことできっかけになれば、と思っている。
よくよく「ルールの為に人がいるのではなく、人がよりよく生きていくためにこそルールがある」というようにライフォスの教義にある「調和」「寛容」「慈愛」はともかく「秩序」とは若干相容れない考え方をしていると受け取れなくもない部分がある。
幼いころに自分に生きる事や愛することの素晴らしさを教えてくれた姫を心の底から愛しており、語ることこそ多くないが、姫との思い出や、語らい合った言葉を胸に、弱く、折れそうな自分を支えている。
『僕は死にはしないっ。絶対にだ!』
いざ戦いとなれば長大な両手剣を振りかざし、神聖魔法を織り交ぜ勇猛果敢に敵と戦う戦士である。智謀をめぐらすことも出来なくはないのだが、その性格と信念故に向きはしない。
船内では主に荷運びを始めとした力仕事や、船員が船を空ける際の留守番など、いわゆる雑用仕事がメインとなるはずだが、当人は文句なく真面目に仕事に当たるようである。
最終更新:2014年08月28日 00:07