竜胆の花言葉は「正義、寂しい愛情、悲しんでいる時のあなたが好き」
年齢;22
性別;女
職業;何でも屋(フリーターに近い)
能力:instrument(道具)、punch(拳闘)
外見:腰までの灰色の髪に、同じ色の鋭い瞳を持つ。端整だが冷たい印象を与える顔立ち。
年の割に小柄な体躯をフリルブラウスとマリースカートのゴスロリファッション+ジャケットという組み合わせに包んでいる。常に大き目で艶消しの黒の頑丈なトランクケースを持ち歩いている。
設定とか
二つ星のはぐれVIP能力者。
現在は主に攻撃方面だけではあるが、道具の性能を引き出し、活用できるinstrument、格闘術を扱うことのできるpunchの能力を持ち、トランクケースやスカートの中に収納した鋼糸と拳闘術を駆使して闘う。
反VIP主義者である家の子に、VIP能力を持って生まれ忌み子のように排斥されて育ってきた。中学に上がると同時に家族との軋轢から出奔、その地域を担当するトリニティの支部もなかったために発見されず、はぐれとして生きていくことに。現在はS市のおんぼろアパートを根城に、VIP能力を使い裏稼業などで生計を立てている。
非常に強力な能力の使い手だが、反して原初の叡智の総量は少ないらしい。これは達人系の能力者であることに起因すると思われる。
性格は冷静沈着で物事に容赦が無く、ドライ。
幼い頃から過酷な環境で育ってきた故か、女性らしさや教養にかける部分が多く見受けられる。
本来は穏やかな性格だったはずだが、苦痛の日々に徐々に摩耗していった。
自らの能力をよりどころに生きてきたため、悪事であれ手を貸し、「一度受けた仕事は必ず完遂する」という信念に従って行動する。
「世界は不平等で、救えない人間などごまんと存在する」と語るなど、諦観と現実に満ちた冷酷な側面を持ち合わせながら「罪も無い弱い人々が力によって虐げられることを許してはおけない」
という矛盾した思考を持つ。
悪が悪を食むことも、善と悪が争うことも咎めはしないが、善であれ悪であれ、力によって何の関係も無い弱い人間が傷つけられることを嫌い、これに触れる時は彼女のその他の信よりもこれを優先する。
これは正義感というよりも、彼女自身が能力の如何にかかわらず虐げられる弱者の立場に居る事が多かった故の自己投影でもある。
外見に似合わずヘビースモーカーで、銜え煙草が好き。
ゴシックロリータに身を包んでいるのは、せめてもの少女らしいものへの憧れから来るもの。
口癖は「面倒な」
経歴とか
上記のとおり、反VIP主義者の家にVIP能力を持って生まれ、家を出た後ははぐれVIPとして生きていくことになった。
出奔当初は右も左も分からず、辛酸を舐めることも多かったが、その高い能力から徐々にその界隈で名が知れていき、はぐれ独自のネットワークの中で生きてきた。
ヴィーナスの思想に殉じる事は出来ず、今までの自分の行いからトリニティに入ることも出来ないとかんがえており、何処か齟齬を感じながらも日蔭者として日々を送っている。
最終更新:2014年08月27日 23:51