月城・真昼

年齢:外見年齢17歳相当
性別:女性
ワークス/カバー:レネゲイドビーイング/高校生
コードネーム;ヴァイオレット・エッジ(紫晶の刃)
ブリード:トライ
シンドローム:サラマンダー・モルフェウス・ノイマン
侵食率基本値:33%
外見:黒髪のポニーテールに澄んだ紫色の瞳の色白の美少女。
小柄だがすらりと整った肢体をYシャツの上から丈の短い黒いサロベットとニーハイソックスにブーツで包み、その上から黒いレザーブルソンを羽織るという少しちぐはぐなファッションがお気に入り。学校では隙なくしっかりと制服を着ている。
リボンやベルトなどの小物がすべて紫色なことと、前髪のひと房や毛先が紫がかっているのが特徴的。

設定とか

UGNのN市支部にてエージェントの任についているトライブリードのオーヴァード
モルフェウスとして非常に優れた創造能力、サラマンダーの熱量操作による防御能力、ノイマンの高速演算による戦闘技術を組み合わせて闘う戦闘要員。
成分不明の紫色の水晶体を起源とする独立型のレネゲイドビーイングであり、作り出す武具がすべて透き通った紫色をしていることから「ヴァイオレット・エッジ」というコードネームで呼ばれている。
その名の通り、戦闘時は生みだした紫水晶の西洋刀を用いて戦い、高い戦闘能力を誇る。多刀流を扱うことも出来るが、高い攻撃能力と引き換えにレネゲイドウィルスの活性化を速める為、切り札として普段は温存している
くるくると剣を回す動作が癖だが、その悪ふざけとも取れる動きで侮る相手を容赦なく切り捨てていく。
ビーイングとしての能力を露にした際は髪の毛がすべて透き通った紫に染まると共に四肢が結晶化し、胸部に紫水晶の華が咲き、この形態時は非常に高い防御能力を誇る

経歴とか

元々はFHのとあるセルの研究、発掘作業の際に遺跡の中の紫水晶の柱の中で眠り続けているところを発見、サルベージされる。
研究班の試行錯誤の結果、その眠りから覚醒するが眠りにつく以前の記憶を失っており、保護という名目で様々な過酷な研究の実験体として扱われる事に。
肉体と精神を摩耗し続ける日々の中で「とある計画」の最中、日之影・月影という男によって救われ、6年ほど前に道具としての呪縛から解放される。

記憶もなく、ただ道具として扱われ続けた彼女に、その男が与えた「人としての尊厳」「当たり前の生活」に最初は戸惑うばかりだったが、レネゲイドビーイングが本来持つ「人間というものを知る」という根源的欲求によって徐々に順応していき、彼の援助の下4年程前にN市のマンションにて1人暮らしを始めた。
イリーガルとして活動しながら、時折彼と便りをやり取りしつつ生活していたが、2年ほど前に彼の死亡の噂を耳にすることに。
その真偽のほどを疑い、情報を得るためにUGNと接触。
月影の消息や、兼ねてより疑問に思っていた自分の出自などの情報を探ってもらう代わりに、エージェントとして協力することになり、現在に至る。
支部長の計らいによって平時は高校生として生活を送りつつ、緊急時にはエージェントとして活動している。

性格は一見冷静そうに見えるが、存外短気。迅速な決断と行動力と言えば聞こえはいいが要するに独断専行。
ばっさり切り捨てるような発言もするが、意外に面倒見がよく何くれとなく学友やUGNの同世代の友人の世話を焼いており、なんだかんだ日常を楽しんでいる。
エージェントとしての任務の都合上欠席や早退が多いため、見た目と相まって「病弱で儚げでお嬢様的」というイメージがあるが、その性格や行動もあって、度々化けの皮が剥がれている。
年齢は不詳だが、遺跡での覚醒から数えると8歳ほどとなる。
そういった経緯からか、ノイマンの能力によって聡く達観したような部分はあるものの、しっかりしてそうな印象に反して無垢で子供っぽい部分もある
自身の過去の経緯からか非人道的な行いや非行悪行を許さず、そういったものに大しては断固として立ち向かっていく。
何かに影響されたのか、「卿」という二人称や少々時代がかった口調や月影に影響されている故に男性的で女性らしくないところを地味に気にしていて、お洒落などに気をつかっているが、大体に置いて羽織っている月影のプレゼントであるレザーのブルソンがいろいろぶち壊しにしているなど、少々ずれた感性の持ち主。
その奇妙さから一部より天然扱いされている。
仲のいい人物や女性に対しては「君」という二人称をつかい、口調が柔らかくなる。逆に敵対していたり、信用ならない人物などに対してはより顕著に時代がかった口調が出る。


自身の親と言ってもいい(本人的には)月影に大しては幼く無垢な部分があらわになることも多く、そのスタンスや強さに憧れに近い敬意を抱いており、いつか恩に報いたいと同時に超えるべきとも思っている。

自身を道具扱いした研究者へのトラウマと憎悪からか「研究者」や「学者」というカテゴリの人間に対して苦手意識と不信感が強い。

ゼノスに属している「戦いの女神」と交戦し、敗退した事があり、その能力の強さと同じビーイングであるという理由故、人格というよりも本能で好ましく感じていると同時に、好敵手として認識している節がある。

時折失われた記憶の断片とを夢に見ることがあり、自身の記憶に由来しない後悔に似た感情の源泉を気にしている

レネゲイドビーイングであるということを感じさせない程に人間味に溢れた人格をしており、本人はそれを自分たちが持つ「根源的な人間への知的好奇心」によるものだと語っているが、出自の不明故その真相は定かではない。

好きなものはジャンクフードとB級映画に月影。
口癖は「これが人のいう○○というものだろう?」

タグ:

眠り夜
最終更新:2014年08月28日 00:14