エレン・ツォスト

種族:人工VIP能力者
性別:女
年齢:不明(月影と出会ったころから容姿が変わっていない)
職業:何でも屋
能力:powerd(強装)
外見:病的なほどに白い肌と深紅の瞳を持つアルビノの美少女。
蒼いショートカットの髪にゴシック調のリボン、袖なしのゴシックワンピースに軍用のブーツという出で立ちで、肌の露出している部分はほぼ全て包帯で覆われている
無表情で、いつも何処をみるでもない表情をしている


設定とか

登場シナリオ「アイ・おぼえていますか」

かつて日之影・月影が所属していたヴィーナスの研究所にて原初の叡智を投与されて人為的に生みだされた人工VIP能力者
成功例が少なく、原初の叡智の投与には多大な危険が伴うとして研究が廃棄された後、月影に保護され、彼の下で研究の手伝いなどをしていた
月影が政争に敗れヴィーナスを去った後、一部の強硬派によって無理な実験と薬物投与による改造、精神制御を受けた末に暴走、ヴィーナスを脱走するが、記憶喪失となる。
その後、偶然にも夢先・天に拾われ、彼女と共に裏社会のエージェントとして汚い仕事をこなしてきた
裏稼業をこなすうちに体内の原初の叡智との同調が強くなったことに起因して失われた記憶を思い出すが、数多くの悪事に手を染めた自分が月影と会うことは出来ないと思いこみ、接触を断っていた
「原初の巨人」事件の折に月影の暮らすH市にやってきた際、計画の途上で自らの命が失われることを知っており、またそれを受け入れていた彼女は最後に一目みようと月影の下を訪れるが、それが迷いを生み、月影らと敵対するも、結果として生きることを選んだ

性格は無垢で幼く、感情に乏しくて人形的で、そんな自分を疎ましく思っていたが、事後、ある程度の整理と道筋は出来たようである。実年齢は不明だが純真で人の言うことをあまり疑わない為、河野が月影に対してしかけたいたずらの種に見事にハマった。
だが無知というわけではなく、コンピュータ操作や研究の手伝いなど、むしろ知的で知識に溢れるが、実践や実感が伴わないためにアンバランスな部分を内包している。
実は月影の関わっていた研究内容の一部が人工能力者計画に流用されており、そういった意味では親子である。
エレンはこのことを知っているが、あえて話してはいない
そういう経緯からか月影にとてもよくなついており、また似てきている。

能力は体細胞クラスまで強化し、全身を武器あるいは鎧と化す「強装」でこれによって人間兵器と化した全身を駆使して闘うが、その性能は防御にこそ本懐があり、生半可な攻撃は能力発動時にエレンの周囲を展開する3重の盾に阻まれてしまう。

事後、「自立の幇助をしてもらう」として月影のもとに押しかけ、なかば強引に居候することに。
人間らしい機微を少しずつ身につけながら、何でも屋として活動していて、以前よりも露骨に月影にべったりするようになったほか、妙に賢しく、おせっかいになっており、日之影邸における家事雑事を担当している。
河野のいたずらの尖兵
最終更新:2011年11月22日 02:59