種族:ナイトメア
年齢:56
性別:男
職業:冒険者兼傭兵
外見:碧色の髪と赤褐色の細い目が印象的な細身の男性
黒い帽子と背中のあいた黒いベスト、黒いコートを着用している。
設定とか
傭兵団に所属するナイトメアの男性
エンプレスに与するものに奪われたとある物品を取り返すために傭兵団の力を必要とし、エンプレス打倒に協力することを条件にお互いの利益の為に入団した。
性格は慇懃で饒舌、常に飄々としていて、言葉や行動の真意が測りにくい。強烈な2面性の持ち主で、裏返れば敵には容赦のない冷酷非道な性格だが、それを悟られることを好まず、そういった側面が発揮されることは平時ではほとんどない。
昔は穏やかで心優しくも芯のつよい性格であった。
経歴とか
現在のリオス地方の小さな村に生まれる
ナイトメアであることから、忌子として迫害され、成人と共に都市部に一人立ちをする事に。
そこで出会った同じナイトメアの青年二人と意気投合し、冒険者として生計を立てていくこととなる。
冒険を重ねる内、バロック達はとあるマジックアイテムの情報を入手する
それは「全てを集めれば、穢れを取り払うことが出来る」と言われる3種のマジックアイテムの存在だった。
ナイトメアであること、穢れを持つ苦しみを共有する3人は、このマジックアイテムを使って自分たちの穢れを払い、普通の人間になれるのでは?と、これらの捜索を開始する。
艱難辛苦の末、それら3つを集めきることに成功するが、ここで彼らの関係性を致命的に崩壊させる事件が起こる。
3つ目を揃えた時、彼らの内の一人が、他の仲間たちを裏切ったのだ。
マジックアイテムの正体は「周辺の穢れを取り込むことによって莫大な力を得る事の出来る」禁忌の品物であり、裏切った友人は、最後の一つを手にした瞬間、それらの力を他の二人がふるう様を見ていた劣等感、ナイトメアである苦しみ、そういった負の感情から、力への欲求を爆発させた。
裏切りによって、その真の力を発揮したマジックアイテムは奪い去られ、もう一人の友人はバロックをかばい、息絶えてしまう。
友人の裏切りと、友人の死
連鎖的に起きた悲劇にバロックの精神は悲鳴を上げ、崩壊していった。
他者を信じず、冷酷非道で、攻撃的な人格
それを覆うための、度を超すほどに堅牢で、闇を見せない仮面の人格
歪みきったこれら二つを同時に併せ持ち、それまでのバロックとはまるで異質な精神を構築するに至った。
事切れた友は、今際に「会うことは出来なかったが、自分にはもうすぐ10歳になるであろう、子供が居る。出来るならば・・」そう遺言を残した
裏切り者への復讐と、奪われた魔法具の奪還
そして、友の忘れ形見を守る
これら二つの為、壊れ切った彼は行動を開始した。
名を変え、姿を変え、裏社会の闇を彷徨い、30年もの長い年月をかけた。
復讐すべきものの足取りを掴む事に成功した
友の忘れ形見は、その正体を突き止めた時には既に亡くなっていたが、その孫の存在を知ることは出来た。
復讐すべき友は、エンプレス・・女帝の下に
友の子孫ルイスは、それを倒すべく、傭兵団へ加入することに。
傭兵団の長ロ・アールとは団長が成人したての頃にあったことがあり、旧知の仲というか、顔見知りである。部族の人間を伝ってであるが、ある程度の事情と変貌前の自身を知られている。その為、何かと気苦労を強いられることも。飄々とした彼はそれを気取らせないが。
バロック・バイスマン(罪人バロック)は偽名であり
本名はヨハン
最終更新:2014年08月28日 00:07